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2023年10月13日
対話を重ねて幸せ探し きくちあやののいつも心に花束を。Vol.13「自分さえ我慢すればいいって思ってない?」

いつも心に花束を。Vol.12

いつも心に花束を。Vol.12

みやぎ発、ご自愛ライフスタイル発信プロジェクト#ReLifeから
読むデトックス、連載スタートです。

著者は、結婚相談所オーナーとして、
国際コーチング連盟ACC認定コーチとして
たくさんの方の幸せ探しをお手伝いされている
菊地綾乃(きくちあやの)さん。
幸せのカタチはひとそれぞれ。
そのことに気づき気持ちが楽になるエッセイです。
心と体はつながっているから。
気付かないうちに疲れていたり
モヤモヤした悩みを抱えているみなさんの心が
この連載で少しでも解放されますように。

文章中の写真では、季節のお花を花言葉といっしょにご紹介していきます。
ご実家がお花屋さんを営まれている菊地綾乃さんに
セレクト・撮影いただいています。

 

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皆さん、こんにちは☺暑さ寒さも彼岸まで…なんて昔の方の偉大な言葉が通り…やっと秋らしい気候になり、心もほっと一息ついた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

コラムも少しだけお休みをいただきまして、今回が13回目となりました。お休みをいただき改めて感じたのは、コラムを進めていくごとに私自身にも自分の気持ちを整理する時間や学びがあるのだということです。

これもひとえに、いつもお読みくださり、お気持ちを寄せてくださる読者のみなさまや私のコラムをずっと一緒につくってくださる編集部のみなさんのおかげと深く感謝しております。

 

秋生まれだからか私は秋が大好きで、透き通る空の青さと高さ、鼻孔をくすぐる凛とした秋風になんだかおセンチな気持ちになるのですが皆さんはいかがでしょうか。移り変わる季節に寄せて、皆さんの心がほっこりとなれるようお悩みにおこたえしたいと思っております。最後までどうぞお付き合いくださいませ。

 

もちろん、少しでもヒントとなるように全力で努めますが、コーチングの性質(相互にコミュニケーションをとりながらゴールや問題解決に向かう)上、私の回答がお悩みの正解という訳ではありません。違った方向からお悩みを見つめる一つの参考になれば幸いです。

ご興味を持たれた方は最後までどうぞお付き合いくださいませ。

 

ペニセタム
ペニセタム
花言葉「自然に生きる・元気」

 

娘と話す時、緊張して怖くなってしまう…

さて、今回のお悩み…


娘と話す時、緊張して声がかすれてしまいます。私が何かいうたびに、「主語がない!」「その日本語おかしい!」と注意されるので、いつも緊張しています。そのせいで、自分から話しかけるのも怖くなってしまいました。会話がどんどん減り、たまに話しても体に力が入り楽しくおしゃべりできません。

(宮城県 チエ0124さん 70代女性)


 

5月には母の日に寄せて、お子さま(娘)からお母さまへのお悩みをご紹介しましたが、今回はお母さま(母親)からお子さま(娘)へのお悩みになります。

こうして、様々なお悩みに触れてみると、自分だけではなく、それぞれがそれぞれの角度からのお悩みがあり、また感じていることがあるのだと改めて思います。相手が誰であれ「会話を楽しみたい」と思う気持ちって素敵ですよね☺

今回はお悩みを寄せてくださったチエ0124さんに寄り添いながら「娘さんとの会話に緊張してしまい、会話が楽しくできない」というお悩みにスポットを当ててお伝えしたいと思います。

 

さて、今回もお悩みを少し整理したいと思います。

娘と話す時緊張して声がかすれてしまう。
私が何かいうたびに、「主語がない!」「その日本語おかしい!」と注意され、いつも緊張してしまう。
自分から話しかけるのも怖い。
会話がどんどん減り、たまに話しても緊張して楽しくおしゃべりできない。

 

お悩みを拝読し、まず感じたのは、「あっ!これ私にも経験あるな!」ということ。何気ない気持ちで話したことを相手に否定されて(あるいは、正しく直されて)嫌な気持ちになって会話をやめてしまったり、(実際はそんなことないのに)なんだか自分が悪いことをしたように感じて自分を責めたりした経験があります。私がそんな風に感じているとは、相手はもちろん気が付きませんし、悪気はまったくないので、なんとなくギクシャクした感じが自分の中にだけ残る。そんな経験が皆さんにもあるのではないでしょうか。チエ0124さんの場合は、それが娘さんであるということと、声がかすれたり、緊張して体に力が入ってしまったりとのことなので少しお悩みが深いかもしれません。

 

私が行っているコーチングのセッションでも家族とのかかわり合いにモヤモヤされている方は多くいらっしゃいますし、私自身が母とのつながりに長年悩んでいることもあり、家族とのお悩みを抱えている方は多いように感じています。私が資格取得のため学びなおしを行っている講座でも、特に幼少期の親とのかかわり合いについては深く取り扱うテーマになっています。そのくらい、身近な人の関係性は自分との向き合い方に影響を与えているのです。

 

ご自身の気持ちにモヤモヤが発生した場合に、自分の気持ちを改めて整理し、自分の気持ちを素直に伝えることや、相手の気持ちを聴いてみることは以前から何度かお伝えしていますので、今回はそれを行ったことを前提に次のステップへの2つのアドバイスをお伝えしたいと思います。

 

ステップ1は「妥協をやめる」ということです。妥協というとあまり良いイメージが浮かばないと思いますが、ここでは「自分さえ我慢すればいい」という意味で捉えてください。これも、コーチングで学んだ大切なことの一つになります。

