せんだいタウン情報 マチコ

2026年03月11日
時短料理、キャンプ飯にも!フェーズフリーで料理と防災をもっと楽しく。「防災・アウトドアレシピ」を学んでみた!【machico防災部】

「防災eラーニング講座」

「防災eラーニング講座」

 

いつでも食を楽しむために。防災・アウトドアレシピを学んでみよう

みなさんは普段、どんな非常食を自宅に備えていますか?

最近は備蓄に優れたレトルト食品やフリーズドライ商品が増え、ローリングストックも段々と広まってきています。賞味期限が近くなれば食べて、また買い足す。ローリングストックは、普段の食生活に取り入れやすい備蓄方法ですよね。

そう、災害に備える非常食というと、「長期保存できる既製品を買い揃えておくもの」をなんとなく想像してしまいませんか?

忘れてしまいがちですが、実は、電気やガスが使えない非常時でも、キャンプなどのアウトドアと同様、「手間をかけずにいつも通りのおいしい料理を自分で作る」ことができます。
今回のmachico防災部は、あらためて緊急時の食事に備える「防災・アウトドアレシピ」を紹介します。
 


 

今回教えてくれたのは…

東北大学災害科学研究所 研究講師 保田真理先生

仙台医健・スポーツ専門学校 調理師科 の学生さん
通称「仙台医健」の調理師科は、東日本大震災が発生した2011年に開設し、食の観点から防災に向き合ってきた学校。産学連携と実践形式の学びを大切されている調理師科では、現場のプロから調理師の技術や心得、そして東北のおいしい食材を活用するアイデアを学びます。

 

防災・アウトドアレシピとは

保田先生


今回machico防災部が学ぶレシピは、「マジックソルト×東北特産の備蓄食材を活用した防災・アウトドアレシピ開発プロジェクト」において学生とエスビー食品株式会社の共同で考案されたレシピ。
防災・アウトドアレシピとは、災害時などにライフラインが止まり、いつも通りの食事ができなくなった際に限られた条件の中でも実践することができるレシピのことです。

そのため、
①カセットコンロのみで調理できること
②どこの家庭にもある、食べなれた東北特産食材を活用すること
③「マジックソルト」を最大限に活かすこと

を条件に考案されました。
 

保田先生


今回の鍵となるS&Bの商品「マジックソルト」は、防災・アウトドアシーンでも優秀な調味料。学生のみなさんからマジックソルトの良さを教えていただきました。

◎これ1本で味が決まる!
調味料が限られる災害時でも、プロ級の味付けが自宅で叶う万能調味料です。
◎お手頃価格
値段はなんと100円台。オリジナル、ガーリック、ゆず、BBQの多様なフレーバーがあり、1つでもキッチンに常備しておけば安心です。
化学調味料無添加
添加物など健康への影響が心配な方にもおすすめで、お子様からご高齢の方まで安心して食べられます。
◎ハーブの癒やし効果
 慣れない環境でもハーブの香りが心を落ち着かせてくれます。また、普段から食事に取り入れることで、災害時にもいつもの味が完成します。

これまで一度もマジックソルトを購入したことがなかった防災部メンバー・ちーですが、その万能さにとても驚きました。何種類もハーブを買い揃えずともプロ味が完成するなんて!
 

保田先生

保田先生


学生たちは、マジックソルトを監修した三ツ星フレンチシェフのダニエル・マルタン氏からも指導を受けながら、約3か月間試行錯誤を繰り返しました。
作業効率のよさ、最小限の調理工程、食材の備蓄性、食べ応えと栄養、さらに、レシピを見たひとが作ってみたくなるメニューとレシピになっているかなど、調理師ならではの視点がレシピに散りばめられています。

 

絶品!学生考案のアイデアレシピ

数あるレシピの中から、今回は最優秀作品、入賞作品に選ばれた3つを紹介します!

 

備蓄可能な食材だけでお腹いっぱいに!
サバーグおにぎり


【材料(7個分)】

・鯖缶(水煮)・・・2缶
・玉ねぎ・・・80g
・アルファ米・・・270g
・ドライパン粉・・・80g
・薄力粉・・・10g
・オリーブオイル・・・適量

・マジックソルト(オリジナル)・・・4g
 

【ここがポイント】
・寒い日にはスープや出汁を注いで温かいアレンジメニューに!
・子どもと楽しみながら作ることができます
・調味料はマジックソルトだけ!



