マチコ編集部が『ハーブ工房まーじょらむ』と開発したご自愛ハーブティー、「華やぎエール」「ひらめきスパイス」「夜の深呼吸」。
できあがった3種類を飲みながら、最近体の調子はどう?とおしゃべりしあう会を開催しました。
お招きしたのは働き盛りの30代女性2人(AIさんとMAAさん)。ハーバリスト阿部薫さんにもいらしていただき、マチコ編集部からは、さっちん、ぷりぱん、そね丸が参加。
「ふだん会社ではまわりの人たちと、体調について(特に女性の不調について)話し合う機会がなかったので楽しみです!」と前向きなコメントをもらって、マチコ編集部もがぜん開催が楽しみに。
AIさん「朝起きたら、あたたかいものを飲むようにしています。内臓をあたためた方がいいと聞いたことがあったので。黒豆茶がおいしいのでよく飲んでいます」
薫さん「植物は効能があるものは何でもハーブというくくりになるので、黒豆茶も広い意味ではハーブなんですよ。ハーブと言うとどうしても海外の植物のイメージが強いですが、実は柿の葉とか、シソとかしょうも全部ハーブなんです」
MAAさん「私は水分を意識してとるようにしています。放っておくとホントに飲まなくなっちゃうので。寝る前とか朝は寒いので白湯を飲んだり。でもいつもはコーヒーが多いですね。あとは紅茶とか。もともと代謝がいいので、気にせず好きなものを食べちゃってて、代謝が衰えたらやばいですね」
薫さん「私昔はアトピーがひどかったんです。学生の頃運動部に入って運動ばかりしていて、代謝を上げたことで、すごく体調がよくなっていくのがわかって、免疫力も高くなった気がします。そのせいか、学校に勤務していた時も、学級閉鎖になっても私は風邪をひいたことがなかったですね。休み時間にお茶を少しでも飲むということを気を付けてはいましたけど、それくらいで」
そね丸「やっぱり代謝とうるおいは大切ってことですね」
薫さん「いまも週末はちょっとランニングをしています」
さっちん「私も家でスクワットしています。うちは夫がアクティブなので、冬はウィンタースポーツ、夏はキャンプといろいろ連れていかれます。体を動かすことは躊躇なくやっているかな」
そね丸「私は自転車通勤くらいかな。あと毎日のふとんの上げ下ろしと・・・。運動も水分補給も、続けることが大切ですなんですよね。」
MAAさん「生理の時に、通勤時に駅に走ったら1度ものすごくお腹が痛くなって、駅のトイレから出られなくなったことがあります。上司に電話してその日は遅刻しました。それ以来怖くてピルを飲むようにしています。ピルを飲みはじめてからは、お腹がものすごく痛い!ということはなくなりましたし、出血もすぐ終わるようになりました。過ごしやすさが全然違いますね」
そね丸「ピルは婦人科で処方してもらって?」
MAAさん「そうです。でもいまはネット販売もあるみたいですよね」
薫さん「ハーブティーで言えば、痛みを緩和していくものとか、ホルモンを調整していくものををブレンドして、生理のちょっと前から飲むという方法もありますよ」
MAAさん「お腹痛くて温めたい時に、ハーブティーがあったらいいなと思いました」
AIさん「私は生理痛はほとんどないんですけど、生理中は眠気がすごくて。仕事中もうとうとしてしまうことがあって困ります。あとは食欲が上がったりしますね。ポテトチップスとか食べたくなっちゃう」
薫さん「甘いものとかカロリー高いものが食べたくなりますよね」
MAAさん「そういうときはそういう周期なのか。全然自覚してなかった」
さっちん「女性ホルモンのせいですよね。私最近気づいたんだけど、生理の前は買い物をしたくなるんです。自分の身に付けるものをネットで買っちゃうの。で、ちゃんと吟味して買ったつもりなに、あとでなんでこんなの買ったんだろう?って。だから生理中はネット見ない方がいいなと思っています笑」
AIさん「そういえば母も生理前はやたらと水回りが気になると言ってそうじしていました」
そね丸「自分で気が付いていないだけで、生理中ってそういう変化はあるのかもしれないですね」
薫さん「絶対ありますよね。体と心はつながっているから」
さっちん「私は生理の出血がひどくて、出血多量で死ぬんじゃないかってくらい出る」
MAAさん「私のお姉ちゃんもそう。だから生理の時は仕事にならないみたいです・・・」
さっちん「私の場合は子宮に腫瘍があるのも原因みたいで、年齢にことも考えてクリニックで経過を見ているところです。生理用品を変える頻度も多くて大変」
そね丸「ここにいる女性だけでも、生理ひとつとっても本当に症状がバラバラなんですね。そんなに違うんだということに今気づいて驚きました」
ぷりぱん「女性同士もまだ理解しあえていないことが多そうですね」
そね丸「私たち女性同士でももっと話し合うべきなんじゃないかと思いました。男性にはさらに辛さを共有しづらいと思うから、私たち女性から、もっと気軽にこういう話ができるようになるといいですよね」
ぷりぱん「そんな女性ホルモンのゆらぎ時期に、体を温めたり気持ちを和らげたりするにも、ハーブティーっていいですね」
薫さん「そうですね。体はやっぱり冷やさないように」
さっちん「私はできるだけ冷たいものを飲まないようにしています」
薫さん「私もです」
薫さん「こちらには、女性ホルモンのバランスを整えるハーブや、ミネラルとか鉄とか栄養価の高いハーブをブレンドしています」
MAAさん「あー飲みやすい」
そね丸「ティータイムはもちろん、食事の時にもあいそうな味ですよね」
ぷりぱん「ほのかなローズの香りに気持ちが華やぎます」
薫さん「ラズベリーリーフは、マタニティのお茶と言われているくらい栄養価が高いんですよ」
