毎月開催している『深沼ビーチクリーン』の活動写真と、ラジオ3の10年を振り返る展示をつくり、これからの時間を考えていきます。
開催日時
2021年2月27日(土)~3月14日(日)10:00〜17:00
[休館日]3月1日(月)、8日(月)
会場
せんだい3.11メモリアル交流館 2階スタジオ
仙台市若林区荒井字沓形85-4 仙台市地下鉄東西線 荒井駅舎内 [ MAP ]
2018年3月〜現在も継続して、毎月第2日曜日に開催している『深沼ビーチクリーン(海岸清掃)』の様子を記録写真として展示します。写真の間には、詩人武田こうじの言葉が置かれていきます。現在の荒浜海岸の様子と、海岸清掃という環境課題に向き合う様子、そして、日々感じてきたことの言葉の断片によって、訪れた方それぞれが、この10年に考えたことや感じたことを振り返る場にしていきます。
かつてこの地域で開設していた深沼海水浴場は、東日本大震災の津波によって閉鎖を余儀なくされました。仙台市唯一の海水浴場として多くの方が訪れていた町の姿を思い、人が住めなくなってしまったこの地域を再生するために、活動を始めた人々の想いを受けつぎ、「海辺の図書館」館長の庄子隆弘さんを企画発起人として、毎月第2日曜日にビーチクリーン(海岸清掃)がスタート。震災復興の活動として多くの人々に賛同してもらっています。近年は海洋ごみやマイクロプラスチック問題への関心が高まったことからも、家族、友人同士、個人での参加だけではなく、企業や市民団体、学生サークル、ボランティア活動をされている方たちの参加も増えています。
開催日時
2021年2月14日(日)、3月14日(日)、4月11日(日)
※4月以降も毎月第2日曜日開催
10:30〜11:30
集合場所
海岸公園センターハウス
※動きやすい服装&軍手持参でご参加ください。
※駐車場あります。
震災当時のラジオ3の様子やそこから10年という時間の中で、ラジオ3はなにを伝えてきたのかを展示します。
「手紙/深沼ビーチクリーン記録展」関連企画
いつもと同じ金曜日、だったはずの日が「3.11」と呼ばれるようになり、あっという間に10年が過ぎました。当時は局として始めたばかりのツイッターで街の情報を更新しながら、それをラジオでも発信するという方法で放送していました。その後は震災に関することを様々な方にインタビューしてきましたが、この「手紙」という番組では、音声でのインタビューでは表現できないことを文章(=手紙)として書いていただき、それをラジオで紹介しています。みなさんの言葉に耳を傾け、自分自身の10年に思いを寄せる時間にしていただければと思います。(パーソナリティ 青木朋子)
今回の『手紙』特別版のテーマは「この10年という時間について」です。このラジオ番組は今までいろいろな方の言葉を紡いできました。この特別版でも、10年という時間がどんな時間だったのか、いろいろな方の言葉から問いかけていきます。
また、この番組は『手紙/深沼ビーチクリーン記録展』と関連した番組です。大切なことは「答え」ではなく、「問いかける」ということ。わたしたち自身に。聴いてくれた方、来てくれた方に。いろいろな視点で考えることのできる余白を大切に「問いかける」ことができたらと思います。(詩人 武田こうじ)
主催
手紙/深沼ビーチクリーン記録展実行委員会
協力
せんだい3.11メモリアル交流館、海辺の図書館
協賛
株式会社五十嵐商会・株式会社一条工務店宮城・うまい鮨勘 株式会社アミノ・株式会社SKホールディングス・CO・OP共済・株式会社こだま・仙台ターミナルビル株式会社・仙台フットボールクラブ・Rethink PROJECT・リコージャパン株式会社 宮城支社
お問い合わせ
手紙/深沼ビーチクリーン記録展実行委員会
[TEL]070-5518-5377
※[実行委員会について] 手紙/深沼ビーチクリーン記録展実行委員会は、『深沼ビーチクリーン』や荒浜の海岸の『海水浴再開イベント』を実施してきた(株)ユーメディアと(株)プレスアート、(株)仙台シティエフエム(ラジオ3)のスタッフが本企画に合わせる形で立ち上げました。