せんだいタウン情報 マチコ

2017年02月22日
DoFree!Vol.116~本間ちゃんのここだけの話~『この時期食べたい〜新鮮な鱈のたらこで作る自家製たらこ』
DoFree!~本間ちゃんのここだけの話~

 

宮城県の各魚市場には1年を通して様々な海産物が水揚げされます。
特にこの時期の地物としてはワカメ、真鱈(キクを含む)、ナメタガレイ、牡蠣などが旬でスーパーなどでもよく目にしますね。

 

先日「たなばたけ」でセリ鍋用の根っ子の長いセリを買って外に出たら出口脇のテントで海産物の直売をやってまして…殻牡蠣や剥き牡蠣、アカザラ貝、塩蔵ワカメとか売られてて「うまそう!」と思いつつ視線を上げて売ってる人を見たら旧牡鹿町鮎川の名門・鮎川中学校(笑)の地元の先輩でした!
先輩の売上に貢献すべく剥き牡蠣と塩蔵ワカメを買ったら格安にしてもらった上にアカザラ貝ツブ貝を「こいづ、持って行げ!」とおまけしてくれました(涙)。先輩、アザーっす!

 

アカザラ貝は味噌汁にして…そしてツブ貝。画像を見て下さい!

写真01

おっきくて新鮮でしょ!?では茹でますか(^з^)-☆
①貝を軽く洗い鍋に入れかぶるぐらいの水と塩(このツブの量だと私は大さじ1)を入れ火にかける。
②沸騰したらふきこぼれない様に火加減を調整して15分ぐらい茹でる
③貝本体と貝に付いてる蓋(ん?名称はいろいろ…笑)の隙間から見える身につまようじを刺し「ぐるん」と引き出せば身が出てきます!

写真02

塩を多めにして茹でてるのでそのままパクり(^∇^) ビールのツマミや小腹が空いている時には最高です!

 

まぁ…アカザラ貝やツブ貝はスーパーで見かける事はありますが…なかなかお目にかかれないのが『生で食べられる生たらこ』!
この時期スーパーでもよく目にしますがスーパーで売られているのは大体が「加熱用」と書かれてますので煮付けるとかきんぴらごぼうに入れるとかして食べるわけですが…私が欲しいのは『生食可の生たらこ』!で行って来ました塩釜水産物仲卸市場。ぐるぐる回る事10分。有りました生食可!と言ってもこのまま生で食べる訳ではありません(^_^;)

有りました生食可!

 

はい、では新鮮な生たらこを『自家製塩漬けたらこ』にしましょう!
①生食可の新鮮な生たらこを市場から買って来るか、たらこがパッつんパッつんに入った真鱈を海で釣って来て下さい(^_^;)

②包丁で切れ目を入れてからスプーンでこそぎ取りタッパーに入れる

写真04

③日本酒を煮きって冷ましておく

写真05

④タッパーに入れた生たらこに煮きった日本酒(画像のたらこの量なら大さじ2弱ぐらいスかね)と塩を入れてかき混ぜる。かき混ぜてるスプーンに付いたたらこをちょっと舐めて塩気を決める

写真06

⑤蓋をして冷蔵庫へ。一晩漬けたら朝一度かきまぜて…自家製たらこの事を想いながら仕事に励み…帰宅したら夕飯で頂きましょう!熱いご飯一面にのっけて食べたら最高ですヽ(´▽`)/
魚卵フェスです!

いざ魚卵フェス!!

 

昔、母親がこの時期よく作ってくれた自家製たらこなんですが本間家レシピには煮きった日本酒は入りません…実は魚屋のおっちゃんと自家製たらこの話になった時に「煮きった日本酒入れっと日持ずすっからやってみらいん」と言われて最近入れるようになりました。っていっても3日ぐらいで食べてしまうので入れなくても問題無いのですが(^^ゞ

 

読者の皆さんの『この時期食べたい!地元のマニアック料理』を教えて下さい
m(__)m

 

文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( https://akibasayaka.com/ )

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