堪え忍ぶ事やうまく行かない事を表現する慣用句やことわざっていっぱいありますねぇ~
「臥薪嘗胆」
「石の上にも三年」
「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」
「箱根八里は馬でも越すが越すに越せない大井川」(なんだ?それ?)…
ひとつテンヤという真鯛を狙う釣りを始めてからかれこれ3年…釣れてくるのはカナガシラやホウボウ、サバ、イナダ(良くてワラサ)(´-ω-`)
同じ船に乗った釣り友がバンバン真鯛を上げる姿を横目で見ながら…心は折れかけ運にも見放され体力も尽きて引退か?と思った先日!ついに私の竿に真鯛とおぼしき強烈なアタリがァ~!
軋む『がまかつテンヤ真鯛』!ドラグが唸る『安いスピニングリール』!(やっぱりステラ買おうかなァ~)
PEに『俺ノット』で結束したリーダーは大丈夫なのか!?
『えっ?本間ちゃんに来たの?』『その引き、間違いなく真鯛ッスよ~!』
にわかに色めき立つ船上(笑)
応援というより…生まれて初めて立ち上がろうとする小鹿を見守るような釣り友達の眼差し(沈)
そして上がって来たのが52cmの真鯛!やた~っ!
目出てーっ!
この日は真鯛をはじめ、トラフグ(2.5kg)・ホウボウ・ショウサイフグ・イナダとまずまずな釣果!
さて…船上で船長に神経〆してもらった真鯛をどうやって食べようか?
とりあえず三枚に下ろして…背中側のサクの一本は皮付きのままピチットシートでくるみ…
もう一本は皮を剥いで昆布〆にして翌日まで冷蔵庫で美味しくなってもらい~腹身はアクアパッツァに!
『沖釣り真鯛のアクアパッツァ~トマトとパセリ忘れ』
やっぱトマトとパセリが入らないと色味がァ~f(^ー^;
でもアサリと殻付き赤エビとタコのぶつ切りと真鯛から出る出汁は絶品でした!
で翌日…皮付きのままピチットシートで〆たサクの皮目をバーナーで炙り~
『炙り鯛茶漬け』に!
薄く切った身をご飯の上に隙間無く乗せ…真鯛のアラと日高昆布で採った出汁をぶっかけて豪快にかっ込む!
実はこれ…頑張って薄く切ったのが仇になり…身に熱が早く回ってしまいました(T0T)
次回鯛茶漬けを作る時は先にご飯に出汁を張ってから鯛の身をこんもり盛るかたちで作ってみようかと思います~
そして昆布〆のサクは…こちらも薄切りにして1袋30円だったおつとめ品ベビーリーフに乗せ
『昆布〆真鯛のカルパッチョ風サラダ』に!
味付けは…というよりバルサミコ酢とオリーブオイルと岩塩とブラックペッパーを振りかけただけ(´∀`)b
爽やかな酸味と昆布の風味が利いた美味しいカルパッチョ風サラダになりました~
ヒラメもホウボウもカナガシラもアイナメもメバルもソイも…宮城の海で捕れる魚は美味しいですが…やっぱ煮ても焼いても刺身でも鯛の味は格別でした
(^_-)
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
11月28日(土)開催!ゲストは本間ちゃんといつもDoFree!をご覧いただいている読者のみなさんです!
2012年4月にスタートした本間秋彦氏のコラム『DoFree!~本間ちゃんのここだけの話~』が2020年10月22日に200回を迎えました。それを記念して、我らが本間ちゃんをお迎えし200回記念感謝祭を開催いたします!
話題豊富な本間ちゃんのあれこれを、いつもはコラム内で楽しませてもらっていますが、今回はリアル本間ちゃんがみなさんからの問いかけに回答してくれます。応募フォームに聞きたいことなど自由にご記入ください。時間が許す限り、できるだけ多くの方とのトークのキャッチボールをと考えております。最後には記念撮影や本間ちゃんおすすめの家麺セットのお土産も。たくさんのご応募をお待ちしております!
最近食べて美味しかった魚を教えて!