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2020年11月12日
DoFree!Vol.201~本間ちゃんのここだけの話~『宮城の秋の楽しみ』

DoFree!~本間ちゃんのここだけの話~

 

食欲の秋とはよく言ったもので…
芋・栗・南瓜・キノコ類・梨・柿・サンマ・戻り鰹・牡蠣そして新米!
宮城の秋は美味しいもの三昧です(^O^)

 

そんな中でも亘理など県南の沿岸部で古くから食されて来たのが…
鮭の出汁がしみたご飯の上に出汁で炊いた鮭の身とはらこ(イクラ)が豪快に乗った…そう『はらこめし』!

 

県南沿岸部の家庭にはそれぞれのオリジナルレシピが存在し母親から娘へ(或いは息子へ)またはお嫁さんに受け継がれています

 

そんな中…私がラジオのイベントを通して出会った亘理町荒浜婦人会(別名・はらこめしの神)の皆さんが作ったはらこめしがとても美味しくて…何とかして家庭で作れないか?とモヤモヤしていたところ~
私が出演させて頂いているナマイキテレビのコーナーでKHBの重信アナウンサーが神3に作り方を教わるロケに行ったVTRが流れ…歓喜した私はワイプで抜かれながら手はレシピをメモるという離れ業を生放送中に行い…(つーか放送終わってからロケ担当Dに聞けばいいんでねーのスか?と終わってから気付く…それぐらいの動転ぶり・笑)

 

では行きましょう!荒浜婦人会神3の『はらこめしレシピ』!

①米五合をとぎザルに上げて30分ほどしっかり吸水させておく(米をといですぐ出汁を入れて炊くと確実にアルデンテ米になります・汗)
②鮭の本身・鮭のアラ・生のはらこ(イクラ)を用意
③事前にはらこ(イクラ)を皮から外す下処理しておく

これについては…お湯の温度等いろいろなやり方があるので亘理町のホムペを見るなどWebで検索し自分に合う方法を探して下さい!
④日本酒2カップ・醤油2カップ・砂糖を1カップを鍋に入れ沸騰したら鮭のアラを入れる。アラに火が通ったら引き上げアラから身を取りバットかボウルに取り分けておく
⑤煮汁にそぎ切りにした本身を入れて身に火が通ったらら引き上げてバットに並べておく
(これははらこめしの上に飾る身になります)
⑥吸水させた米を炊飯器に入れ煮汁を1カップ入れあとは規定の目盛りまで水を足して炊飯器のスイッチオン!
⑦さらに皮から外したはらこ(イクラ)をあまった煮汁に浸けて味を染み込ませる…とはいっても30秒ほど浸けたら引き上げる
⑧ご飯が炊けたらアラから外しておいた鮭の身を入れご飯と混ぜ合わせる
⑨鮭の身が入ったご飯を盛り付け飾り用の身を乗せ…はらこをちりばめたら完成!

写真01

 

生のはらこを下処理する自信が無かったらスーパーなどで完成品を買ってきてもいいけど(^_^;)…自分で作ると格安だし~好きなぐらいはらこを乗っけられるメリットがあります!

 

また鮭のアラから出る旨味が煮汁に入る事で格段にご飯が美味しくなるわけですが…アラが手に入らなかったら顆粒だしの素で代用してもいいと思います~

 

私でも美味しく作れたんだから皆さんも大丈夫!
この機会に宮城の郷土料理をマスターしてみっぺす!

 

文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )

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