仙台駅から地下鉄でひと駅。昔ながらの温かさと、新しい発見が交差する荒町商店街をのんびり散策。仙台の街歩きスポットをご紹介する連載「荒町商店街編」がスタートです♪
初回は、この町で“また食べたくなる一枚”に出会える本格ピザ屋さん「PIZZERIA BUENOS(ピッツェリア ブエノス)」をご紹介!
地元で愛される理由を、machico目線でお届けします。
地下鉄五橋駅から歩いてすぐ、荒町商店街に佇む「PIZZERIA BUENOS(ピッツェリア ブエノス)」。2020年春にオープンした、温かい雰囲気のお店です。
「特別な日じゃなくても、ピザを気軽に楽しんでほしい」―店主の菊地さんの想いが詰まった、地域に愛される一軒です。
店内を見渡すと、壁に並んだカラフルで味のあるお皿が目に留まります。 なんと、オープン当初は8枚ほどだったというお皿が、今では60枚以上に!
絵を描くのが好きだという菊池さんの作品も飾られているので、料理を待つ間、ぜひ店内を見渡してみてください♪
菊地さんは以前、大手イタリアンレストランで腕を振るっていました。1日に160人以上のお客様に対応し、パスタは1時間で70食も作るほど多忙な日々。いつしか料理が流れ作業のように感じられてしまったそうです。
そんな中で、唯一「ちゃんと作っている」と実感できたのがピザでした。 生地を手で伸ばし、ソースとチーズをのせ、釜で焼き上げる。生地の管理も、温度によって調整しなければなりません。一つひとつの工程に自分の手と気持ちを込めることができる、特別な料理だったのです。
「生地を、トマトとチーズでいかに美味しくできるかがピザの醍醐味」と語る菊地さん。イタリア産の小麦粉でつくる生地は、香りと旨みがしっかり感じられるよう工夫されています。一枚食べ終えても「もう一枚!」と思える軽やかな美味しさが魅力です。
BUENOSを訪れたらぜひ味わってほしいのが、自家製ソーセージをのせた「サルシッチャ」。
2日間かけてじっくり仕込むソーセージは、ハーブが香り、噛むほどに肉の旨みがジュワッと溢れ出します。香ばしく焼き上げられたピザ生地との相性は抜群です!
ピザのお供には、軽やかな味わいのイタリア産ビールがぴったり。ぜひご一緒にどうぞ!
店内には、学生さんからファミリー、ご近所のお年寄りまで、さまざまな人が自然と集まります。
「いつかイベントに出たり、『日本一の〇〇』を達成したり、夢はあります。でもやっぱり、このお店を長く続けていくことが一番の目標ですね」と菊地さんは笑顔で語ってくれました。
“ピザ=特別な日のごちそう”とイメージしがちですが、日常に寄り添ってくれる温かい一枚を、ぜひBUENOSで味わってみてくださいね。
●所在地:仙台市若林区荒町72
●営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00
●定休日:火曜日
●Instagram:@pizzeria_buenos_sendai
どんなピザが好きですか?コメントでぜひ教えてください♪
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