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2020年09月10日
DoFree!Vol.197~本間ちゃんのここだけの話~『夏の思い出』
DoFree!~本間ちゃんのここだけの話~

 

このコラムを書いているのが9/2で朝から曇り空
カーラジオの天気予報が伝える今日の予想最高気温が28度…
大分過ごしやすくなってもう夏も終わりですね…

 

四季の中でどれが好きか?と聞かれたら…やっぱりと答えてしまうぐらい夏が好きなので
この時期はものさびしいですわ

 

やはり牡鹿半島育ちなので…海のアクティビティを楽しみつくせるのは夏!
当然、夏の思い出がいちばん楽しくて…目を閉じれば(いや、あえて閉じなくても・汗)今も鮮やかに震災前の鮎川の防波堤の外洋側の海底の景色や…無数のウニが張り付いたまま深みまで落ち込み途中から緑色に霞んでいく磯の海中の白い岩肌…泳ぐより昼の中華そばが楽しみだった十八成浜の海水浴場などが思い出されます…

 

泳ぐとはいっても私達浜っ子の「泳ぐ」は皆さんがイメージする「海水浴」とは少し違って…
だいたいの浜の男の子は小学校入学前から「マイ水中メガネ」を持ってます!
海開き前は我慢出来なくて…水中メガネを装着して風呂で潜って遊んだりします(笑)
そんなわけで海水浴場に行っても競泳的に泳ぐのではなく…
水中メガネを着けて潜って遊ぶのが「泳ぐ」って意味になります(笑)
だから水中メガネは夏の必須アイテムなわけです!

浜っ子の「泳ぐ」は…こうだー!!

 

今から40年以上前の水中メガネは性能も悪く…鼻の脇やこめかみの辺りからすぐ海水が入ってきたり…兄貴のオサガリを使ってるヤツは大前提として顔に合わなくて海水入りまくりだったりして…目の下まで海水が入ってもかまわず遊んでましたねぇ(^_^ゞ

 

そんな我々に画期的なサマー・ギアが登場したのが小学校4年ぐらいの夏…
それが何かというと…足ヒレ!つまり「フィン」!プラスチック製で…つま先だけ入れたら踵にゴムを引っ掛けて固定するタイプでしたがこれを装着すると2倍ぐらいの速さで泳げるという優れもの(笑)当然海中でのスピードも速くなるため当時友達の間では持ってないヤツが居ない程人気でした~
海の家の…浮き輪やビニールバッグが下げてあるところに一緒にぶら下がって売られてましたねぇ…
ただ…この初期型フィンは足の親指と小指のそれぞれ外側の皮が摩擦で剥けることと…足首に回す幅広いゴムが切れやすいのが難点でした(>_<)

 

さらに翌年革命を起こすほどのサマー・ギアが登場…
それは「シュノーケル」!
水に顔つけたまま息ができてどこまでも泳げるなんてスゲー!
ただ…正しい使い方を知らず(汗)潜った後一旦口から外してパイプに入った海水を出してました(笑)
勢い良く吹き出すのを知ったのは中学生になってからだったかなァ~

 

そして中学になると足がすっぽり入る「履くタイプのゴム製フィン」が登場!
ヒレ部分もさらに大きくなり海中でも移動速度も格段に向上し…この最新フィンとシュノーケルの併用によって…海面で目標物を捕捉しいち早く海底まで到達し…海洋調査(?笑)終了後に海底の岩を蹴りいち早く海面に戻ることが可能になったわけです!

 

今思い出しても…あれは画期的でしたねぇ~

LEVEL UP

 

磯でアイナメやメバルを追いかけたり…砂に隠れているカレイをヤスで突き刺したり(笑)…
懐かしい思い出ですf(^_^;

 

来年の夏は…子供達が歓声を上げて海で遊ぶ…そんな風景が帰って来るといいですね!

 

文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )

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