ギャラリートーク・早坂貞彦氏(東北生活文化大学名誉教授・行動美術協会会員)
平成28年度 特別企画展ギャラリートーク
詳細
若くして頭角を現し、塩竈・仙台の地に留まりながら「静物学者」とまで称されるほどに画壇を牽引し、注目を浴びてきた洋画家・杉村惇。彼が残した作品の数々には、まさに静物画の奥深い本質と可能性を極めようとした飽くなき追求の道のりが秘められています。
その杉村画伯が残した言葉に、「写実を超えた、底光りするものを描かなければならない」という言葉があります。今回、仙台市の特別なご協力のもとに取りあげる晩年の作品群も、そのような思いを抱き続けた<見果てぬ到達点>をイメージさせるものと言えるでしょう。
卆寿を超えた晩節もなおキャンバスと向きあい、闘い続けた杉村惇。その画境(絵に表現された境地)の微妙な変容とともに、尽きせぬ魅力を味わっていただければ幸いです。
ギャラリートーク
早坂貞彦氏(東北生活文化大学名誉教授・行動美術協会会員)
平成28年12月10日[土]13時~14時
観覧料で聴講いただけます。予約不要。
早坂貞彦(東北生活文化大学名誉教授・行動美術協会会員)
1937年、兵庫県神戸市に生まれ、宮城県大和町に育つ。1960年、東北大学教育学部(美術専攻)卒業。1961年、新現美術協会会員。1963年、宮城県芸術協会会員。1965年、仙台一高教諭辞令。1974年、行動美術協会会員。1981年、行動美術展会友推挙。1986年、東北生活文化大学教授に就任。1995年、行動美術展会員推挙。1994-1998年、日韓(大邸)、日中(長春)、国際交流展出品。1997-2002年、みやぎ秀作美術展出品。2002年、パリ オジュル ジュイ巨匠と新人展にて展示。2008年、宮城県教育文化功労賞を受賞。2010年東北生活文化大学名誉教授となる。現在は公益法人宮城県芸術協会理事長。収蔵作品はポルトガル国立博物館、ネパール国立博物館、大阪大学、大和町にあり。
開催日時 | 2016/12/10 13:00~14:00 | ||
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会場名 | 塩竈市杉村惇美術館 企画展示室 | ||
住所 | 宮城県塩竈市本町8-1 | ||
TEL | 022-362-2555 | FAX | 022-794-8873 |
アクセス | JR仙石線本塩釜駅より徒歩10分 | ||
駐車場 | あり | ||
料金 | 観覧料(特別企画展+常設展セット) 一般500円 大学生・高校生400円 中学生以下無料 団体(20人以上) 一般400円 大学生・高校生320円 中学生以下無料 |
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子ども | 可 | ||
雨天 | 開催 | ||
イベントサイトURL | http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/2173 |
主催・問い合わせ
主催者名 | 塩竈市杉村惇美術館 |
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問い合わせ先 | 塩竈市杉村惇美術館 |
TEL | 022-362-2555 |
FAX | 022-794-8873 |
Eメール | sugimurajun-museum@shiomo.jp |