連ドラ予約している『知恵泉』と『歴史探偵』が最近相次いで縄文時代を取り上げていました!
もしかして今縄文時代が熱いんですか!?
て事で今日は縄文時代の話しです(笑)
約15000年前からおよそ10000年続いたのが縄文時代(汗)
写真は『地底の森ミュージアム』で展示されている氷河期の太白区富沢あたりです~
こんな感じだったんですね!
この氷河期が終わって始まるのが縄文時代
ところで…私たちのご先祖は縄文時代にどんな生活をしていたと思います?
私達世代が学校で習ったのが~
『狩猟採取生活』
つまり自然にあるものを採って食べる生活って事です
ところが先日の深夜…録画していた知恵泉を観ていたら縄文時代って究極のSDGsな生活をしていたらしい事が分かってきたんです~
自然の恵みを享受しながらも持続可能な縄文社会を形成していた!
だから10000年も続いた!…とは一概に言えませんが少なからず
そうした取り組みを行っていた
進んだ人達だったわけです
さて…最近の研究で縄文時代にどんな事が行われていたか分かった来た事というと~
千葉県加曽利貝塚から出土するハマグリの貝殻から分かるのはハマグリが沢山あった縄文中期までは大きくなる前の1歳未満の小さなハマグリの貝殻が多かったのに対し…ハマグリが減ってきた縄文後期の地層から出るハマグリは1歳未満のものが無くなりある程度大きいものしか出ない…つまり縄文人は小さいハマグリは海にリリースして資源の管理をしていた痕跡が伺える…
また青森県三内丸山遺跡の集落跡から出土した栗の実のDNAを解析したところDNAにバラつきが見られなかった事から同じ実を種にして集落の敷地内に植えていたつまり安定的に栗の実を収穫するために栽培していた事が分かった…
さらに沖縄県野国貝塚から出土した豚の顎の骨を研究した結果奥歯がすり減ったものが多く…
野生の豚はすり減る前に狩猟されるか寿命を迎えるため奥歯がすり減ったものが出土しにくい事から野国貝塚の縄文集落では野生の豚を捕獲して飼育していた事が伺える…
どうですか?ただ漠然と狩猟採取していたと思っていた縄文人のイメージが変わりますよね(笑)
さて今回このコラムを書くために『仙台市縄文の森広場』『地底の森ミュージアム』『七ヶ浜町歴史資料館』を訪ねました!
『奥松島縄文村歴史資料館』は地震被害を受けた箇所を修復中で4月いっぱい休館でした~
因みに宮城県には79もの博物館や資料館・展示館などの施設があります!
先ずは縄文の痕跡を訪ねてみませんか?
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
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