

みやぎ発、ご自愛ライフスタイル発信プロジェクト#ReLifeから
読むデトックス、連載スタートです。
著者は、結婚相談所オーナーとして、
国際コーチング連盟ACC認定コーチとして
たくさんの方の幸せ探しをお手伝いされている
菊地綾乃(きくちあやの)さん。
幸せのカタチはひとそれぞれ。
そのことに気づき気持ちが楽になるエッセイです。
心と体はつながっているから。
気付かないうちに疲れていたり
モヤモヤした悩みを抱えているみなさんの心が
この連載で少しでも解放されますように。
文章中の写真では、季節のお花を花言葉といっしょにご紹介していきます。
ご実家がお花屋さんを営まれている菊地綾乃さんに
セレクト・撮影いただいています。
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皆さん、こんにちは☺
新年度が始まり、ゴールデンウィークも過ぎて、少しずつ日常のリズムが戻ってくる頃になりましたね。
4月から新しい環境に入った方も、変わらない毎日の中で少し気を張って過ごしていた方も、この時期になると、ふっと疲れが出てくることがあるかもしれません。
我が家も、娘たちの新学期や予定が少しずつ落ち着いてきて、猫もようやくいつもの場所でのんびり過ごす時間が増えてきました。娘の枕の上で気持ちよさそうに眠っている姿を見ていると、「少し力を抜いてもいいんだよ」と言われているような気がします。
5月は、新緑がきれいで気持ちのいい季節でもありますが、その一方で、心や体が少し追いつかなくなる時期でもあります。
「人に会うのがしんどい」
「連絡を返すのも少し負担」
「元気に振る舞えない自分が嫌になる」
そんなふうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
だからこそ今月は、人付き合いに少し疲れてしまったとき、自分を責めすぎず、心を少しゆるめるための考え方についてコラムにまとめてみました。
読んでくださる中で、「私だけじゃないんだ」「今日は少し休んでもいいのかもしれない」と感じていただける部分があれば嬉しいです。 それでは、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
もちろん、少しでもヒントとなるように全力で努めますが、コーチングの性質(相互にコミュニケーションをとりながらゴールや問題解決に向かう)上、私の回答がお悩みの正解という訳ではありません。違った方向からお悩みを見つめる一つの参考になれば幸いです。
さて、今回のお悩みは…
人付き合いが下手で、相手のことを思うあまり会いに行かなかったり、過去に何回か急に嫌われて音信不通となった友人もいます。家族以外誰とも会いたくない日が多く、自分はおかしいのではと思います。
なかなか自信が持てず、なにもかもが自分を拒否しているように思えます。出かけるのにとても決心とエネルギーが必要で、人に会った後、『あんなこと言わなければよかった』『こうすればよかった』と悩みます。
(宮城県 ブナさん 60代女性)
新年度が始まり、GWも終わって、少し疲れが出てくるこの時期。
「なんだか人に会いたくない」
「ひとりでいたい」
そんな気持ちになる方も、実は少なくありません。

ミモザアカシア
花言葉「友情」「優雅」「感謝」
最初に、どうしてもお伝えしたいことがあります。
「あなたは、おかしくなんてありません」
人と会うことにエネルギーが必要だったり、家族以外には会いたくない日があったりするのは、心が疲れているサインかもしれません。特に、人の気持ちを敏感に感じ取る方、人を大切に思う方ほど、知らないうちに気疲れをしてしまうことがあるように感じています。
だからまず、「私って変なのかな」「ちゃんとできない私はダメ」と思う前に、「今、少し疲れているのかもしれない」と、自分に声をかけてあげてほしいのです。
ご相談の中にあった、「相手のことを思うあまり会いに行かない」という言葉。私はここに、とても深いやさしさを感じました。
本当は人が嫌いなのではない。むしろ、人との関係を大切に思うからこそ、「嫌われたくない」「変なこと言ったらどうしよう」「相手を困らせたくない」そんな気持ちが強くなってしまう。その結果として、「会わない方が迷惑をかけないかも」「距離を取った方がいいのかも」と思い詰めてしまうのだと思います。
でも、それは逃げではなく、自分と相手を守ろうとしてきた結果なのではないでしょうか。だから、そんな自分を責めなくて大丈夫。それだけ人との関係を大切にしてきた証なのだと思います。
まずは、「今までよく頑張ってきたね」と、自分に声をかけてあげてほしいです。

