2013年の日本一以降、2014年~16年最下位、2017年3位、そして昨年2018年は最下位と低迷していたイーグルスですが…今シーズンは補強も功を奏してこのコラムを書いている5月21日時点では勝率.512でパリーグ2位!
今夜からビジターで日ハムと3連戦…のち苦手なオリックスと3連戦が控えてます。昨年最下位のチームとしては勝率5割以上をキープしている事は上出来で今日からの計6連戦も3勝3敗以上で乗り切りたいところですね
しかし…先発2本柱の則本と岸を欠いていて5割をキープなんて…誰も想像していなかったのでは?(汗)
チームの勝ち数21勝中14勝が逆転での勝利…5月8日は7点差、15日には8点差をひっくり返す大逆転劇!ドラマチックな展開・打ち勝つ野球にシビレっぱなしのファンも多いと思います(^_-)
裏を返せば
①先発投手が試合を作れず序盤に失点
②中継ぎ陣が好調な事もありゼロか最小失点で継投
③エース級は打ちあぐむもエースより球威や制球が甘くなる相手中継ぎ陣が登板する終盤にかけて打撃が活性化する
④打撃陣が好調な事もあり必然的に終盤にかけて逆転するケースが多くなる
…というチーム状態に乗っかった勝利が現在の順位を支えている『逆転イーグルス』といえます。
さぁ、この後オリックス戦のどこかで登板しそうな岸、6年目にして中継ぎで開花しそうな今野、いぶし銀の活躍浅村、日本野球にアジャストしてきたブラッシュ、春先にすでに冬眠から覚めているウィーラー(笑)、ハーマンの代わりを十分につとめそうな高梨とブセニッツ、全盛期に戻った松井祐、3割復活目前の銀次、ルーキーで今やスタメンに名を連ねる辰巳、常時出場とは行かなくても使われれば結果を出す渡辺・今江のベテラン勢…これからチームを引っ張るのは誰なのか?活躍を期待しましょう!
ところで…これからが期待される選手を見つけにといえば19日(日)に利府球場で行われた西武とのファーム戦を見てきました!
真っ直ぐより登りやすいのかいつも悩むレイアウトの階段を登り人工芝に張り替えられた球場へ…
球場の前はツツジが満開!
お目当てはファームで修行中の藤平、ケガから復帰して最近スタメンで名を連ねる吉持と耀飛の打撃!
滅多にない三塁側の芝生席まで解放される大盛況ぶりでバックネット裏は満席(^_^;) それならばとマニアの指定席ブルペン前に!
先発藤平の投球から始まって藤平がマウンドに上がると代わって則本(弟)、3年目の木村、2年目の寺岡などの育成軍団が熱の入ったピッチング!
中でも16日の対ヤクルトのファーム戦でバレンティン等を相手に3回2/3を無失点で切り抜け初勝利を挙げた木村!
入団後にサイドスローにフォームを変えた背番号131は破壊力のあるボールを下妻のミットに向かって投げこんでましたねぇ~(^_^;)
楽天投手陣には右のサイドスローはいないので…1軍の中継ぎ陣が疲れてくる頃に支配下登録されるのでは?
最後に最近(5月21日の時点)1軍に昇格した辰巳と同じルーキーの小郷…打球を飛ばすセンスは非凡なものがあるような気がして注目してます!このコラムがアップされる頃にはプロ入り初ホームランを打っているような…(;゜0゜)
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( https://akibasayaka.com/ )
東北楽天イーグルスの中で注目している選手を投稿してね!