「今回が初めての出店です。これまではなかなか表に出る機会はありませんでしたが、もっと仙台牛を知ってほしい、かとう精肉店を知ってほしいという思いで、トップクラスの満足度を誇る県のイベントである仙台オクトーバーフェストへの出店を目指し、新メニューを打ち出すなどの工夫を重ねてきました。

ゆくゆくは、仙台オクトーバーフェストを通してドイツと日本の一番の架け橋が仙台となると素敵だなと思います。

A5ランク、B5ランクの仙台牛をリーズナブルに提供できるのは、販売指定店だからこそ。ビールのお供としても、メインの料理としても、ぜひ当店自慢の仙台牛を楽しんでいってほしいです。」

公式サイト：https://sendaigyu.thebase.in/

仙台オクトーバーフェスト内公式対象ページURL：https://www.sendai-oktoberfest.jp/food/#shop_20

☆おすすめ商品：
若者向け→仙台牛とアクセントの大葉がのった、お腹いっぱいになれる「仙台牛ガーリックバターライス」。
大人向け→「仙台牛ステーキ串」、店頭でも人気の「特製仙台牛 牛すじ煮込み」、新商品である「かとうの餃子」。

「今年で三回目の出店です。家族連れが例年多いことから、お酒を飲めない世代にも仙台オクトーバーフェストを楽しんでいただけるようにしたいという主催側の思いに共感し、宮城県洋菓子協会として出店することになりました。今回、宮城県洋菓子協会からは九二四四も含め3店舗の出店となります。※九二四四（9/9、9/15、9/19）、ムッシュマスノアルパジョン（9/10、9/16～18、9/21～25）、とびばいさ甘座（あまんざ）（9/11、9/14）。

コロナ禍でお酒を取り扱うお店は特に大変な思いをされていると思います。そんな中で、人が集まって楽しい時間を過ごすことを徐々に解除していくのは、大切ですし必要なこと。元来テイクアウトの文化が根付いている洋菓子屋としてもうれしく思います。

来年度以降もどういう形であれ、イベントを支えていきたいと考えています。そこに求める人がいて、少しでも役に立てるのであれば、商売としてただ売り上げを取るだけではなく、来てくださった方の思い出に花を添えられるように積極的に動いていきたいですね。」

公式サイト：https://www.9244sweets.com/

OKF公式対象ページURL：https://www.sendai-oktoberfest.jp/food/#shop_s01

☆おすすめ商品：
ビールのお供に→砂糖を入れず、塩や胡椒で塩味をつけた「おつまみクッキー」。
ケーキ→店頭で一番人気の、「栗とショコラとヘーゼルナッツ」。

「今年でおよそ10回目の出店です。今回は3年ぶりの開催ということで、仙台オクトーバーフェストでしか飲むことのできない「HEY HOP LET’S GO -Sendai Edition-」をドイツの醸造所に頼んで作ってもらいました。こだわりの造り方で、柑橘系の香りを豊かに仕上げた、ビギナーにもおすすめの飲みやすい一杯です。他にも、売り切れ後は二度と飲むことのできない貴重なビール、「ドランクンセイラー」など、今年もこだわりのビールを取り揃えました。

ドイツビールの魅力はなんといっても、その種類の幅広さです。日本の一般的なビールは、原料の違いはあれど製法が基本的には同じですが、ドイツのビールは一つ一つ異なる醸造手法をとっていて、その数は何千種類にものぼるほど。「ビールは苦いもの」と思っている若者にも、ぜひ試してほしいですね。

伝統を重んじるドイツに対して日本では新しさが求められるため、その伝統を伝えることや新商品を持ってくることに難しさも感じます。それでも、大好きな街である仙台でドイツビールをお届けできるように毎年進化をし続けていきたいです。」

公式サイト：https://www.krombacher.com/

OKF内公式対象ページURL：https://www.sendai-oktoberfest.jp/beer/#shop_13

☆おすすめ商品：
ビギナー向け→小麦から造られ、軽やか・フルーティーでやわらかい口当たりの「ヴァイツェン」。造り方にこだわりをもち、柑橘系の香りが豊かな「HEY HOP LET’S GO 〜Sendai Edition〜」。ドイツで10杯に1杯飲まれており、日本のビールに近いがより上品ですっきりした味わいの「ピルス」。

開催初日の9月9日。会場である錦町公園に着くと、既にオープン前からたくさんの人が並んでいて、3年ぶりの「仙台オクトーバーフェスト」の開催をたくさんの人が待ちわびていたのだと、その人気を実感しました。
 

アミューズメントパークに行くようなワクワク感とともにいざ入場！
会場は、大きなテントの中央にセンターステージがある「BLUE TENT」とキッズスペースがありペットもOKのゆったりとした「GREEN TENT」がありました。私たちはメインエリアのBLUE TENTに着席。平日の17時半に、ほぼ満席に近い状態でとても驚きました。
 

BLUE TENTを囲むように約20店舗のお店が並んでいて、ぐるりと一周しながら何を食べるか迷う楽しさもありました。私たちは、公式サイトで食べたい料理を下調べしてきていたのと、出店者の方へのインタビューでおすすめ料理を教えていただいたので、こちらの料理をチョイスしました！
 

