

みやぎ発、ご自愛ライフスタイル発信プロジェクト#ReLifeから
読むデトックス、連載スタートです。
著者は、結婚相談所オーナーとして、
国際コーチング連盟ACC認定コーチとして
たくさんの方の幸せ探しをお手伝いされている
菊地綾乃(きくちあやの)さん。
幸せのカタチはひとそれぞれ。
そのことに気づき気持ちが楽になるエッセイです。
心と体はつながっているから。
気付かないうちに疲れていたり
モヤモヤした悩みを抱えているみなさんの心が
この連載で少しでも解放されますように。
文章中の写真では、季節のお花を花言葉といっしょにご紹介していきます。
ご実家がお花屋さんを営まれている菊地綾乃さんに
セレクト・撮影いただいています。
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皆さん、こんにちは☺
新しい年が明け、2026年が静かに動きはじめましたね。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。にぎやかなお正月だった方も、ゆっくりとした時間を過ごされた方も、そろそろ日常のリズムに戻りはじめている頃かもしれません。
年末年始は、気持ちが少し緩んだり、反対にいろいろなことを考えてしまったり…普段より心が揺れやすい時期でもありますよね。我が家の猫も、家族が集まっている間は少し落ち着かない様子でしたが、最近はまたいつもの定位置で丸くなり、雪を不思議そうに眺めていたり…冬の静かな時間を楽しんでいるようです。その姿を見ていると、「焦らなくていいんだよ」と言われているような気がします。
お正月が明けたこの時期は、「今年はどう過ごそう」「ちゃんと前に進めるかな」と、知らず知らずのうちに自分に問いかけてしまう方も多いかもしれません。だからこそ今月は、心が少し重くなったときに、そっと置いておける考え方についてコラムにまとめてみました。
読んでくださる中で、「それなら、少し楽かも」「今のままでいいのかもしれない」と感じていただける部分があれば嬉しいです。それでは、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
もちろん、少しでもヒントとなるように全力で努めますが、コーチングの性質(相互にコミュニケーションをとりながらゴールや問題解決に向かう)上、私の回答がお悩みの正解という訳ではありません。違った方向からお悩みを見つめる一つの参考になれば幸いです。

スイトピー
花言葉「門出」「優しい思い出」「私を忘れないで」
さて、今回のお悩みは…
最近、こんなお悩みがいくつか届いていました。
【自分のことではなく、他人や身内のことで「あの時、自分がこうしていたら結果は違ったのでは…」と、あとから何度も考えてしまい、自分を責めてしまう。】
口に出すことは少なくても、胸の奥にしまってきた方はきっと多いのではないでしょうか。今日はこのテーマを、4つの視点から一緒に見つめてみたいと思います。
実は、私自身も昨年の12月、まさに同じような気持ちを抱えた出来事がありました。
「あの時、私がもう少し違う関わり方をしていたら…」「もっとできたことがあったのではないか」
そんな思いが何度も頭をよぎり、今でも内省する時間があります。
正直に言うと、「これは悪い考え方だからやめよう」と簡単に切り替えられるわけではなくて、分かっていながら、ついくよくよしてしまう日もあります。
それでも最近は、そんな自分を「バツ」と決めつけないようにしよう、と意識するようになりました。
今日は、そんな私自身の揺れや気づきも重ねながら、同じような思いを抱えている方の心が、少しでも軽くなるようなお話ができたらと思っています。

