仙台駅から地下鉄でひと駅。どこか懐かしい空気が流れる荒町商店街に、地元の人たちの胃袋をがっちり掴んで離さないお弁当・お惣菜のお店があります。 その名も「みつわ家」さん。
今回は、machicoスタッフが「みつわ家」さんが長く愛される理由を深掘り!愛情たっぷりの手作りごはんは、忙しい日々の心強い味方。読めばきっと、あなたも「ただいま!」と立ち寄りたくなるはずです♪
お店の扉を開けると、壁一面に並んだメニューの数々にびっくり!毎朝お店で手作りされるお弁当やお惣菜は、宮城県産の食材をふんだんに使っているという安心感もうれしいポイントです。
常連さんに人気No.1のメニューは、なんといっても「からあげ弁当」! サクッとした衣と、中からじゅわ~っと溢れる肉汁がたまらないジューシーなからあげは、子どもから大人まで、幅広い世代に愛される味わいです。
最近は食材の値段が上がっていますが、「お客様のために、味と値段だけは変えたくなくて。できる限り今のままで続けていきたいんです」と代表の米谷さん。その言葉から、まちのごはん屋さんとしての温かい想いが伝わってきます。
毎日忙しく過ごしていると、「あ〜、誰かがあったかいごはん作ってくれないかな…」なんて思う瞬間、ありませんか? 実は「みつわ家」さんのはじまりも、代表・米谷さん自身のそんな切実な願いがきっかけでした。
「OL時代、あまりの忙しさに自炊する時間がなくて…。『あたたかい家庭の味が食べたい』『誰か、私のためにごはんを作ってくれたら…』と、いつも思っていたんです」
「きっと、私と同じように感じている人がいるはず。そんな人たちのために、ヘルシーで、まるでお母さんが作ってくれたような“おふくろの味”を届けたい」
その強い想いが形となり、心と体に優しいお弁当屋さん「みつわ家」が誕生したのです。
だからこそ、食材へのこだわりはひとしお。お弁当の主役となる野菜、魚、肉は、できる限り宮城県産のものや、生産者の顔が見える産地直送のものを厳選。「お客様に、安心して美味しいものを食べていただきたい」という一心で、毎日一つひとつ丁寧にお弁当を作り上げています。
「みつわ家」という素敵な名前には、心温まるエピソードが隠されていました。
お店の始まりは、場所を貸してくれた人、運営を担う自分たち、そして力を貸してくれた仲間たちという「3つの立場」のつながりから。 そして現在は、「お客様・仕入れ先・作り手」という3つの“輪” がしっかりつながるように、という願いが込められています。この輪が、お店のあたたかい空気を作っているんですね。
店名に「家」という字を使ったのも、“自分の家に帰ってくるように、気軽に立ち寄ってほしい”という想いから。 ちなみに、温かみあふれる手書きの看板は、なんと米谷さん自身がデザインされたのだとか!お店への深い愛情が伝わってきます。
「みつわ家」さんは、地域とのつながりをとても大切にしています。 荒町商店街で大人気のハロウィンイベントでは、子どもたちにちくわの天ぷらを振る舞うなど、地域のイベントにも積極的です。
「イベントを通して、子どもたちが『このまちが好き!』って言ってくれるのが何よりもうれしいんです」
昔は商店街で「仮装盆踊り大会」なども開催されていたそう。その古き良き流れを大切にしながら、お店として、商店街の一員として、これからもみんなでつながっていきたい、と米谷さんは話してくれました。
「これからの目標は?」と尋ねると、「毎日を大事に、このまま変わらず続けていくこと!」と、米谷さんは素敵な笑顔で即答してくれました。
特別な用事がなくても、なんだかふらっと立ち寄りたくなる。 今日も荒町商店街のまんなかで、「みつわ家」さんは私たちを温かく迎えてくれます。
●所在地: 仙台市若林区荒町92番地
●営業時間:11:00~21:00(土曜日のみ11:00~13:00)
●定休日:日曜日、祝日
●TEL:022-222-3886
●Instagram:@mitsuwayabento
「みつわ家」さんのからあげ弁当、食べたことありますか? あなたが気になったメニューや、「うちの近所にもこんな素敵なお店があるよ!」といった地元のほっこりグルメ情報も大歓迎です!ぜひコメントで教えてくださいね♪
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