クチナシ
花言葉「喜びを運ぶ」「とても幸せです」「優雅」
人と会った後、「あんなこと言わなければよかった」「嫌われたかな」「変な人って思われたかも」そんな「脳内反省会」が始まってしまうこと、ありませんか?
実は、私自身も今でもあります。相手の顔色が気になりすぎて、「嫌われてないかな」「変に思われてないかな」と考えることに精一杯になり、肝心の相手の話が頭に入ってこない。結果、とんちんかんな返しをしてしまって、「あぁ…やってしまった」と、あとからひとり反省会。良かれと思ってかけた言葉が相手にうまく届かず、空気が少し変わった気がして、背中に嫌な汗が流れたこともあります。また、心が疲れている時ほど、家族以外の誰にも会いたくなくなってしまって、連絡も雑になってしまう。あとから、「もっとちゃんと返せばよかった」「嫌な思いをさせたかな」と、罪悪感でいっぱいになることもありました。
そんな時、私が意識していることがあります。これは以前からコラムでお伝えしていることなのですが…それは、“「事実」と「想像(解釈)」を分けること”です。これはコーチングでもすごく大切にすることの一つになります。
【事実】
・相手は普通に会話していた
・笑っていた
・また会おうという話も出た
【想像(解釈)】
・嫌われたかもしれない
・変な人と思われたかも
不安な時ほど、心は悪い物語を作ってしまうものです。だからこそ、「それって事実かな?想像かな?」と、一度立ち止まってみる。
我が家でも、双子の娘のひとりとよく笑って話すのですが、娘が「私、ママに似て妄想マシンガンだから…」と言うことがあって、その言い方がなんだか可愛くて、いつも笑ってしまいます。
でも、まさにそうなんですよね。不安な時の頭の中って、次から次へと想像が広がって、まだ起きていないことまで心配してしまう。そんな時こそ、「これは事実?それとも想像?」と少しだけ問いかけてみる。それだけでも、心の中で走り続けていた【妄想マシンガン】が少しゆるんで、気持ちが楽になることがあります。

ライラック
花言葉「思い出」「友情」「初恋」「青春の思い出」
もうひとつ、最近私自身が大切にしている視点があります。以前の私は、人と会ったあと、「嫌われたかな」「失礼だったかな」と、“相手からどう見えたか”ばかりを考えていました。でも、ある時ふと思ったんです。「私は、今日の自分をどう思う?」って。怖かったけれど、会いに行けた。緊張しながらも、相手を大切にしようとしていた。不器用でも、ちゃんと向き合おうとしていた。もしそう思えるなら、100点じゃなくてもいいのかもしれない。相手がどう受け取るかは、自分ではコントロールできない部分もあります。
でも、“自分がどう在りたいか”は、自分で選んでいける。
そう思えるようになってから、少しだけ、人付き合いが楽になったように思います。
人付き合いが苦しい時、「私はダメだ」「普通にできない」と思ってしまうことがあるかもしれません。でも私は、あなたは人付き合いが下手なのではなく、きっと「人を大切にしすぎるくらいやさしい人」なのだと感じました。
だから、焦らなくて大丈夫です。元気な日も、会いたくない日も、どちらもあなた。少しずつでいい。「この人といると安心するな」そんな人が一人、また一人と増えていけば、それで十分なのだと思います。どうか、自分にやさしく、「今日は少し疲れてるんだね」そんなふうに、自分に声をかけながら過ごしてみてください。
あなたが少しずつ、「ここにいていいんだ」と思える毎日になりますように心から願っております。
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結婚相談所「マリアージュ・lily of the valley」
カウンセラー 菊地綾乃
結婚相談所のカウンセラーのほか、コーチングの国際資格である「国際コーチング連盟ACC認定コーチ」としても活動。フラワーアレンジやアロマ、ヨガレッスンなども不定期で開催。プライベートでは、おませな7歳の双子の女の子を育てるママ。

この企画は、#Relifeプロジェクトのひとつです。
