先日の地震はびっくりしましたね… 「またか!?」と思った方も多かったのではないでしょうか
今年の3月11日で東日本大震災から10年… この日を再出発のきっかけにして新しい生活に踏み出そうと思っていた矢先に被害が重なった方にとっては…心が折れる出来事だったと思います
幸い震源が深かった事で潮位の変動のみにとどまり10年前のような津波被害はありませんでしたが…場所によっては家屋や地盤に被害が出ました
怪我をされた方もいらっしゃいます…
被害に合われた皆様に心からお見舞い申し上げます
今回の地震が東日本大震災の余震と思われるという発表にも驚かされました
地震のみならず台風や豪雨や豪雪…さらに火山の噴火など自然のちからによって引き起こる予測不可能な大規模災害の発生にどうやって備えるか…
今回改めて痛感しました
①「住んでいる場所の環境を知る」
自治体が発行しているハザードマップを活用し自分が家族がどんな環境の近くで生活しているのかを把握する事で備えや災害時の行動が予測出来る
②「家族ひとりひとりの防災」
災害が発生するのは家族が全員家にいる時間とは限りません…
ひとりひとりが身を守る行動を取れるように日頃から話し合う事が大切
子供がまだ小学生なら通学路を一緒に歩いて地震発生時に危険と思われる箇所を教えたり
通学路近くの避難出来る公園等を見つけておく事も必要です
③「自宅近辺とは限らない」
豪雨や台風などは気象衛星の観測で進路や規模・暴風圏に入る時間などある程度の予測が出来ますが地震は突然起こります
職場・出張先・旅行先などでも災害時のシミュレーションをしておく必要があります
とにかく沿岸部で大規模地震に遭遇した場合はいち早く高台や安全な高所に避難する事!
土地勘の無い沿岸部に居る時は
あらかじめ高低差を頭に入れておく事も必要です
④「非常用持ち出し袋」
家族構成や季節毎に入れるモノを見直す必要があります
乳幼児や要介護者が居る場合は袋の中身も変わってきますので
『今何が必要か?』を考えて準備したいですね
また家族でそれぞれ持ち出し袋を用意するのも良いと思います
背負えるリュック
⑤「防災グッズの活用」
とにかく倒れる危険がある家具などは突っ張り棒などで固定する!
寝室にはそれぞれ懐中電灯を常備
なるべく両腕を自由にしたいので頭に装着するヘッドライトタイプを人数分
さらにパパ用に防水タイプの高輝度懐中電灯
ランタンなどは持ち出し袋に
手を保護するために手袋を人数分
さらに履きやすい紐無しスニーカーなどをベッドサイドに置いておくとモノやガラスが散らかった家の中も歩きやすく…急いで外に避難しなければならない状況でも行動しやすくなります
思い付くままに書いたのでまだまだ足りない部分も多いのですが…
こういった準備や対策をしておくだけでも命を守る行動につながると思います!
『災害はこちらの都合など関係無い』
『それぞれが命を守る行動を!』
『在宅での避難生活が難しければ迷わず避難所へ!』
震災から10年ですが防災には終わりはありません
皆さんの防災対策もぜひ教えて下さい!
machicoユーザー皆でその情報を共有して災害から身を守りましょう!
この写真は、震災後の私、本間の実家・・・跡です。
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
みんなの防災対策を教えてください!