せんだいタウン情報 マチコ

2022年07月14日
対話を重ねて幸せ探し きくちあやののいつも心に花束を。Vol.3「聴いてくれる相手がいないなら、自分が聴いてしまえばいいじゃない!」

いつも心に花束を。Vol.3

いつも心に花束を。Vol.3

みやぎ発、ご自愛ライフスタイル発信プロジェクト#ReLifeから
読むデトックス、連載スタートです。

著者は、結婚相談所オーナーとして、
国際コーチング連盟ACC認定コーチとして
たくさんの方の幸せ探しをお手伝いされている
菊地綾乃(きくちあやの)さん。
幸せのカタチはひとそれぞれ。
そのことに気づき気持ちが楽になるエッセイです。
心と体はつながっているから。
気付かないうちに疲れていたり
モヤモヤした悩みを抱えているみなさんの心が
この連載で少しでも解放されますように。

文章中の写真では、季節のお花を花言葉といっしょにご紹介していきます。
ご実家がお花屋さんを営まれている菊地綾乃さんに
セレクト・撮影いただいています。

 

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自分の気持ち、どうアウトプットする?

こんにちは☺菊地綾乃です。
前回のセカンドコラムも読んでくださり、また温かいコメントをくださったみなさま、立ち止まって自分の状況を改めて見つめ直してくださったみなさまに心から感謝しております。気づきなんて大げさなものを与えられる私ではありませんが、自分の心を無視してしまっている。自分のためだけに何かするなんて…と思っちゃう皆さんの背中に優しく手を添えられたら…と願って、今回も大切にお伝えしたいと思っています。どうぞ、最後までお付き合いください。

 

さて、【自分の心】が少しずつ分かってきた皆さん、そしてコメントでお気持ちを伝えてくださった皆さん。せっかく自分の心を見つめてみたのに、そのままにしておくのってどうでしょう?

 

徒然なるままに書き起こしや、コメント欄でお伝えいただくのもすごく良い方法だと思いますし、読み直せるのは振り返りをする際にも大いに味方になってくれるとも思います!
心や気持ちに意識を向け、自分と対話するだけでなく、その気持ちを外に出す【アウトプット】も実はすごく大切なんです。
私の場合は、もったいない!とか、誰かにシェアしたい!伝えたい!話したい!と思ってしまうほうなので、わりと周りにぶちまけます笑(周りの……特に主人はいい迷惑かも🤣)
そう、私にとって自分の気持ちを聞いてもらえることって安心することだったりします。そして、私のクライアントさま達からは「自分の気持ちをアウトプットし、改めて向き合うことで、気持ちをリセットしたり、フラットにすることが出来る」なんて嬉しいお言葉を頂戴したりしています。

 

ひまわり
ひまわり
花言葉「憧れ・あなただけを見つめる」

 

編集部の皆さんからは「そういえば…自分の気持ちをただ聴いて(傾聴)もらうことなかったかも…」とか「誰に伝えよう…最近友達も作れないし」なんてご意見も頂きました。また「感情爆発会(ただ感情を思うがまま友人と爆発させる会)」というなんとも素晴らしく素敵な会をやっている猛者(編集部の新人ぴこさん)がいらっしゃって「おお―――!(一同)」となり、私の気持ちもアウトプットしながらの気づきの連続!私がコーチングを好きになれたのは【聴いてもらう喜びを知ったから】という原点に立ち返る尊い時間を過させていただきました。

 

【皆さんがそんな会を定期的にもてたら、きっと自分も周りも幸せになるだろうなー。】と楽しい妄想まで膨らみ「聴いてくれる相手がいないなら、自分が聴いてしまえばいいじゃない!」とマリーアントワネットのようなワードのひらめきが(@_@)!
まずは自分が相手の話を聴く。聴ける環境を整えることで自分自身も整う。聴くことで相手が整うお手伝いもできる。そして、その相乗効果として、自分の気持ちも自然とアウトプットしやすい環境をつくれるのではないかと思うのです。
私が日頃から大切にしている「聴く」。今回のコラムは少しだけ「聴く方法」についてお伝えしていこうと思います🍀