私にとっても、そしてきっとご相談を寄せてくださったチエ0124さんにとってもこれに向き合うことはなかなか難しいことだと思います。ただ、思うのは「自分さえ我慢すればいい」というある種の‟妥協”が悩みの原因となることは意外と多いということと、それによって自分が苦しめられているとまず自覚することが大切なのではないかということです。私はこの「自分さえ我慢すればいいという考えをやめること」をお守りのように心の中に置いておくことで、物事が起こった時の判断や対処法が変わってきたように感じています。

 

今までは、「ちぇ…どうせ私さえ我慢すればいいんでしょ…」といじけてみたり、嫌な気持ちになったり、時には変な義務感と責任感で行っていたことも、全ては私自身の悩みにつながり、最終的には自分で自分を苦しめることになると心に留めておく。また、それを進んでやるのか?そこまでしないといけないのか?と自分に問いかけることで、感情に流されず冷静な状況判断をできるようになり、自分だけが…という変な被害者意識を減らすことができています。

もちろん、今回のお悩みのように、もとから悩むつもりでスタートした訳ではなく、その過程で「自分さえ我慢すればいい」と思いはじめることもあるでしょう。そんな時の対処法としても有効です!日々、たくさんの方のサポートをする中で、お悩みは千差万別ではありますが「自分の心や体を大切にし、幸福度を上げるのは自分しかいない」ということは共通であるからです。

 

野ばらの実
野ばらの実
花言葉「正義感・誠実」

 

さて、ステップ1で「妥協をやめるぞ!」とほんのりとでも心に留めていただけたら、その上で「行動を起こす」というステップに移行します。

ステップ1を心に留めてから「行動を起こす」ことが大切です。例えば、「妥協をやめるぞ!」と心に留める前と後での自分の気持ちを整理してみる。その上で、改めて相手に「ニーズ(要望)を伝える」等々。モヤモヤの多くは、自分の中での変化に気が付くと良い方向に向かう傾向があり、今回こちらにご相談を寄せていただいたこともチエ0124さんにとっては「行動を起こす」ことにつながっていますのでどうぞご安心くださいね。

また、参考までにもっと明確に「妥協をやめるために行動を起こす」向き合い方もあるのですが、これはもう少し強いイメージになり、また心の動きを丁寧に自分で見つめることが必要になりますので、ここでは触れません。

 

自己犠牲の思考を手放そう

今回のお悩みをいただき、編集部のみなさんとお話しした時にも「私もついつい母に対してそうしちゃっているかも…」や「いろんなことが完璧にできていた昔の母と今を比べてしまう」など、‟娘”側の気持ちも聴き、母は自分にとって一番身近だからこそ、居て当たり前だと思う存在だからこそ、私からの何気ない言葉が母を傷つけているかも…なんて考えもしなかったとハッとしました。

「別の言い方もあったよな…母の気持ちを無視していたな…」と、母に対する言い方が日に日にきつくなっていることに改めて反省しております。(;´д`)トホホ

 

ユリ
ユリ
花言葉「純粋・無垢・威厳」

 

「‟自分さえ我慢すればいい”が自分を苦しめていること」

「行動を起こすことで‟自分さえ我慢すればいい”を手放すこと」

 

「自分さえ我慢」したところで幸福度は決して上がりません。「娘さんと楽しくおしゃべりがしたい」チエ0124さんのお気持ちは本当に素敵だと思います。そのためにも、まずはご自分を大切にすることからはじめてみませんか?

私が思う2つのステップがほんの少しでもチエ0124さんのお役に立てれば幸いです。娘さんと楽しいおしゃべりができることを心から願っております。

 

あなたのお悩みも相談してみませんか?

きくちあやのさんに相談したいお悩みがありましたら、お気軽に下記フォームまでお寄せください。次回以降の連載でひとつずつ回答させていただきます

*応募多数の場合は、内容を基に選定する場合がございます。あらかじめご了承ください。
*連載内でお答えするお悩みに選ばれた方にはマチコイン300枚を進呈いたします。


【当選発表】連載への掲載をもって発表にかえさせていただきます。また、マチコイン付与後に編集部からお知らせメールをお送りします。

 

また、「きくちあやのさんに直接お話を聞いてほしい」「コーチングを受けてみたい」という方は、下記サイトからカウンセリングの申込みも可能です。ぜひ詳細をチェックしてみてください!

 

profile | プロフィール

結婚相談所「マリアージュ・lily of the valley
カウンセラー 菊地綾乃

結婚相談所のカウンセラーのほか、コーチングの国際資格である「国際コーチング連盟ACC認定コーチ」としても活動。フラワーアレンジやアロマ、ヨガレッスンなども不定期で開催。プライベートでは、おませな7歳の双子の女の子を育てるママ。

 

 

*バックナンバー*
Vol.1「自分と対話していますか?」
Vol.2「自分の気持ちを気にかけること」
Vol.3「聴いてくれる相手がいないなら、自分が聴いてしまえばいいじゃない!」
Vol.4「まだあわてるような時間じゃない」
Vol.5「自己開示とは心の壁を取り除く魔法」
Vol.6「誰かに話すということ…心の扉をたたいてみよう!ひらいてみよう!」
Vol.7「このモヤモヤどうしたら晴れる?心を整理してみよう」
Vol.8「【こうあるべき】を変えてみよう」
Vol.9「自分ではどうしようもないことに向き合う」
Vol.10「楽しむことは、悪いこと?」
Vol.11「母と娘の関係性」
Vol.12「仲良くなるまでの時間」

 

この企画は、#Relifeプロジェクトのひとつです。

#Relifeプロジェクト

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