店主の幾世橋陽子さんが生み出す、繊細かつ作り手の想いに満ちあふれた和菓子は、乙女心を掴んで離さない愛らしいものばかりだ。京都の老舗和菓子店『有職菓子御調進所老松』で修業した後仙台へと舞い戻り、イベント販売から始まった『まめいち』が店舗を構えて1年。オープン時に、「“仙台に『まめいち』あり!”って言われたいです」と話していた幾世橋さんは昨年の京菓子展で見事大賞を受賞した。そんな有言実行の彼女が作る月替りの上生菓子は、季節の和菓子が1種類と、テーマを決めて作る創作和菓子が2種類の計3種類。2月のテーマは日本人で初めてチョコレートを食べたと言われる支倉常長だ。「歴史からテーマのインスピレーションを受けることが多いんです。『威風堂々』は、ローマを訪れた際に主君・伊達政宗から贈られたという衣装を、『DonPhilippoFransico』は、法王に謁見して洗礼名を賜った時の肖像画で描かれた漆黒の衣装をイメージしました」と話す。フォルムのイメージや割った時の驚き、食べた味の奥ゆかしさなど、一つの和菓子に込められたたくさんの想いを受け取ってほしい。
和菓子 まめいち(まめいち) |
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電話番号 | 022-302-4720 |
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住所 | 仙台市青葉区本町2-19-9
クリスタルパレス本町ビル東側2F |
アクセス | 地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩5分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水・木曜 |
駐車場 | なし |
席数 | 12席 |
予約 | 不可 |
カード | 利用不可 |
煙草喫煙 | 禁煙 |
平均予算 | 1,000円 |
URL | http://wagashi-mameichi.com |