「主食になるハンバーグを作りたい!」という発想から生まれた、サバのハンバーグおにぎり。
ハンバーグのつなぎとして「アルファ米」を使用した、食べ応えのあるメニューです。
鯖缶の汁を活用しアルファ米を戻すことで、非常時に大切な電気・ガス・水の使用を抑えるだけでなく、栄養と旨味を閉じ込めることができます。
また、親子で料理をしながら、「災害時でも、子どもたちに笑顔でいてもらいたい」「子どもが楽しむ姿を見て、親も安心できるレシピを作りたい」という願いも込められました。

 

東北の郷土料理を洋風にアレンジ!
芋煮ちゃうんだー


【材料(4人分)】

・里芋・・・150g
・ねぎ・・・40g
・舞茸・・・40g
・こんにゃく・・・60g
・牛コマ肉・・・100g
・凍み豆腐・・・10g
・水・・・300ml
・牛乳・・・200ml

・マジックソルト(オリジナル)・・・3g
・淡口醤油・・・大さじ1
 

【ここがポイント】
・東北の家庭によくある食材でチャウダーが完成!
・特別な工程はなし。煮るだけでOK



里芋や凍み豆腐など、東北の味を凝縮した一品。特に、凍み豆腐は備蓄性も高く、防災の観点でもぴったりの食材です。
レシピは入手しやすい材料に絞り、調理工程もなるべくカットされています。手軽に美味しく作るコツは、ハーブの香りが引き立つよう仕上げにマジックソルトを振ることだそう!
「芋煮ちゃうんだー」というレシピ名も思わず笑顔になってしまう、すてきなネーミングです。

 

キャンプ飯の定番メニューをお手軽に!
アルファ パエリア


【材料(2人分)】

・アルファ米・・・100g
・シーフードミックス・・・100g
・トマトジュース・・・100ml
・パプリカ・・・20g
・玉ねぎ・・・40g
・鯖缶(水煮)・・・1缶
・オリーブオイル・・・適量
・ニンニク・・・ひとかけ
・水(鯖缶の缶汁含む)・・・300ml

・マジックソルト(オリジナル)・・・4g
・胡椒・・・適量
・仕上げ用マジックソルト・・・適量
 

【ここがポイント】
・どんな缶詰、食材でも美味しく作れる!
・防災でもアウトドアでも、そして時短料理としてもテンションが上がるメニュー!



「アルファ パエリア」は、ローリングストックとして備蓄されているアルファ米を、非常時だけでなく普段の食事でも美味しく消費してもらうことをコンセプトにしたレシピ。
食材は他のものでも代替可能なため、状況に応じて幅広いアレンジが可能です。
また、「サバ―グおにぎり」と同じく、東日本大震災の発災当時、がれきに埋もれた「木の屋石巻水産」の鯖缶が支援物資として避難所へ届けられたエピソードから着想を得たレシピなのだそう。脂がのってふっくらとした身の石巻ブランドさば「金華さば」の缶詰。日頃から備蓄として購入しておくと安心です。

 

\詳しいレシピはこちらから!/


PDFをダウンロードいただけます

 

 

防災&アウトドアレシピを暮らしに取り入れてみよう


レシピを考案した学生たちは、震災当時、まだ幼稚園・保育園・小学校に通う子どもたちでした。「停電で真っ暗な夜が怖かった」「両親が仕事でしばらく帰ってこられず心細かった」など、それぞれの経験と当時の気持ちを思い出し、今回のプロジェクトに取り組んだそうです。
ただお腹を満たすだけでなく、料理をする過程も考えられたレシピは、調理師を目指す学生ならではの発想だと感じました。美味しい料理を家族と食べる時間は、不安をやわらげるなによりも大切なものなのかもしれません。

非常食・防災食と聞くと、少しハードルが高いように感じてしまいますが、ぜひ、みなさんも楽しみながら、気軽に「防災・アウトドアレシピ」を日常に取り入れてみてくださいね!

 

 

 

「machico防災部」の活動は、せんだいタウン情報machicoが
震災10年目を機にスタートさせた「つながるプロジェクト」の一環です。

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