女川町は、カキやホタテ・ホヤ・銀鮭などの養殖業が盛んな町。良質でおいしい海の幸がたくさん獲れる港町です。東日本大震災により町中心部は大きな被害を受けましたが、新しいシンボルとして公共施設や商業・観光施設などを集めたJR女川駅周辺にはたくさんの観光客が訪れています。そんな女川を自転車でめぐったのは、東松島編にも登場したCOLORwebメンバーの“ぴよ”と“すぎちゃん”。見所いっぱいの女川編を、どうぞご覧ください!
JR仙石線に乗り込み石巻駅で下車!そこからJR石巻線に乗り換え、計約1時間半で到着!
女川駅を出てレンガみちをまっすぐ進み、「女川町たびの情報館 ぷらっと」へ。女川町観光協会の事務所に併設されたこの場所は、観光やお買い物の合間に自由に立ち寄れる休憩スペースとして開放されています。建物内にある案内窓口で、自転車レンタルの手続きを行います。
9月末まで実施中のサマーキャンペーン特典として、女川駅2階「女川温泉ゆぽっぽ」の特別入浴券をゲット。スタッフさんにタイヤの空気圧をチェックしてもらい、準備万端。早速出発です。
素材を生かした蒲鉾作りにこだわる「蒲鉾本舗 髙政」の女川本店「万石の里」では、お土産にもぴったりの種類豊富な蒲鉾製品を販売しています。さらに工場見学や笹かまの手焼き体験なども楽しめる施設です。
2人も初めての笹かま手焼き体験に挑戦することに。万石の里・店長の澁谷さんに焼き方のコツを教わりながら、両面を2~3分ずつ焼き、色が付くまで火を通していきます。
蒲鉾によく合う「わさび塩」を付けて、熱々の笹かまをいざ実食!肉厚で弾力があり、噛めば噛むほど素材の旨味が口いっぱいに広がります。初めて食べた焼き立ての笹かまのおいしさに感激した2人。大満足の初体験となりました。
女川駅前から続くレンガみち沿いには、テナント型の商業施設「シーパルピア女川」があります。ミニスーパーや女川の味を堪能できる飲食店、魅力的な制作販売などさまざまな業種の店舗が出店しています。ちなみに、レンガみち一帯は歩行者専用道路。自転車の走行は禁止されているため、自転車を押して散策を楽しみます。
立ち寄ったのは、日本茶の新しい楽しみ方を提案する気仙沼生まれの日本茶フレーバーティー専門店「OCHACCO」。お店の名前は、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しむことを指す“お茶(ちゃ)っこ飲み”という気仙沼の方言に由来しています。
店内のカフェスペースでいただいたのは、鮮やかな青色が目を引く「モノブルー(アイス)」と、蔵王産の貴重なカモミール贅沢にブレンドした「カモミールガーデン(ホット)」(どちらも税込400円)。見た目が特徴的なモノブルーは、石巻市で生産された桃生茶にマスカットやブルーベリーなど青い果実の香りをつけ、バタフライピーというハーブで美しい青色を作り出しているフレーバーティーです。
落ち着いた雰囲気の店内に、身体と心をほぐしてくれるおいしいお茶。思わず時を忘れてしまいそうになる安らぎの空間に、ぜひ訪れてみてください。
「地元市場 ハマテラス」は、女川の鮮魚や水産加工品の販売、旬の魚介類やスイーツなどの飲食メニューの提供、海産物を使用した手作り石けんの販売など、「海」をコンセプトにした多様な8店舗が出店する観光施設。明るく優しい店員さんとのおしゃべりが、お買い物をより楽しくしてくれます。
「女川町たびの情報館 ぷらっと」へ戻った2人。出迎えてくれたスタッフさんに自転車の状態を確認してもらい、無事返却が完了。楽しかった女川でのサイクリング体験も、これにて終了です。
2人が女川駅前で楽しんだスポットは他にも。シーパルピア女川に今年7月にオープンしたばかりの「カフェ・ごはん・セボラ」では、夏限定の冷たいドリンクをいただきました。
お店に入ると、店主の堂賀さんご夫婦が明るく迎え入れてくれます。スープカレーやランチプレートなど食事メニューも提供しているほか、イラストレーターでもあるご主人がデザインした女川グッズを販売しています。
さらに、女川駅改札を出てすぐにある足湯にも寄り道。無料で利用することができるので、サイクリング中の休憩にもぴったりです。
魅力いっぱいの女川町を訪れて、あなただけのお気に入りスポットを見つけてみてください!
今回ご紹介した場所に限らず、自転車で訪れてみたい女川町内のスポットはどこ?その理由も教えて!
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