毎日過ごす家。できるだけ心地よい空間にしたいもの。でも、片付けが苦手だったり、嫌いではないけど妥協してそのままの状態にして数年経っている、なんていう人は多いようです。
今回、IKEA仙台インテリアデザインマネージャーの梅原さんに、実際にお店を巡りながら、キッチン・ランドリー・クローゼット・ベッドルーム・子ども部屋など、各スペースごとに収納のコツと便利アイテムをお聞きしましたのでご紹介します。この機会に、心地よい空間を作りませんか?
片付けが苦手でも途中で投げ出してしまわないように、まずはなりたい家・部屋・コーナーを楽しく想像しましょう。そして、「できるところから」コツコツと完成を目指しましょう。
量を知る前に、収納アイテムを購入してしまうと、無駄なスペースができてしまいます。
あなたの家には、何年も使わないものや、いつか着ようと思っている服などありませんか?まずは、その眠ったものたちの「捨てる・残す」を判断しながら、片づけたい場所の量を知りましょう。
忙しい家事の現場。効率の良い動きが求められます。
ちょっとしたことで無駄が軽減され、日々のストレスフリーにつながります。
食事を食べるテーブルの近くに、箸やスプーン・フォークの収納して、台所の渋滞を緩和。棚の中は、すぐに取り出せるように、区切られたケースを用いて種類ごとに収納。
中が見える容器に入れることで、中身を確認せずにすぐに取り出だして使うことができます。
TILLSLUTA(乾燥食品用容器 ふた付き, ホワイト)¥ 699
アイテムをひとつ追加して収納することで、たくさんのお皿も楽に取り出して運べます。
子ども用の食器類は棚の一番下に収納することで、お子さまがお手伝いしやすいように。
重ねてしまいがちな鍋蓋やフライパンは、仕切りアイテムを使って便利に取り出し可能。
VARIERA(鍋ぶたオーガナイザー、ステンレススチール)¥ 499
棚をプラスすることで、縦のスペースを無駄なく利用。お皿も取り出しやすくなります。
一日の疲れを癒す寝室。かさばる布団や毛布など、できるだけコンパクトに収納して、安らげる空間をつくりましょう。
ベッド下の空間を利用して、パジャマや小物、寝る前に読む本など上手に収納。
ここでも区切りケースを利用。洗濯後はこのケースに入れて戻すという使い方もおすすめ。
奥に何が入っているかわかるようなアイテム選びが重要。
RASSLIG(シェルフユニット ハンガーレール付き、ホワイト)¥ 1,999
キャスター付きのケースで軽々出し入れ。衣替えもストレスフリー!
SOCKERBIT(ボックス キャスター&ふた付、ホワイト)¥ 2,298
前から開け閉めできる人気の衣装ケース。スケルトンだから忙しい朝も迷わず取り出せます。
使わない布団は、一番上に。使うものは見える位置に。シンプルだけど大切なルール。
手を抜きがちなこのスペース。キッチン同様「無駄のない動線と動きにあった収納」で、日々の入浴がより快適に、洗濯は効率アップ。スッキリ清潔に保ちましょう。
洗濯機の上は、棚を追加して有効活用。毎日使うものは、手を伸ばした時にすぐに届く場所に置いて動線を確保。
洗面台の下は、たくさんの種類の日用品で乱雑になりがち。種類ごとにケースに入れることで整理整頓ができ、出し入れも楽々。液体洗剤が漏れても全体が汚れることがなく、すぐに洗って戻すことができます。
お片付けがしたくなるインテリア収納を。お片付けは嫌なものでなく、「大切で楽しいもの」と感じられるような収納をこころがけましょう。
「これは、何番にお片付けかな?」「何色にしまうのかな?」クイズ形式で楽しくお片付け。
お子さまの絵や絵本は、しまうのではなくインテリアの一部に。見せる収納で家族が笑顔に。
お子さまのイメージする「夢の部屋」を家族みんなで考えるところからはじめるのも楽しいですね。大切に考えた部屋は、きっときれいにお片付けしてくれるはず。
いかがだったでしょう?
収納アイテムを追加したり、動線を考えた無駄のない配置をこころがけるだけで、日々の暮らしがぐっと心地よいものになります。なりたい家・部屋の夢を描いて、できるところからはじめてみてはいかがしょう。
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