せんだいタウン情報 マチコ

2024年12月28日
【2025年デビュー】苦みが少なく茎が太い、富谷市の新名物『とみせり』って知ってる?

とみせりTOP

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宮城の冬といえば「せり」。シャキシャキ食感と独特の風味がクセになる、旬の野菜ですよね。

 

このたび、宮城県富谷市にて「とみせり農園」という新たな農業プロジェクトが始動し、農園で取れたせり「とみせり」のお披露目会があるということで、machico編集部のまんぼうとケイティが取材に行ってきました!

 

「とみせり」農園キックオフイベント

会場では、とみせり農園を開設した株式会社友美装の熊谷友紀社長プロジェクトリーダーの岡本敏明さん、名取市でせりを生産する三浦農園の三浦隆弘さんからお話を伺いました。

 

キックオフミーティングの様子
左から岡本敏明さん、熊谷友紀社長、三浦隆弘さん

 

株式会社友美装は建設業の企業であり、農業との関わりは全くありませんでしたが、社員の方から「せり」を育てる事業をやりたいと声が上がり、富谷市にせり栽培に向いた土地を見つけたことがきっかけで、とみせり農園を開設されました。

この日にお披露目された「せり」は、初めての栽培だったということもあり、野生の小動物や天候不良など「自然との闘い」にとてもご苦労されたそうです。

富谷市の「せり」を子どもたちにも親しんでもらえるよう、「とみせり」と名付けたんだとか。

 

プロジェクトリーダー岡本さん
 

「アグリテック」を導入した農園栽培の構想も

また、岡本さんは農業分野の高齢化という全国的な課題に危機感を抱き、前職でエンジニアとして活動されていた経験から、農業にIoTなどの先端技術を取り入れる「アグリテック」を将来的に導入する構想もお持ちでした。

「とみせり」を富谷市の特産品にしたい、そしてこのプロジェクトを中小規模農園栽培のモデルケースにしたいと、熱い意気込みを語られていました。気持ちが折れそうなことがあっても、絶対やり遂げるという熱意が、ここまで続けてこれた理由だそうです。

 

名取市で「せり」を栽培されている三浦さんは、「せり」の需要がどんどん増えている中、逆に県内産の生産量が減少している状況をどうにかしたいと思っていたタイミングでのプロジェクト発足に、「地域食文化の担い手」を育てる使命感を感じていらっしゃるようでした。

 

三浦農園の三浦さん

 

トークも終わり、ついに「とみせりのせり鍋」のお振舞い

「とみせり」に対する3名の想いに感銘を受けたmachico編集部でしたが、会場では3人のお話が終わるとすぐに皆様お待ちかねの「とみせりのせり鍋」が振舞われ、会場内は賑わいを見せていました。

せり鍋

 

三浦さんから直々にせり鍋を取り分けていただき、我々machico編集部もおいしくいただきました。

 

とみせりを味わうmachico編集部まんぼう
「とみせり」のおいしさにmachico編集部まんぼうもこの表情

 

「とみせり」は苦みが少なくて非常に茎が太い新品種を採用しており、食べ応え抜群!根っこまでおいしくいただけました!完全有機肥料で作られているので体にも優しいですね。
 

2025年1月以降には宮城県内の飲食店に出荷される予定だとか。

【とみせり提供予定店舗】
・もしもしカフェ(大亀山森林公園内)
  宮城県富谷市大亀和合田二番13-3   MAP  
・しんまちキッチン@ジーバーFOOD
  宮城県富谷市富谷新町111-1   MAP  
・PORTTAVOLA
  宮城県仙台市泉区紫山2丁目32-10   MAP  

 

まもなく皆様も「とみせり」を味わうことができますので、ぜひ富谷に足を運んでみてくださいね!

 

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【応募締切】2025年1月28日(火)
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