仙台駅から地下鉄でひと駅。昔ながらの温かさと、新しい発見が交差する荒町商店街をのんびり散策。
今回は、日替わりメニューの楽しさと人のあたたかさに出会えるカフェ「くわの木 Café」を、machico目線でお届けします!
2015年にオープンした「くわの木 Café」は、NPO法人「桑の木」が運営する就労継続支援事業所。14名のスタッフの方々が、心のこもった料理を提供しています。
オーナーが荒町商店街を選んだ理由は、「昔ながらの雰囲気に惹かれたから」。
商店街のゆったりしたどこか懐かしい空気に寄り添うように、カフェは今日も穏やかな時間を刻んでいます。外観は小さなカフェですが、中に入ると開放的なオープンキッチンが広がり、スタッフの方に笑顔でお出迎えしていただきました。
ドアを開けると広々とした店内。
大きな窓から太陽の光が差し込み、束の間のランチタイムもほっと一息つけそうです
「毎日来ても飽きない」— その理由は、管理栄養士が一品一品考える日替わり定食にあります。
決まったローテーションはなく、毎日新しいメニューが並ぶので「今日は何かな?」とメニューを見るのが楽しみに。彩り豊かな副菜や野菜たっぷりのおかず、温かいお味噌汁。食べ終えた後には心も体も満足感に包まれます。
食欲だけでなく気分も上がる、彩りまでこだわった日替わりランチ
また、シフォンケーキなどのスイーツも評判の一品。コーヒーと一緒にゆったりとした時間を過ごせば、日常の疲れもリセットされますね!
休日には友人とおしゃべりしながらカフェタイムもいいかも…♪
「くわの木 Café」のもう一つの魅力は、商店街とのつながり。昨年からは、商店街の方と七夕飾りを作るなど積極的に活動されているそう。
近隣の小学生を見守る“駆け込み寺”のような存在だと知ってもらうためにハロウィン企画に参加をしたり、なんと商店街事務所の引っ越しまでお手伝いをしたりすることも!高齢化が進む商店街で「立ち寄るお客さんと“元気でいること”を確かめ合う」、そんな役割も果たしており、街の一員としてお店を営まれています。
また、学生にも商店街をもっと楽しんでほしいという想いから、荒町商店街振興組合と近隣の商店街が企画する「Welcome to わかばやし(発行:若林区))」(2025年 期間限定)に参加。学生へ、日替わり定食を50円引きで提供されていたそうです。
「就業継続支援事業所として支援を継続していくことはもちろん、地域や商店街とのかかわりを増やして貢献していきたいです。」
その言葉の背景には、地域の中で支え合いながら歩む「くわの木 Café」のあたたかさが感じられますね。
コンパクトなお店が並ぶ、かわいい街並みの荒町商店街。
お隣さんと支え合っている様子が荒町らしい
忙しい日々の中で、心と体を癒したいとき。荒町の小さなカフェで温かいご飯と笑顔に会いに行ってみませんか?
●所在地: 仙台市若林区荒町67番1号
●営業時間:[月~木] 9:30~16:00/[金] 9:30~15:00
●定休日:土日祝
●TEL:022-267-5622
●Instagram:@kuwanokicafe5622
普段、どんなときにカフェを利用しますか?また、どんな場所にカフェがあると嬉しいですか?
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