

2011年3月11日、東日本大震災の発生により私たちは多くのものを失いましたが、そこから多くの教訓を得ました。
それは未来を守る“糧”であり、1人ひとりの生活と行動に結びついてこそ、大きな力となります。
宮城県が発行する広報紙『Baton』には、あの日の経験をくらしの中に落とし込むためのヒントが詰まっています。
machicoでは広報紙の内容を紹介するとともに、machico会員の皆さまのコメントを募集し、machico防災部として誌面づくりに参加しています。
あの日の経験を、みんなの"じぶんごと"にするために。
そして、もし災害が起きたとしても自分の命を守れるようになるために。
宮城から、このバトンを繋いでいきませんか?

vol.16のテーマは「つながる、つなげていく。」です。
災害では喪失感を抱えながら生活の立て直しに懸命な大人の傍らに、必ず子どもたちがいます。
あの3月11日もそう。
周囲の状況に違和感を抱きつつ、体験や感情をまだ十分に伝えるすべを持たなかった子どもたちは、15年後の今さまざまな場面で自らを表現し始めています。
その根底には何があったのか、あの体験をどう捉えているのか。そのみさんとその作品を通して浮き彫りにします。

佐藤そのみさんが生まれ育った石巻市大川地区を描いた劇映画『春をかさねて』とドキュメンタリー『あなたの瞳に話せたら』。全国で静かな波紋を生み、2024年に劇場公開もされた両作品には、それぞれ「あの頃の自分」と「その後の自分」が表現されています。制作から7年の歳月を経たからこそ語ることのできる、震災の記憶、作品に込めた思い、そして映像作家としてありたい姿とは―。出演者から見た撮影の裏側や思い出と併せてご紹介します。

『あなたの瞳に話せたら』より ©Sonomi Sato
当時大川小学校の生徒で、命が助かった一人である「てっちゃん」の手紙では、メディアでは報道されない本音が綴られていた。

『春をかさねて』より ©Sonomi Sato
そのみさんが生まれ育った大川地区の美しい風景や日常が丁寧に映し出されている。

『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』より ©Sonomi Sato
佐藤そのみさんの作品には、地域の住民、そのみさんの友人、プロの俳優が出演。それぞれの持ち味でひとつの世界を作り上げました。『春をかさねて』に出演の斎藤小枝さん、芝原弘さん、『あなたの瞳に話せたら』に出演の紫桃朋佳さんが制作裏話を語ります。

今回の「きて みて」は、学校法人 晃陽学園つくば栄養医療調理製菓専門学校が毎年行っている気仙沼への研修旅行をご紹介します。学校はこの研修にどんな思いを込め、学生は現地で何を学んだのか。校長と教員、そして学生に話を聞きました。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

津波復興祈念資料館 閖上の記憶

「せんだいメディアテーク」の2階には、東日本大震災の記録を展示する「わすれン!資料室」があります。資料室は、可動式の屋台に被災地の写真やウェブ記事を収蔵した「アーカイヴィークル」や、2人1組で震災にまつわる会話を音声に残す「わすれン!録音小屋」、障害児を持つ家族に震災当時の話を聞きまとめた冊子「3・11あのときのホント」、そして被災各地の定点観測写真など、さまざまな視点での記録や親しみやすい展示が印象的。このようなアーカイブのノウハウは、東日本大震災以外の被災地でも生かされています。

広報紙『Baton』は、各地で無料配布されるほか、下記リンクから全文読むことができます。
バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
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「machico防災部」の活動は、せんだいタウン情報machicoが
震災10年目を機にスタートさせた「つながるプロジェクト」の一環です。

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