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2019年09月18日
[編集長コラム] 「ポッキー」を使ってプログラミング!? 楽しく学べるグリコードとは?
編集長コラム~仙台・宮城、時々山形~
編集長コラム~仙台・宮城、時々山形~

 

みなさん、こんにちは。
「仙台短編文学賞」のみなさんの投稿を見ながら、私も昔は小説をたくさん読んでいたことを思い出しました。
中学生の頃は、ショーショートが好きで星新一氏の本を読み漁り、その後は眉村卓氏のSFものや、宮部みゆき氏のミステリーにもはまり、仕事で地下鉄移動中、一駅でもバッグの中に忍ばせた本を広げて読んでいたものです。
最近では、ビジネス本を読むことはあっても、小説を読む機会が少なかったことに気付いたので、もう一度本屋さんに足を運んでみようと思います。

「仙台短編文学賞」の現在の応募数はまだ20編ですが、今創作中の方も多いと思います。
締め切りまではあと2ヶ月くらいありますので、まだまだ間に合います。
ご応募お待ちしております!
【第3回 仙台短編文学賞 募集要綱】


 

さて、今回のタイトル、「ポッキー」と「プログラミング」。どんなつながりがあるのでしょう。。

来年2020年度から、小学校で“プログラミング”が必修化されます。
学習指導要領の改訂が行われ、2017年3月に公示されました。
習い事のCMなどでも流れているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

小学生にプログラミングなんてわかるの?そんな疑問が真っ先に浮かびますが、この時代にはとても大事な教育になります。

「第4次産業革命」といわれる技術革新は、世界でどんどん進んでいます。
しかし、日本は先進国と比較して遅れをとっているのが事実。
IOTやAI,ビックデータにロボット。
私たちの身の回りにあるものには多くのコンピューターが活用され、それは今やなくてはならない技術です。
私たちのサイトもまさにその恩恵を受け、情報を発信したり、みなさまの声を聞いたりすることができています。

では、小学生に必要な学習とはどんなものなのでしょう。
その学習は、特定のコーディングなどの技術を学ぶことではなく、「プログラミング的思考」を育むことを目的にしています。

文部科学省は「プログラミング的思考」を下記のように述べています。

「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)より

この「理論的に考えていく力」は、どんな時代もどんな状況にでも役に立つ資質・能力です。
プログラミング教育という一見難しそうな学習も、まずは子どもたちに興味をもってもらうところから始めなくてはならないですよね。

江崎グリコさんでは、子どものココロとカラダの健やかな成長を願い、これまで様々な教育支援を行ってきました。今回もプログラミング教育の力になるため、楽しく遊び、学ぶことができるプログラミング教材「GLICODE®(グリコード)」を開発し、全国各地の小学校で特別授業をしています。2018年から始まった授業は20回以上にもなります。

その取り組みのひとつとして、仙台市立東二番丁小学校の1年生のお子さん30名と保護者26名のみなさんを対象にした特別授業が開催され、私もこの授業を見せていただきました。この日の一週間ほど前に、江崎グリコさんのキャラクター、ハグハグから子どもたちにお手紙が届いており、そこには、グリコードのアプリの中で泣いているお友達をみんなの力で助けてほしいと書かれていました。

お話をしてくれたのは、江崎グリコ グループ総務部(北海道東北) 大濱 俊明(おおはま としあき)さん

みんなの「助けたい」思いから、授業はスタートします。
子どもたちに馴染みの深い「ポッキー」は、アプリの中のハグハグがお友達のところに進める大事な役目。
「ポッキー」の置く向きで進む方向が変わります。全員に渡されたスマートフォンのカメラでポッキーを何度も撮り直してコマを進めたり、わからない時はお母さんと協力しあったり、みんなが楽しく目的を達成していく姿に、見ていた私もワクワクしてしまいました。


 

親子で力を合わせて、アプリの中のお友達を助けます。

この学習からは、「コンピュータに行わせたい手順を考える」「間違いを見つけて修正する」を繰り返して最後は「動いた!」という感動を体験します。
“身近なアプリは誰かがプログラムで作っているんだ”と実感することも貴重な体験と、江崎グリコさんは考えます。

背伸びをしながら懸命に撮影していた遠藤瑠花ちゃんに、どうだったかな?と感想を聞いてみると、

「アプリの女の子を助けられてよかった。難しかったけど、とても楽しかった。」

とにっこり答えてくれました。

 

最後はみんなで、「ゴールインマーク」のポーズ!!

このような体験は、これからの次代を担う子どもたちに大きな影響を与えていくと思います。
今回の特別授業を受け、来年から始まるプログラミングの授業にも、緩やかにつながっていくといいなと思います。

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profile | プロフィール

編集長 門脇 佐知(Sachi Kadowaki)
ニックネーム さっちん

2010年machico立ち上げを行い、2011年からは編集長に就任。 社内では、ワークイノベーション委員会「BLENDA部会」部会長として、ワークもライフも大切にするポジティブな人生を送るため、いろいろなことにチャレンジ中です。 プライベートは夫と息子との3人家族。旅行とドラマ好きで、座右の銘は「しなやかに かつ 強かに」。

 

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【応募締切】2019年10月31日(木)
【当選発表】メール送信をもって発表とかえさせていただきます。

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