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2022年10月14日
三陸高速バスで行く!岩手三陸女子旅レポート

三陸高速バスで行く!岩手三陸女子旅レポート

三陸高速バスで行く!岩手三陸女子旅レポート

2021年12月に復興道路として整備が進められてきた「三陸道」が全線開通し、仙台から八戸まで、宮城・岩手・青森の3県の太平洋沿岸が繋がりました。
そして、2022年4月には、仙台・宮古間を結ぶ「三陸高速バス」の本格運行もスタート!
今回は、岩手県北バスと宮城交通が共同運行するこの「三陸高速バス」を利用して、machico編集部が岩手県の山田町・宮古市を旅してきました。
編集部ちゃそは岩手県出身!岩手ビギナーのぷりぱん先輩をご案内します♪

 

仙台駅前から三陸高速バスに乗車!

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三陸高速バスは仙台⇔宮古間を1日2往復しています。今回は、始発の『宮交仙台高速バスセンター(仙台駅前40番バス停)』から乗車。行ってきま~す!

 三陸高速バス 公式HP 

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バス車内は随時換気され、飛沫防止のパネルも設置されており、感染症対策は万全です。
途中、登米市の『道の駅三滝堂』、大船渡市の『道の駅さんりく』で休憩時間があります。車窓からの景色にも癒され、快適に過ごせました。

『気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ』も乗降場のひとつなので、気仙沼へのおでかけにも便利です。

 

山田で復興を感じるまちあるき&ランチタイム

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仙台を出発してから約4時間、山田町の『陸中山田駅(山田駅前)』で降車しました。
山田町は東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、駅を中心に新たな街づくりが行われています。

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ここでのお目当ては「磯ラーメン」!というわけで、駅から徒歩2分の『六もん』へ。

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海藻類の生産もさかんな岩手県。海の幸たっぷりの磯ラーメンは岩手三陸の定番グルメです。
『六もん』の「山田ラーメン」(680円)は、煮干しベースのスッキリしたスープに丼一面の海藻が!マツモ、ふのり、あおさ、アカモクの4種の海藻の旨みが溶け込んだシンプルで奥深い味です。

 六もん 詳細はこちら 

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5分程歩くと海が目の前に広がります。青い海からは豊かな磯の香り。
宮城の海とはまた違った雰囲気に旅気分が高まります。

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お散歩しながら、おやつを買いに『山田湾ベーカリー』へ。クジラのマークが目印です!

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岩手県産小麦や石割桜天然酵母を使用したパンが並びます。ぷりぱんは「富良野メロンパン」(190円)、ちゃそは「クレッセントチーズ」(210円)をチョイス!おまけでマドレーヌもいただきました。

 山田湾ベーカリー 公式HP 

 

憧れの三陸鉄道に乗って、宮古へ!

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お腹が満たされたところで、ドラマ等でもおなじみの「三陸鉄道」を利用して宮古まで移動します。
沿岸を走る三陸鉄道ですが、山田・宮古間は緑の多いエリアを通ります。
車窓を眺めていると、海が見えてきました!まもなく宮古駅に到着です。

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 三陸鉄道 公式HP 

 

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宮古駅に到着後、向かったのは真っ赤な外観が素敵な『パティスリー レ・ド・シェーブル』。
今、注目を浴びているこちらの洋菓子店、その特徴は「ヤギのミルク」を使用していることなんです。

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おみやげにぴったりな焼菓子もありますが、生菓子を食べられるのは現地の旅ならでは!どれにするか迷います…。何を買ったかはお楽しみに!

 パティスリー レ・ド・シェーブル 公式HP 

 

今回宿泊するのは、宮古駅からバスで15分ほどの場所にある『浄土ヶ浜パークホテル』です。
フロントやお部屋からは、太平洋・宮古湾の絶景を望むことができます。

 浄土ヶ浜パークホテル 公式HP 

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私たちが泊まったお部屋からも、宮古湾の夕焼けが見えました。

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浄土ヶ浜パークホテルは愛犬と一緒に宿泊ができるホテル。
3部屋ある愛犬ルームは、ドッグランとしても利用できるバルコニーやケージ付で、食事もお部屋で愛犬といっしょに食べることができます。リピーターも多いんだとか!

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さて、お待ちかねの夕食の時間。ビュッフェスタイルで新鮮な海鮮や「いちご煮」などの三陸沿岸の名物をいただきます。お寿司やお肉は目の前で調理してもらえます。

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ちゃそのお気に入りは、自分で具材を選べるバター酒蒸しといちご煮。 ぷりぱんもお刺身を目の前にこの笑顔。
ふたりとも岩手の恵みでお腹いっぱい、大満足でした!

