せんだいタウン情報 マチコ

2022年04月01日
ずっと健康でいるために、定期的な健診を。人間ドックのすすめ。

ずっと健康でいるために、定期的な健診を。人間ドックのすすめ。

ずっと健康でいるために、定期的な健診を。人間ドックのすすめ。

皆さんは健康のために気を付けていることはありますか?食生活や運動など、健康を保つためにできることはたくさんありますが、定期的な健診もそのひとつ。
「自分は健康だ」と思っていても、思わぬところに病気が隠れているかもしれません。
早期発見のためにも、定期的に検査をしてもらうことが大切です。
今回は、マチコ編集部が人間ドックを取材&疑似体験してきました。

今回取材したのは…
公益財団法人 宮城県対がん協会

宮城県対がん協会

1958年にがん研究の権威・黒川利雄氏によって創立。全国に先駆けて胃がんの集団検診を行うなど、がん研究・がん検診のトップランナーとして宮城県民の健康を支えています。
がん検診はもちろんのこと、健康診断や人間ドックなど、さまざまな検査体制が整っています。

 

人間ドック(がん・生活習慣病健診)って?


宮城県対がん協会
 

お仕事をされている方は、年1回は職場からの案内で健康診断を受けているという方も多いのでは?
健康診断と人間ドックのいちばんの違いは検査項目の多さ。健康診断では通常行わない検査が基本的な検査項目の中に入っているほか、多様なオプション検査が用意されています。
前立腺がんなどの各種がん検診や骨粗鬆症検査、ピロリ菌抗体検査など、気になる項目を組み合わせて、より詳しく検査することができます。

宮城県対がん協会の強みは、健診の後までフォロー体制が整っていること。
受診後に治療が必要な場合は、地域の専門医療機関の紹介も行っています。治療後の健康相談も受け付けているので、安心して健診を受けることができます。

 

人間ドックの流れを疑似体験!


マチコ編集部を代表して、編集長さっちんが人間ドックを疑似体験。いっしょに基本的な健診の流れを見ていきましょう。
 

 ①受付 
まずは受付で検査着を受け取ります。着替えた後に、書類やオプションの追加希望を確認します。

宮城県対がん協会

 

 ②採尿 
対がん協会の人間ドックでは、採尿は受付をしてから。尿検査では、尿に出ているたんぱく、糖、血液などを検査します。

宮城県対がん協会

 

 ③問診・血圧測定 
問診票をもとに、保健師さんから問診を受けます。最近の体調や過去の病気についても確認します。

宮城県対がん協会

 

 ④胸部X線検査 
肺や気管など呼吸器系の検査。肺がんの早期発見や、結核・肺炎の発見につながります。

宮城県対がん協会

 

 ⑤腹部超音波検査 
肝臓や腎臓、すい臓などの消化器系の検査。脂肪肝や胆石などがこの検査で見つかります。

 

 ⑥身体測定・視力測定 
おなじみの内容ですが、自宅では測らない方もいるのでは?年に1度は確認してみましょう。

宮城県対がん協会

 

 ⑦採血 
血液を見ないと分からない病気がたくさんあるそう。肝機能や腎機能の異常も血液から分かります。

宮城県対がん協会

 

 ⑧心電図検査 
心臓が動く際に発生する電気を読み取って、心臓の収縮に異常がないかを検査します。

宮城県対がん協会

 

 ⑨聴力検査 
音の聞こえる範囲は年齢によって変わっていきます。高音・低音それぞれの聞こえ方を調べます。

宮城県対がん協会

 

 ⑩肺機能検査 
あまり聞いたことがない検査ですが、呼吸する力や肺の容量を調べる大切な検査です。
※2022年3月現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実施していません。

宮城県対がん協会

 

 ⑪眼底検査 
こちらも、普段の健康診断にはあまり含まれていない項目。目の中の毛細血管を見る検査です。

宮城県対がん協会

 

 ⑫胃X線検査 
バリウムを飲んで、食道から胃、十二指腸までの異常を確認します。胃潰瘍やがんが見つかることも。

宮城県対がん協会

 

 ⑬診察 
最後に、医師による問診や聴打診、生活指導を行います。

宮城県対がん協会

 

オプション検査(一例)
・低線量CT(肺・内臓脂肪) ・前立腺がん検査 ・骨粗鬆症検査
・C型肝炎検査(血液検査) ・ピロリ菌抗体 ・ペプシノゲン検査
・アルコール体質検査 ・子宮頸がん検診
・乳がん検診(超音波検査・マンモグラフィ)など
※オプション検査をご希望の方は、健診日前日(平日)の午前10時までご連絡ください。
 ドック推進課 TEL:022-263-1528

 
 

健康診断・人間ドックを上手にうける5つのポイント


人間ドックの流れが分かったところで、あらためて健診のポイントを確認しましょう!

①30代が健康年齢!
「がん」などの生活習慣病は、40代から増加傾向に。早期発見・生活習慣改善のためにも、元気な30代のうちから受診習慣を。

②年に1回は必ず受ける!
前年に異常がなかったからといって安心は禁物。年に1回は必ず受診して、自分の健康状態をチェックしましょう。

③精密検査を怖がらない!
健診後に「要精密検査」の結果が出ても、その時点では病気だと決まったわけではありません。健康を守るためにも、怖がらずに主治医の方に報告し、検査を受けましょう。

④結果を生活習慣改善に活かす!
人間ドックは日頃の生活習慣を見直すきっかけにもなります。健診結果を参考に、自分の生活習慣から変えて、健康なからだを手に入れましょう。

⑤結果の管理も健康管理のひとつ!
健診結果は自分の健康状態の履歴書。大切に保管し、健康管理に活かしましょう。

 

受診の手順

受診の手順
 

受診の手順

要精密検査となった場合

検査の結果、要精密検査となった場合は医療機関の受診が必要になります。
また、対がん協会で行うことができる検査については別途ご案内いたします。
※結果に関するご相談はお電話または面接にて、随時受け付けております。

 

自分の健康を守り続けるためにも、今の健康状態を知っておくことはとても大切です。
あなたも、人間ドックを受けてみませんか?

公益財団法人 宮城県対がん協会 がん検診センター

TEL 022-263-1525
住所 仙台市青葉区上杉5-7-30
アクセス 仙台市営地下鉄南北線北四番丁駅または北仙台駅より徒歩約15分

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