防災・減災対策は、知識としてはなんとなく知っていても、自分の生活にはどのように取り入れればいいのかあやふやだったり、具体的に準備するのが手間でなかなか取り掛かれなかったりするものではないでしょうか。
(そんなことはないですか?私そね丸だけですか?)
machico防災部は、「備えよつねに。」を合言葉に、いざという時に役立つ防災力アップを目指し誕生しました。今後さまざまなアドバイザーの方にご協力いただきながら、活動を行っていく予定です。
machico防災部 部訓
一.宮城の生活者のひとりとして、私たちが実際に防災・減災対策をちゃんとやってみます。
一.その体験を自分たちの目線でしっかりレポートし、ひとりでも多くの方が防災・減災対策をよりいっそう自分事と考え、家族で話し合ったり、準備をアップデートするきっかけづくりをしていきます。
一.多くの方が参加できる展開を考えトライしていきます。そして宮城県民全員が防災部となることを目標に活動します。
またDoFree!Vol.208~本間ちゃんのここだけの話~『最大震度6強 マグニチュード7.3』のコメント投稿お題「みんなの防災対策を教えてください!」に寄せられたコメントの中から、各自が『共感』と『尊敬』を感じたコメントをひとつずつご紹介します。
2021年2月の地震で食器は割れ、壁はひび割れ、その後3月の地震では料理中だったためガスが止まってお風呂に入れない!とパニックに陥ったそね丸です(ガスは安全装置が作動して止まっただけでした)。家での防災準備は水と缶詰のローリングストックくらい。あまり使わなくなったアウトドアグッズが、役に立つのではとにらんではいるのですが…たぶん部員の中で最低の偏差値であるわたしが、どこまで成長できるのか応援よろしくお願いします!!
「高さのある家具を置かない。 子どものお昼寝の場所は、倒れるものがないところで。」
「物を準備する事も大事ですが、少ないものでも生活できる練習も大事だと思います。物があっても減る不安で使えなかったり買い溜めに走ったりしてしまうからです。無ければ代用する術(鍋でご飯を炊くとか調味料の代用など)、家の消費サイクルの把握などを日頃から気をつけています。ものがあって当たり前ではなく、無くても大丈夫と思える事は、災害でもコロナ渦でも支えになります。」
高校生の時に東日本大震災を経験してからは、「突っ張り棒で家具を固定」「枕元には懐中電灯」「お風呂のお湯は溜めたまま」などなど、自宅の防災対策を続けてきました。しかし、2021年2月の地震で母が暮らす実家の中はめちゃくちゃに…。大切な家族を守るには、あらゆる場所や生活シーンを想定して対策する必要があると痛感しました。日々の心がけや習慣が自然災害から自分と家族を守るきっかけになると信じて、会員のみなさまと一緒にアイディアを出し合いながら、楽しく活動したいと思います!
「保存食、水、乾電池。震災後クルマがガス欠になって動かせなかったので、ガソリンは早め給油。高いところには物を置かない。と思っていてもつい置いちゃうんだよね。」
「地震発生時に何処にいるかわからないので、それぞれのシュミレーションをしておく事は大事ですね。 車を運転する事が多いので、ここで地震が来たら?といつも考えながらハンドルを握っています。 最近地震が多いので、車にも食料やブランケット、長靴、手袋は積んでいます。」
岩手出身のちゃそは、2歳の時に岩手県内陸北部地震で震度6弱を経験して以来、記憶にはないものの地震がとても苦手です…。東日本大震災当時は中学生で、当時実家がオール電化のためにいろいろな面で困ったこともありました。大人になった今でも、地震をはじめとする自然災害に対する恐怖が人一倍強い分、皆さんといっしょに防災偏差値を高めて、いざという時に落ち着いて行動できる力を付けていきたいと思います!
「枕元には眼鏡、防災リュック。スマホは充電しておく。」
「我が家の背の高い家具(本棚、食器棚など)は、すべて据え付け家具だけです。屋根は太陽光パネル葺なので、天気が良い日中なら電気を使うことができます。ポータブルバッテリーを買ったし、アウトドアの趣味も始めたし、電動自転車も買いました。10年前の教訓を生かして、災害に強い暮らしを心がけています。」
「わが家の防災連絡メモ」をつくってみよう。(2021年5月公開予定)
すでにつくってある方は見直しにお役立てください。まだの方はせひ一緒につくってみませんか。
また、Instagramを活用した防災準備の写真シェア企画も計画中です。みんなで意識の輪を広げていきましょう。
「machico防災部」の活動は、せんだいタウン情報machicoが
震災10年目を機にスタートさせた「つながるプロジェクト」の一環です。
machico防災部で実際に見てトライしてほしい防災・減災準備を教えてください。防災に関する疑問・質問でもOKです。