2011年、"東日本大震災の被災地の子どもたちに子どもが描いた絵を送りたい…"マチコ編集部員にイタリアからメールが届きました。世界各地に被災地を思う子どもたちがいる。"絵を描いて励ましたい"私たちはその小さな支援を被災地の子どもたちへ繋ぐお手伝いをさせていただこうと「For children By children」と題したプロジェクトを作り、世界中から集まった絵を通して被災地と世界を繋ぐ活動をしました。
東日本大震災から10年たった今、あらためて優しさいっぱいのアート作品を動画に再編集しました。ぜひご覧ください。
Bit'z Kidsはニューヨークのマンハッタンにある神戸発の日本の子供服屋さんです。
震災から1年が経ち店のイベントとしてお客様のお子さんたちが日本のお友達への復興メッセージとして"私たちの好きなニューヨーク"を描いてくれました。
ニューヨークは日本から飛行機で12時間くらいの所にある街です。日本のお友達がこの絵をみて"いつかニューヨークに行ってみたい"と希望を持ってくれたら嬉しいです。被災地の復興、世界の平和を心から祈っております。
アメリカ ニューヨーク州 Bit'z Kidsの友達より
みなさんへ
私達の描いた絵をみて、みんながスマイルしてくれますようにと願っています。
私達はみんなのために、楽しみながら絵を描きました、そしてみんなも私達が楽しんだようにクレヨン、ペンを使って紙にみんなにとってスペシャルな絵を描いてほしいと思います。 私達はみんなの家や学校が洪水などの被害にあってとても悲しく思っています。 早く普通の日がみんなにもどってくることを望んでいます。 私達の描いたお花、お日様、そして虹の絵が、みなさんにしあわせをもたらしてくれることを願っています。
私達はみんなのことを思っています。 私達の絵を楽しんでください。
バージニア州 バーク市 キディーカントリー幼稚園の友達より
私たちは毎週日曜日に集まって、日本語で遊んだり勉強したりしているグループです。私たちのほとんどはイギリス人ですが、私たちのお母さんやお父さんは日本人です。グループの中には、仕事でイギリスに来ている日本人の家族や、日本に興味のあるイギリス人の家族もいます。私たちの大好きな日本で起きた大地震のニュースに大変心が痛みました。私たちはいつも日本のことを思っています。皆さんのことを思って、心をこめて絵を描きました。
イギリス シェフィールド市 日本語プレイグループ&スタディークラブの友達より
日本のお友達へ
私たちはイタリア国エミリアロマーニャ州ボローニャ県バッザーノ市立幼稚園に通っています。
直接みなさんとお会いしたことはありませんが、仲良くなりたいと思っています。
みなさんが幸せになるように心を込めて絵を描きました。
たくさんのキスを絵と一緒に送ります!!
バッザーノ市立幼稚園Eクラスの友達より
日本のみんなに伝えたい、ありがとうとフィリピンからの応援を。
希望を失った時こそ希望でいっぱいに。
私にも、希望のない状況に遭遇することがあるかもしれない。
事故とか死とか、どうにもできないようなこと。
そんなとき、私だったら悲しみや苦しみの心を忘れようと、ひとりで苦しまず、誰かの言葉に耳を傾けるでしょう。
苦しみは神様が私たちに何かを伝えてくれている時。 私の中に信じる神様がいる限り、私は希望を捨てることはないでしょう。
SACRED HEART ACADEMY , QUEZON CITY, PHILIPPINES
(フィリピン ケゾン市 セイクレッドハート アカデミー)の友達より
日本のお友達へ
私たちは、日本とそして君たちの身に起こった今回の災害のことをとても悲しんでいます。
そして君たちへ、ご両親やお友達、それからすべての人へ、私たちは日本にいるみんなのことをいつも思ってるって、伝えたいです。
苦しみや悲しみを分かち合うこと、この気持ちを絵で伝えることができたら、と願っています。
忘れないでね、君たちと一緒にいることを。
ポーランド、ウォピエンノ村の友達より
やさしさをくれた世界の子どもたちへ。あらためて「ありがとう」のメッセージを届けよう。