“世界の料理を「カンタン」に。”というコンセプトのもと、約120種類のレトルト食品を展開しているNISHIKIYA KITCHEN。今回はなんと仙台名物「笹かまぼこ」とコラボレーションしたカレーを発売するそうです!今回コラボレーションしたのは、宮城県名取市でかまぼこづくりを行う「株式会社ささ圭」さん。
先日、発売を記念した『笹かまぼこカレー』の試食会に編集部が行ってきました!
笹かまぼこカレーのおいしさのポイントは「笹かまぼこのやわらかさ」と「カレーソース」にあるそう。一般的な笹かまぼこだと、カレーソースと合わせた時に柔らかくなりすぎてしまい、レトルト食品には向かないのだそうです。今回は、この商品のためにささ圭で専用に作られたオリジナル配合の笹かまぼこを、贅沢に2 枚丸ごと使用しています。
また、カレーソースは笹かまぼこに合うようにだしをきかせ、さらに隠し味としてパルメザンチーズを加えているので、コクと旨みを感じられる味わいに仕上がっています。
今回コラボしたにしき食品とささ圭は、いずれも東日本大震災で大きな被害を受けました。同じ仙南地域でそれぞれ復興の歩みを進めてきた企業として、「新たな名産となるような商品を作りたい」と、連携企画がスタート。仙台の名産品と言えば『笹かまぼこ』ですが、笹かまぼこをそのままカレーに入れてしまうという斬新なアイディアで、本商品を開発しました。
この笹かまぼこカレーは、数量限定でニシキヤキッチンオンラインショップ・実店舗で販売される他、東北管内の郵便局 1898 局(新仙台郵便局・岩手郵便局・郡山東郵便局及び簡易郵便局を除く)にて販売されます。
発売当日の6月3日(月)には、発売を記念して試食会が行われました。発売試食会には、名取市の山田司郎市長や岩沼市の佐藤淳一市長などが出席。
佐藤市長は、「昨年も日本全国でさまざまな自然災害が発生しており、今後もいつどこで災害が発生してもおかしくない状況です。『笹かまぼこカレー』の売り上げの一部は能登半島地震へ寄付されるということで、東日本大震災からの復興と、全国各地からの支援へのお礼を発信できる機会となるとともに、支援の輪をつなげていくという意味でも、大きな意義を感じております。」と、取り組みへの期待を表現。
山田市長も、「ともに東日本大震災で大きな被災をされ、復興を成し遂げられた素晴らしい2社がコラボレーションして、今回の『笹かまぼこカレー』の完成に至ったこと、大変うれしく思います。またそのカレーを東北管内の郵便局で販売いただくということで、まさに地域に密着したネットワークを生かして販売につなげていただきたいと思います。この『笹かまぼこカレー』をひとつの契機として、さらに名取市と岩沼市とも連携したいと思います。」と意気込みを語りました。
今回の笹かまぼこカレーの売上の10%は、にしき食品より能登半島地震の被災地へ寄付されます。2011年に発生した東日本大震災にて被災した際には、全国各地から支援をいただき、現在まで事業を継続してこれたのだそう。にしき食品では、被害を受けられた方々への支援や被害を受けた地域の復興に役立てていただくため、今までもカレーやスープなどのレトルト食品を寄付しており、今後もこの「笹かまぼこカレー」を含め、被害を受けられた方々への支援を継続して行っていきます。
試食をした佐藤市長は「笹かまぼこの形が崩れることなく、ちょうどいいやわらかさで、カレーとマッチしておいしいです。これは全国の人に食べていただきたいですね。」と、あっという間に完食されていました。また、日本郵便の地区統括局長である大沼さんも「これは売り切れ間違いなしですね。自信をもって全国の皆さまへおすすめしたいです。」と、笑顔を見せました。
最後に、大沼さんは、「全国的に地域の公共施設が少なくなってきている中で、郵便局のネットワークは全国津々浦々に残っています。ぜひ名取市・岩沼市と連携しながら『地方創生』を旗印に、地域の元気が出るような商品を開発していただき、私たちのネットワークをいかして、広く地域住民の皆さまへお知らせして行きたいと思っております。」と、地域への想いをお話されていました。
ぜひみなさんも、こだわりが詰まった新名物「笹かまぼこカレー」のおいしさを実感してみてください!
NISHIKIYA KITCHENのカレーで好きな種類があれば教えてください!記事の感想もお待ちしています♪
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