JA全農みやぎとmachicoが2023年に結成した「みやぎ米グルメ部」。今年はみやぎ米のおいしさをもっとたくさんの方に知っていただくことを目指して活動をスタートさせ、2024年6月8日(土)には「田植え体験&生きもの調査」イベントを開催。昨年はササニシキ60周年を記念してササニシキを植えましたが、今回はひとめぼれの田植えを体験してきました!このレポート記事を読んでコメントを投稿すると、抽選で5名様に「みやぎ米2kg(ひとめぼれ、ササニシキ、だて正夢、金のいぶきのいずれか)」をプレゼントします。奮ってご応募ください。
今回ご協力いただいたのは、宮城県仙台市泉区にある「泉ケ岳ふもと すずめ農園」さん。化学農薬や化学肥料をできるだけ使わない自然栽培のお米づくりに力を入れる傍ら、田んぼでの食育活動なども行っています。
すずめ農園代表の前川美穂さん
この日参加したのは、machicoで募集した「みやぎ米グルメ部」のメンバー25名。素足で田んぼに入り、家族で協力しながら手植え体験を楽しみました。
イベントにはみやぎ米キャンペーンキャラクターの「みやぎライシーレディ」の3人も応援に駆けつけ、参加者と一緒に田植えを体験しました。
田植え後は、田んぼに生息する生きものたちを観察する「生きもの調査」も実施。田んぼの生態系に詳しい全農ビジネスサポートの中川さんレクチャーのもと、子どもたちは夢中になって生きものを探していました。
15~20分ほどの捜索で、カエルやミミズ、ドジョウ、コオイムシのほか、ホタルの幼虫であるカワニナも見つかり、自然環境の豊かさやその生態系を守る大切さを学びました。
田植えと生きもの調査を終えた参加者を待っていたのは、すずめ農園さんのお米を使ったお昼ご飯!かわいらしいむすび丸のおにぎりや色とりどりのおかずが提供され、みんなで一緒においしくいただきました。
今回みんなで植えた稲はすずめ農園さんに栽培・管理していただき、10月ごろに稲刈り体験会を開催予定!今後もみやぎ米の情報を発信していきますので、「みやぎ米グルメ部」のInstagramもぜひチェックしてください!
記事の感想をコメント投稿欄にお寄せください。抽選で5名様に「みやぎ米2kg(ひとめぼれ、ササニシキ、だて正夢、金のいぶきのいずれか)」をプレゼントします。
2023年に開催した
\田植え体験会の様子はこちら/
宮城県が全国に誇るブランド米といえば、2023年に誕生60周年を迎えた「ササニシキ」。口に入れた途端にふわっとほどけ、さっぱりとした食味でどんな料理とも相性抜群!そんなササニシキのおいしさを、もっともっと知ってほしい!と、2023年5月13日(土)に田植え体験会を開催。当日は約20名が参加し、田植えの後はササニシキのおにぎりに舌鼓を打ちました。今回はそんな当日の模様をレポートします!
宮城県民には特になじみ深いササニシキは、その味わいと同様、品種そのものがとても繊細。天候や土壌の影響を受けやすく、栽培には高度な技術が必要です。
今回協力してくださった仙台市泉区の「熊谷農園」では、熊谷幸夫さんと息子の貴幸さんが2代でササニシキを栽培しています。七北田川の支流から取水した、冷たくてきれいな水がおいしいお米を育んでいるのだそう。
さらに、熊谷農園のお米は、化学農薬や化学肥料を従来の半分以下に減らし、自然環境に配慮した「環境保全米」。田んぼにはカエルの鳴き声が響き渡り、6月上旬になるとホタルが飛び交うなど、豊かな自然を守っています。
この日は、風もなく穏やかな天候のまさに「田植え日和」。簡単な開会式を行い、いよいよ体験スタート!の前にサプライズゲストが。ピンクのつなぎを着たみやぎライシーレディの髙橋知美さん、熊谷凜さんと一緒に登場したのは、宮城のお米をふっくらにぎった宮城県観光PRキャラクターのむすび丸と、おにぎりが大好物という東北楽天ゴールデンイーグルスのマスコットキャラクター、クラッチ。体験会場はオープニングから大盛り上がりです。
田んぼに移動し、まずは田植え機の体験乗車へ。貴幸さんが運転する機械に1~2名ずつ乗り込み、田んぼの中を走ります。熊谷さんが所有する田植え機は、均等間隔に苗を植えると同時に、除草剤や肥料の散布までできる最新型。苗の積み込み作業が終わると、みんなに送り出されて出発進行!まっすぐ整然と植えられていく様子に、見守る参加者からは「わ~!きれい!」と声が上がりました。
笑顔で体験乗車を終えた男の子は、「揺れたけど怖くなかったし楽しかった!土の臭いがしたよ」と満足気。一緒に乗ったママは、「学校の授業でお米を作る過程は学べるけど、体験自体は貴重。家ではご飯のたびに『農家さんが一生懸命作ってくれたお米なんだから残さないで食べて』と言っているので、農家の方がどうやってお米を作っているか見てほしかったんです」と、今回応募した理由を教えてくださいました。
運転免許を持つ参加者の中には、貴幸さんの指導で運転にチャレンジした方も。最後はなんとクラッチも足取り軽く田植え機に乗り込み、「おいしくなーれ」と願いながら、体験乗車をしました。
続いては、直接田んぼに入って行う苗の手植え体験。事前に引かれた線を目印に、1ヶ所につき3~4本の苗を植えます。「冷たくて気持ちいい!」「足が取られそう」「真っ直ぐ植えるのが難しい!」と、子どもも大人も泥だらけで大奮闘。張り切って手植え作業をしていた女の子は、「面白かった。またやりたい!」と満面の笑みでした。
がんばった“勲章”の泥をしっかりと落としてお昼休憩へ。昼食には熊谷農園のササニシキで作ったおにぎりが用意されました。さらに、熊谷農園では原木シイタケも栽培していて、奥様が、香り高いシイタケと山で獲れたタケノコで煮物を作って振る舞ってくださいました。
「おにぎり最高でした!」と話してくれたのは、“大のササニシキファン”という参加者。今回は「田植えをしたことがないので体験してみたい」と、お母様が娘さんを誘って参加されたそう。「田植え機に乗る機会もないので、とても貴重で楽しかったです」と、ササニシキ愛をさらに深めたようです。
このほか、参加者からは「特に塩むすびがおいしかった。パクパク食べられちゃいますね」という感想も。お米自体に旨味があるから、塩だけでも十分なおいしさ。冷めてもおいしく飽きがこないので、1人で3個もペロリです。
ランチタイムもむすび丸とクラッチは大人気。おいしそうにおにぎりを頬張る子どもたちをうらやましそうに見つめていました。
今回、田植え体験を行った田んぼは、熊谷さんがこれから水を張り、除草剤を散布するなどして大切に育ててくれます。夏には一度水を抜き、中干しをすることで根を活性化させるのだとか。こうした手間を惜しまず丁寧に栽培することが、おいしいササニシキを育む秘訣。秋に稲の花が咲くと、ほのかにお米の香りが漂うのだそう。
「みやぎ米グルメ部」では、9月下旬に稲刈り体験も予定しています。今回参加された皆さんは「秋の収穫が楽しみ」と待ちきれない様子でした。
\2023年開催の稲刈り体験の様子はこちら/
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