このコラムを書いているのが8月16日…
夏の甲子園大会もベスト16が出揃い今日からベスト8を決める熱い戦いが行われています~
剛球投手…4番強打者…豪打のチーム…堅守のチーム…継投で繋ぐチーム…機動力のチーム…名物監督のチーム…
様々なチームが様々なドラマをみせてくれる
それが夏の甲子園の魅力です
1972年「週刊少年チャンピオン」に『ドカベン』という野球マンガの連載が始まりました(懐)
4番で強肩強打のキャッチャー山田太郎…小さな巨人アンダースローの里中…悪球打ちの岩鬼…秘打の殿馬を擁する神奈川の明訓高校硬式野球部がライバル達と戦いながら成長していく物語
作者は(故)水島新司先生~
1981年に連載は終了しますが
1983年から『ドカベン』をはじめ『ダントツ』『一球さん』『球道くん』など水島野球漫画のキャラクターが大集結させた『大甲子園』が始まり野球ファンを夢中にさせました!
先日『ドカベン&大甲子園』という本を見つけ即買いし(笑)ページをめくっていたらあることに気づきました
今から40年も前の作品なのに…
ここに至って水島先生の世界に甲子園が追いついた!
って事で今回のDoFreeは
《すごいぜ!水島新司先生の想像力》
明訓高校のライバル校に「クリーンハイスクール(千葉)」「ブルートレイン学園(東東京)」がありますが…連載当時カタカナの校名の高校は甲子園には出ていなかったはずですが
今回「クラーク国際(北北海道)」が7年ぶりに出場
地方大会でも「ウェルネス宮城」「聖カタリナ(愛媛)」「聖心ウルスラ(宮崎)」「エナジックスポーツ(沖縄)」などカタカナ校名の学校がチカラを付けています~
さらにドカベンの「クリーンハイスクール」の規格外の4番打者がハリー・フォアマンという外国人(咢)
留学生なのか帰化したのか?どういった経緯で入学したのかは定かではありませんが(笑)
今回高知中央では台湾からの留学生 謝 喬恩 がスタメンで活躍してました~
そのうちメキシコやベネズエラ・ドミニカからの留学生(留学出来るかどうかは分かりませんが…)が強打者や豪腕投手として甲子園で大活躍する日が来るかも知れませんね!
そして今後甲子園に出てくるのでは?と期待してしまうのが…
水島ワールドではお馴染みだった左右投げの投手!
ダルビッシュは右投げですが左でもそこそこのボールを投げられるようですがさすがに実戦で投げたのは見たこと無い(汗)
水島漫画に登場する光高校の荒木や赤城山高校の木下・紫義塾高校の近藤などは右でも左でも投げられる正真正銘の左右投げ投手!
特に赤城山高校の木下は左右で使えるスペシャルなグローブを使っているので左右どちらで投げるのかギリギリまで分からない厄介なピッチャーでした~
左右投げの投手が3人居て…オーバースロー・サイドスロー・アンダースローで投げる事が出来れば1人6役が3人で…つまり18人のピッチャーがベンチに居るのと同じ事になります(驚愕)!
左右投げ…果たして甲子園に出て来るでしょうか?
さて…久しぶりにバッティングセンターに行って
中学校の頃に出来なかった『秘打・花のワルツ』でも練習しに行きますか!
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
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