・「かとう精肉店」学生にもおすすめのボリュームたっぷり仙台牛ガーリックバターライス、ネギ塩マリネ豚カルビ
・「かきや no Kakiya」かきの串焼き
・「九二四四」栗とショコラとヘーゼルナッツのケーキ、ビールに合うおつまみチーズサブレ（ブラックペッパー）
・「五橋 居酒屋 周平」冷やし焼き芋アイス
お酒に合う料理だけでなく、閖上コーヒーやデザートの他、お酒を飲めない人もイベントを楽しめる地元の食材を使った美味しい料理などもたくさんあり、学生同士、友達とご飯を食べに来るのもおすすめです。BLUE TENTでドイツの民族音楽の生演奏を聴きながら、初めて体感する空間で楽しい時間を過ごすことができました。九二四四さんのスイーツセット（写真 右）は、家族のお土産にしようと購入しましたが、美味しそうなのでその場でみんなで完食しました！
 

最後に、同行したスタッフ（20歳以上）が飲んだドイツビールの感想
「今回注文したビールは、クロンバッハさんの店主からオススメされた『HEY HOP LET'S GO -Sendai Edition-』です。今回の仙台オクトーバーフェストの為にだけドイツで醸造されたという貴重なビールがおっきなグラスに注がれました。まず一口飲んだ瞬間、ホップの旨味が凄い勢いで口に広がりました。Alc.6.8%とは思えないくらい飲みやすくて美味しい・・。IPAなのに苦味が舌に残らずスッキリと飲めるので、何杯でもいけそうなビールでした！普段飲めないビールが多いので、ビール好きの人にはたまらないですね」
 

「以前から来ていて、Facebookで今年3年振りに開催されることを知って「待ってました、初日に行こう」ってなりました。お互い子供も一緒だけど、キッズスペースもあったり、料理も美味しいし、スイーツやラムネなどもあるので、大人も子供も楽しめる場所ですね。これからもずっと続いてほしいです。」

「Instagamのストーリーで今年開催されることを知って、前の会社の同期と久しぶりに集まりました。オススメ料理を隣の人が教えてくれたり、新しい交流があるのもいいですね。これからもずっと続いてほしいイベントです。」

「会社の同僚に誘われ、初めて来ました。ビアガーデンみたいな感じかと思っていたら、平日の夜ということもあって、開放的なGREEN TENTでリラックスしてドイツビールを堪能できました。仙台でドイツ料理食べることもできて、海外に行った気分になれますね。また来たいです。」

「今回、仙台オクトーバーフェストを3年ぶりに開催できることがうれしいです。ただ、以前のイベントを再開するだけでなく、毎年進化し、新しく感じてもらうことが一つでも二つでもあるような状況を作っていくことに挑戦していこうと考えています。そのためにも、私たちの取り組みに対しての様々な声に耳を傾け、地域全体の意見を真摯に受け止めていきたいと考えています。
 

東日本大震災が発生した2011年も、仙台オクトーバーフェストを開催することを決断しました。その年「こういった場を待ってたよ」「大変だけど頑張っていこうよ」という来場者の方々の言葉を聞き、自分たちの仕事が地域のみんなを元気づけることができていることを実体験することができました。この実体験は会社そのもののターニングポイントにもなりました。

だからこそ、仙台オクトーバーフェストはビール好きの人だけが楽しむ祭りではなく、人が人として豊かに生きていくときに必要な場となることを目指しています。

日本や東北の良さというのは四季折々にあると思います。だからこそイベントをやってるときに訪れるだけでなく、四季の変化を感じる食やイベントなどを楽しむ身近な交流人口が日常的に増えることで、経済が循環すると思います。単に仙台オクトーバーフェストが盛り上がるのではなく、仙台や宮城、東北全体が活性化していく代表的なコンテンツの一つとして成長して欲しいです。

一方で他県から来た方には、仙台のリピーターになっていただきたいです。同時に、改めて自分の地元にも思いを馳せてほしいと思っています。よく仙台出身の若い方が「仙台って何もないんだよね」と言っているのを耳にします。ただ、それは磨き方が足りなかったり見せ方がちょっと弱かったりするだけだと思います。もちろん外の世界に目を向けることも素晴らしいことですが、仙台オクトーバーフェストが、自分たちの出身地に思いを馳せるような時間となり、故郷の良いところを見つけ出し、磨いていこうとするきっかけになればうれしいです。」
 

株式会社ユーメディア　代表取締役　今野 均 社長

僕にとって、仙台といえばお祭りのイメージが強いです。仙台出身ではないこともあって、こういったイベントがあることが自分が生活する中で楽しみでもありました。お酒を飲めない大学2年生の自分がビール祭りを楽しむことができるのか不安だったものの、すごく楽しむことができました。同時に、そうしたイベントの一つである、仙台オクトーバーフェストに関わる方々のお話を聞くことができたことで、より一層仙台を好きになりました。

私は仙台オクトーバーフェストに対して、お酒を飲めない自分が参加していい場所なのか、また大人が多く敷居が高いのではないかというイメージを抱いていました。しかし、実際に参加してみて、様々な年代の人がそれぞれ違った楽しみ方をしていたり、テントが開放的でたくさんの人と交流できたりと、イメージがガラッと変化しました。来年からはお酒も飲めるので、今年とはまた一味違う仙台オクトーバーフェストを楽しみたいと思います。

今回仙台オクトーバーフェストに初めて関わったことで、このイベントが多くの人に愛され、待ち望まれていたものであることを実感しました。また、県外出身の私にとって、仙台の魅力を再発見するよい機会となりました。今後の仙台オクトーバーフェストにも注目していきたいです。