先ずは101回目のコラムに対して沢山の投稿メッセージ…本当にありがとうございました！
あたたかい応援メッセージやドリンクの感想、中には私の健康を気遣うメッセージまで…(T_T)
感謝の気持ちでいっぱいですし、ますます面白い内容にせねば！と気を引き締めました！！

さぁ始まります102回目のDoFreeです。

今回は最近オススメの魚の食べ方について。

我々のふるさと宮城は近代的な最先端の漁港を複数有する国内有数の「魚県」です。遠洋･近海･沿岸から四季折々の様々な魚が水揚げされ食卓に届けられる…そんな恵まれた魚環境なのですが…その実決まった食べ方ばかりしてないスか？

例えば…今が旬！スーパーや鮮魚店に入荷しない日は無い「カツオ」。ワサビ醤油やニンニク醤油･生姜醤油や薬味をたっぷり乗せたタタキも美味しいですが私の最近のお気に入りは『塩&胡麻油』…そうですレバ刺を食べる時のタレです！
ナマイキTVの視聴者さんから教えて頂いた食べ方なんですが…これ、ハマります(^ω^)
私は一工夫してカツオの切り身にニンニクを挟む高知スタイルで塩&胡麻油で頂いてますが…食べる度に毎回のけぞります！旨くて(笑)。

カツオの刺身は赤黒いチアイの部分が苦手で…と言う方には特にオススメです！ああ見えてf(^_^;チアイの部分は栄養分が豊富なので生臭みが気になる方は試してみて下さい。ニンニクと生姜を別添えにして好きなだけ挟んで～の塩&胡麻油をたっぷりつけるのもいいですね。

もうひとつはアイナメ。こちらも刺身やフライなどで食べると美味しい白身の万能選手で宮城県の沿岸で釣りしたら何処にでも居る(笑)ロックフィッシュ。
これを「三陸風アクアパッツァ」にしてみました！
ポイントは二枚に下ろしたら一旦塩漬けにしてタッパーに入れて２日ほど冷蔵庫で寝かせる事。
途中かなりドリップが出るので日に２回ほどドリップを捨てるのを忘れずに！
こうする事でアイナメ特有の香りがドリップと一緒に消えます。

《アイナメの三陸風アクアパッツァ》
①アイナメを二枚に下ろす。フィレの片方は骨無し、もう片方は中骨が付いたままでよし。その方が煮込む時に美味しいダシが出ます。
②キツめに塩をしてタッパーに入れて２日ほど冷蔵庫で寝かせる。こまめにドリップを捨てるのを忘れずに！
③浅くて広めの鍋にオリーブオイルをひき強火で皮目からカリっと焼く。ひっくり返したら隙間にニンニクスライスを入れる。
④ニンニクの香りが上がって来たら、白ワインを100cc程入れて沸騰させアルコールを飛ばす。湯気と一緒に魚の臭みも飛ぶ。
⑤魚にかぶるぐらいの水を入れ、ベビーホタテ、玉ねぎ、コンソメ、胡椒を入れて一度味見を。(ホントはアサリなんですが砂を吐かせるのがめんどくさかったのでボイルしたベビーホタテで代用･笑)
美味しいぐらい塩を足してプチトマトを入れて５分程煮込む。
⑥仕上げにバジル、イタリアンパセリをちらし出来上がり！

食べる直前にオリーブオイルをタラっとかけてもよし、黒胡椒をパラっと振ってもよし。
塩加減はお好みですが少し濃いめの方がオススメです。
これ…正解は無いので野菜もお好きな野菜で(^_-)

ポイントは一旦塩漬けにする事で魚の旨味が引き出されるのと片側の身に骨を残す事で煮込む時にさらに旨味が出る事ですかね(^_^)v
因みにこのアイナメは雄勝沖で釣った50㎝クラスの大物だったので脂が乗ってて激ウマでした！

文：本間秋彦
イラスト：あきばさやか ( https://akibasayaka.com/ )

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