みなさん、こんにちは。
今日という日をどのように過ごしていますか?
震災から10年が経ち、震災に対してもそれぞれの向き合い方をしているのではないかと思います。
私は、この時期は毎年企画展やイベントへ参加したり、震災体験者の話を聞く機会を作るようにしています。
今年も、毎年藤崎百貨店で開催されている、「展示とメッセージコンサートで綴る3.11メモリアル企画「10年後のことづて」」に伺いました。
3.11を語りつぐ会代表の渡辺祥子さんが、「被災の地で力強く生きる人々の姿は、多くの人の生きる指針となり力になる」との思いではじめた語りつぎの活動のひとつとして、2015年から開催されてきました。
今回は、これまでご紹介してきた困難から立ち上がった人々の活動を振り返りながら「今思うことや伝えたいこと」の言葉の展示や、大沼英樹さんの被災地に桜咲く風景の写真展も同時開催されていました。
仙台市地下鉄東西線荒井駅舎内にあるせんだい3.11メモリアル交流館1階では、献花場が設置されていて、犠牲になられた方に思いを寄せながらお花をあげてきました。
2階には、私たちグループが実行委員会を立ちあげ企画した「手紙/深沼ビーチクリーン記録展」も開催しています。
震災後に出会った深沼ビーチクリーン活動を紹介し、みなさまにとっての「この10年」の時間をともに考える場にできたらと考えています。
こちらは3月14日まで開催しています。
地下鉄で移動中、車内アナウンスから、
「今年で東日本大震災から10年となります。14時46分には黙祷をお願いします。」
と流れてきました。
“震災を忘れない”
それぞれができることを続けることが、100年後にも1000年後にも大事なことを伝えることにつながると、改めて思う3月11日です。
【編集長コラムバックナンバー】
◎巡り巡って「縁結びカツサンド」
◎東日本大震災と新型コロナウイルスから学ぶもの
◎仙台市新総合計画に女性たちの声を届けるプロジェクト
◎大切な人を守る、仙台市地域防災リーダー SBLの役割
◎「ポッキー」を使ってプログラミング!? 楽しく学べるグリコードとは?
◎言葉の力を信じたい。「仙台短編文学賞」
◎すべての人々にとってより良い世界をつくるための『SDGs』とは
◎昭和・平成という時代に生きて思うこと
◎売り手よし、買い手よし、世間よし、そして働き手よしの「四方よし」
編集長 門脇 佐知(Sachi Kadowaki)
ニックネーム さっちん
2010年machico立ち上げを行い、2011年からは編集長に就任。 社内では、ワークイノベーション委員会「BLENDA部会」部会長として、ワークもライフも大切にするポジティブな人生を送るため、いろいろなことにチャレンジ中です。 プライベートは夫と息子との3人家族。旅行とドラマ好きで、座右の銘は「しなやかに かつ 強かに」。
東日本大震災から10年。あなたは『3月11日』に何を思いますか?