南天
花言葉「難を転ずる」「福をなす」「良い家庭」
まず最初にお伝えしたいのは、「自分を責めてしまうあなたは、決して心が弱い人ではない」ということです。
「あの時、私が気づいていれば」
「もう少し違う言葉をかけていたら」
こう思うこと、私も何度もあります。こうした思いが生まれる背景には、その人を大切に思っていた気持ち、守りたかった関係性、自分なりの責任感があります。どうでもいい相手のこと、傷つけたいと故意にやっているならここまで悩みませんよね。何度も思い返してしまうのは、それだけ相手を思い、真剣に向き合ってきた証です。
だからまずは、「自分を責めている自分」を否定するのではなく、「そんなふうに思うほど大切だったんだな」と受け止めてみてください。自責の裏側には、必ず優しさがあります。その事実に気づくだけでも、心の緊張は少し緩みます。
コーチングの現場で、私が何度もお伝えしている考え方があります。
それは、「過去の自分を、今の視点で裁かないこと」
あの時のあなたもわたしも、
・その時点で知っていた情報
・その時の心や体の余裕
・その時の立場や関係性
そのすべての条件の中で、選択をしていました。今のあなたは、時間が経って、状況も変わり、情報も増えています。今だから見える「別の選択肢」を、当時の自分も知っていたかのように責めてしまうと、心はずっと過去に縛られてしまいます。
よくクライアントさんに、こんな問いを投げかけることがあります。
「もし、同じ状況にいる大切な友人がもっとこうしていればよかったのに…と悩んでいたとしたら、あなたはどんな言葉をかけるでしょうか。」
きっと、あなたはこんなふうに伝えるのではないでしょうか。
「その時のあなたには、それが精一杯だったよ」と。
どうか、そのやさしい言葉を、今度は自分自身にも向けてあげてください。

カラー
花言葉「清浄」「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」
人は、強い感情を伴う出来事ほど、「もしも違う行動をしていたら…」という物語を、何度も心の中で再生してしまうものです。これは、「同じ後悔を二度と繰り返したくない」という、心の防衛反応でもあります。
だから、考えてしまう自分を無理に止めようとしなくていいですし、そもそも止めることが難しい場合も多いと思います。大切なのは、「考えてしまうこと」そのものではなく、
その気持ちをどこに置くかなのだと思います。私がおすすめしたいのは、後悔を「反省」だけで終わらせず、「前向きな願い」へと少しずつ形を変えていくことです。
たとえば、「あの時こうしていれば…」という思いが浮かんだら、
「この経験が、これからの私や相手、そして誰かを支える力になりますように」
「関わった人が、今、少しでも穏やかでありますように」
そんなふうに、そっと願いに置き換えてみる。
後悔を未来に向けたエネルギーに変えていくことで、自分を責め続ける時間から、自分を活かしていく時間へと、少しずつ移っていけるように思うのです。
昨年12月にあったように、私自身も今でも「あの時、もっと違う関わり方ができたかもしれない」と思ってしまうことがあります。変えられない過去を考えて眠れない日があったりもします。そういう時ほど、私は「事実」と「感情」を分けて考えるようにしています。事実は何だったのか。そこに、後から付け足している想像や罪悪感はないか。
この整理をするだけで、頭の中の霧が少し晴れる感覚があります。コーチングが本領を発揮するところだったりもします笑
そして、もうひとつ大切なことは、無理に切り替えようとしなくていいということです。
切り替えられない日があってもいい。涙が出る夜があってもいい。その感情は、あなたが誰かを大切に思って生きてきた証。揺れながらでも、あなたはちゃんと前に進んでいますよ。
どうか、過去の自分に
「よくやってたよ」
「その時の私には、それが精一杯だったよね」と声をかけてあげてください。
後悔は、あなたを責めるためにあるのではありません。これからの人生を、よりやさしく生きるための灯りです。
このコラムが、誰かの心の荷物をほんの少し下ろすきっかけになりますように願っております。
きくちあやのさんに相談したいお悩みがありましたら、お気軽に下記フォームまでお寄せください。次回以降の連載でひとつずつ回答させていただきます。
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【当選発表】連載への掲載をもって発表にかえさせていただきます。また、マチコイン付与後に編集部からお知らせメールをお送りします。
また、「きくちあやのさんに直接お話を聞いてほしい」「コーチングを受けてみたい」という方は、下記サイトからカウンセリングの申込みも可能です。ぜひ詳細をチェックしてみてください!


結婚相談所「マリアージュ・lily of the valley」
カウンセラー 菊地綾乃
結婚相談所のカウンセラーのほか、コーチングの国際資格である「国際コーチング連盟ACC認定コーチ」としても活動。フラワーアレンジやアロマ、ヨガレッスンなども不定期で開催。プライベートでは、おませな7歳の双子の女の子を育てるママ。

この企画は、#Relifeプロジェクトのひとつです。