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開放的な大浴場&星の見える露天風呂で疲れを癒した後は、『パティスリー レ・ド・シェーブル』のスイーツを実食!
選んだのは、写真左から「シュークリーム」(320円)、「ヤギミルクプリン」(540円)、「レ・ド・シェーブル」(490円)。
一口目から、ヤギミルクの爽やかさと食べやすさにびっくり!後味にほんのりと独特の香りを感じますが、それもまた味に深みを与えてくれます。
消化吸収しやすく、お腹に優しいのもうれしいポイントです。

 

2日目は陸と海の上から美しい浄土ヶ浜を満喫!

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『浄土ヶ浜パークホテル』は、朝ごはんも豪華!なかでもおすすめなのが、好きなだけ具材を乗せられる海鮮丼&お茶漬けです。
キラキラのいくらをたっぷりかけて、パワーチャージ完了◎

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2日目最初の目的地は、「浄土ヶ浜」。
ホテル脇の遊歩道を通って海岸に向かいます。木々のマイナスイオンと木漏れ日に癒されます。

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ホテルから歩いて10分ほど、浄土ヶ浜に到着しました!
浄土ヶ浜は陸中海岸国立公園のメインスポット。 立ち並ぶ岩は「流紋岩」という火山岩で、白い岩肌に緑の松がよく映えます。
ここは砂浜ではなく、真っ白な“石”の浜。透き通った海はエメラルドグリーンに輝いていました。

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 浄土ヶ浜 詳細はこちら 

お次は、海の上から絶景を楽しみます!

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15分ほど歩いて目指すのは、2022年7月に運航が始まった「遊覧船宮古うみねこ丸」の浄土ヶ浜乗り場(写真は出崎ふ頭にて撮影)。
こちらは2021年まで運航されていた遊覧船の終了を惜しみ、市民の声で新たに生まれ変わって復活したものです。

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国指定天然記念物でもある「ローソク岩」をはじめとする不思議な形の岩々や、どこまでも広がる太平洋をガイドさんの案内を聞きながら巡っていきます。
潮風を浴びながら楽しむ三陸海岸のクルージングは、まさに爽快の一言! 船の名のとおり、たくさんのウミネコたちも一緒に旅をしてくれます。

 遊覧船宮古うみねこ丸 公式HP 

 

旅の醍醐味、ご当地グルメとお土産探し

浄土ヶ浜から約30分で出崎ふ頭に到着します。
続いては、出崎ふ頭のそばにある『道の駅・みなとオアシス宮古』へ。「シートピアなあど」の愛称で親しまれている道の駅です。ここは、三陸高速バスの始発・終点の場所でもあります(写真は岩手県北バスが運行するシートピアなあど 7時5分発の便)。

館内には産直や鮮魚コーナーもあり、さまざまなお土産を購入することができます。 お魚の立派なこと!港町ならではです。

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 道の駅・みなとオアシス宮古(シートピアなあど) 公式HP 

 

さて、宮古の新たなご当地グルメを求めて、宮古駅前の『魚彩亭すみよし』にやってきました。
鮮やかなウニが牛乳瓶いっぱいに詰められて販売されている様子は、岩手ではおなじみの光景。ここからヒントを得て誕生したのが「瓶ドン」です。

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溢れんばかりに詰められた旬の海鮮を丼ごはんに乗せて食べる「体験型」の海鮮丼です。
こちらの「瓶ドン」(1,650円)は、いくらにホタテ、めかぶ、サーモン…ひとつひとつの味が濃く、鮮度の良さを感じます。

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「王子のぜいたく至福のたらフライ」を使った「タラフライ定食」(1,320円)もおすすめ。 一口食べれば、ふわふわ食感と旨味に驚くこと間違いなし!

 魚彩亭すみよし 詳細はこちら 

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帰路に着く前に、最後のお土産探し。
宮古駅の隣にある『さんてつや』は、三陸鉄道が直営するお土産屋さんで、三陸鉄道オリジナルグッズもゲットすることができます。

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駅名標のキーホルダーは、実際の駅名標にも書いてある各駅のキャッチコピーに注目!

 さんてつや 公式オンラインショップ 

 

15:40に宮古駅を出発する仙台行きの三陸高速バスに乗車して、今回の1泊2日の旅は終了です。
今回訪れたスポットの他にも、山田湾のオランダ島や宮古市魚菜市場など、山田・宮古には魅力的な名所・コンテンツが盛りだくさん!
高速バスを使えば、長距離運転の必要がなく、新幹線を利用するよりもお得に楽しむことができます。
ぜひ皆さんも、この秋はバスを利用して岩手三陸を旅してみませんか?

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 三陸高速バスの運行情報はこちら 

 

今回の旅の様子を動画でもお届け!レポートと併せてチェックしてください。

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