 

”聴く”とは、相手の感情の波に乗ること

繰り返しになりますが、これからご紹介する内容はあくまで私が「聴く」ことに徹している時に用い、気を付けている方法だということです。「十人十色」というように「絶対にこの方法しかない!」というものはありません。もちろん、正しいも間違いもありません。ご参考にして頂ければ幸いです☺

 

まず「聴く」ためには、なにせ身を入れてきかなければならないので、意識をそれだけに向けられる時間と環境が必要です😌
自分がしっかり相手の感情の波にのること(編集部の皆さんと「感情サーフィン」と命名✨)。自分の意見は必要に応じ、求められたら返す程度にして、必要以上に「解決策」を探さないこと。私もよくあるのですが「解決策」を探しだすと、そのことに意識が向いてしまって、波に乗れずサーフボードから落っこちます🌊ドボーーーンです笑

 

そして「感情を素直に伝えられる安心安全な場」を一緒に作りたいと「聴く」人自身が信じることが大切なのだと私は感じています。

 

「自分から聴く!」「聞く」ではなく「聴く!」これは身を入れて、自らききにいくことだと漢字の意味にもあります。また「聴」の耳をぎょうにんべんに変えることで「徳」になるから不思議です。

 

相手の気持ちや感情をただただ「聴く」そのことが自分の「徳」を積み重ねていく一つになるとしたら、また、聴いてもらえた人はその喜びを知り、また誰かの話を聴けるようになったとしたら、改めて自分も周りも幸せになるのではと私は感じるのです。

ミント
ミント
花言葉「美徳」

 

聴くも、聴いてもらうも、どっちも気持ちいい!

自分の気持ちをアウトプットすることで、感情が改めてクリアーになったり、また違う視点が生まれはじめます。それは自分から生まれることもあれば、伝えた相手から生まれることもあります。相手の話を聴いたことで、自分の気持ちも聴いてほしいという感情がムクムクと湧いてくることもあるでしょう。そんな時は素直に「私もぜひあなたに聴いてほしい」とお伝えしても良いと思います。きっと、自分の話に身を入れ、耳を傾け、聴いてくれたあなたに「あなたのことは聴かない」と返す人は少ないのでは?と思いますし、万が一「聴かない」という人であれば、そもそもあなた自身が貴重な自分の時間を使ってまで「聴く」相手ではないのかもしれません。

 

私がヨガの資格取得でお世話になった先生からも「与えることで、すでに与えられているのよ」とのお言葉を頂戴して、その気持ちは確信へと変わりました。

 

クリスマスローズ
クリスマスローズ
花言葉「いたわり、わたしの不安をやわらげて」

 

最近「聴いてくれる相手いないかも…」と感じる皆さん。ほんの少しでも「聴く」を試したいと思った皆さん。

 

どうやったら「聴く」ができるでしょう?

だれに「聴く」をやってみたいですか?

 

profile | プロフィール

結婚相談所「マリアージュ・lily of the valley
カウンセラー 菊地綾乃

結婚相談所のカウンセラーのほか、コーチングの国際資格である「国際コーチング連盟ACC認定コーチ」としても活動。フラワーアレンジやアロマ、ヨガレッスンなども不定期で開催。プライベートでは、おませな7歳の双子の女の子を育てるママ。

 

 

*バックナンバー*
Vol.1「自分と対話していますか?」
Vol.2「自分の気持ちを気にかけること」

 

この企画は、#Relifeプロジェクトのひとつです。

#Relifeプロジェクト

どうやったら「聴く」ができるでしょう? だれに「聴く」をやってみたいですか?
コラムを読んだ感想とともに、あなたの答えを教えてください。

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