そね丸「妊活している場合にもいいんですか?」
薫さん「そうですね。私も上の子を妊娠した時に、知り合いにもらってラズベリーリーフのハーブティーを飲んでいました」
MAAさん「姉が妊娠した時に、飲めるものをすごく探したことを思い出しました。ノンカフェインだし、こういうお茶があるとよかったな」
薫さん「レディースマントルはホルモンバランスを整えるのにすごくいいハーブなんですが、ちょっと苦いので量に気を付けてブレンドしています」
そね丸「女性ってホルモンによって、生理もあれば妊娠出産もあれば更年期もあるわけですけど、レディースマントルは更年期の時にもいいんですか?」
薫さん「もちろんです。更年期になるとすごくホルモンのバランスがくずれていくので、そういう時にもいいですね」
さっちん「友だちで、30歳でプレ更年期と診断された子もいました。感情的なゆらぎもあるし、体のだるさとかもけっこうしんどそうだった」
薫さん「私の友だちも、病院で漢方薬を処方されたりしていますね」
さっちん「私はあまり更年期の症状を感じていないんですよね」
薫さん「私もです。遺伝もあるんですかね。メンタルがくるとけっこうしんどそうですよね。毎日生きている意味がわからなくなるとか」
そね丸「私はもともと生理不順なんですけど、それでも婦人科は妊娠出産以外であまり通ったことがなかったんですよね。私ピルや更年期についても、知識があまりないから、自分の体の様子にもちゃんと気を配って、知識もつけないといけないなと感じました」
ぷりぱん「一生ホルモンのゆらぎと付き合っていかなきゃならないですもんね。女性の体は大変ですよね」
AIさん「仕事の集中力が年々持たなくなってきているなと感じています。20代のころは、仕事は夜8時から再スタート!っていう感覚だったんですけど、最近はもう無理で」
MAAさん「夜もう無理ですよね。私も夜は頭使わなくていい作業にあてています」
MAAさん「おいしい」
AIさん「柑橘系?」
薫さん「柑橘のオレンジ香りとこちらはスペアミントとか、血流をよくするローズマリー、草の香りとレモンの香りで刺激を与えるレモングラス。発酵していないグリーンルイボスもたくさん入っています」
そね丸「よく飲む赤いルイボスティーは発酵したものなんですね」
薫さん「そうですね。あとはマテ。マテは飲むサラダと言われているくらいカルシウムとかミネラルも多いハーブ。体を元気にしながら気持ちを爽やかにするブレンドです。
例えば15時くらいに仕事で疲れたけどもうひと頑張りしたいって時におすすめ。朝飲んでもいいですね」
ぷりぱん「すっきりしていて、華やぎエールよりスパイシーですね」
薫さん「ストレスを緩和する方法として、刺激を与えて緩和していく方法と、鎮静して沈めていく方法があるんですね。『ひらめきスパイス』は前者。刺激を与えて体を起こしてくれるのでコーヒーの代わりにもなるはずです。マテにはカフェインも入っているし」
MAAさん「以前ごはん屋さんで食後にミントティーを頼んだら、ミントだけのお茶が出てきてびっくりして全部飲めなかったです。ずっとスース―してた」
薫さん「リーフ1種のシングルティーもいいんですが、効能と味のバランスが難しいですよね。今回はハーブを身近に感じてほしかったので、飲みやすくブレンドしているんですよ」
そね丸「「ひらめきスパイス」のようなハーブティーなら男性にもいいですよね」
薫さん「そうですね。ハーブティー実は男性も結構飲まれていますよ。男性で以前に脳梗塞をされたお客様に私のハーブティーに“心から癒されました”とコメントをもらったことがあって、うれしかったことを思い出しました。
このお茶はローズマリーも入っているので、体もあったまると思います」
そね丸「ローズマリー!私も受験の時、母によく庭のローズマリーの香りをかがされました。頭がよくなるからって」
薫さん「間違っていないです。大学の研究でも発表されていますが、ローズマリーは認知症の予防にもいいとされているハーブ。記憶のつかさどる場所と香りを感知する場所が近いので、記憶を呼び起こしたり脳を活性化させるのにも効果があるんですね。
他にも子どものやる気スイッチを入れたい時にもおすすめです」
さっちん「もっと勉強してほしいうちの中学生の息子にもいいかも・・・!」
ぷりぱん「ミントがすっきりして、気持ちがスッと切り替わりますね」
薫さん「ミントも今回ブレンドしたのはスペアミントですが、ペパーミントにするとぐっと一気にミント感が出てきます。ミントは好き嫌いが2分されるので、今回は親しみやすさを大切にしました」
MAAさん「これ好きです。おいしいです」
さっちん「ほんとうに体があったまってきて、いまカーディガンをぬいだりエアコンの温度も下げたりしています」
AIさん「ほんと!あつい!冷えは大敵ですからね。免疫力にもね」
薫さん「20代くらいのころは気にもしなかったんですけどねー」
MAAさん「夜はスマホでSNSを永遠と見ちゃって、寝ようと思ってもすぐ眠れないですね」
AIさん「YouTubeとかね。それで、次の日朝早起きしたくても辛くて・・・悪循環ですね」
そね丸「あとはマンガアプリでマンガ読んだりとか」
薫さん「SNSの時間を取りすぎて寝不足になると辛いですよね」
AIさん「寝る前にブルーライトを見ると寝つきも悪くなるし、寝覚めにも影響しますしね。スカッと起きられないというか」
そね丸「私は4歳の娘と一緒に寝ているので、娘が夜中にうなされたりするとすぐ飛び起きる習慣がついていて、朝起きても“よく寝たー!!”って感覚はここのところ感じていないです」
さっちん「母になると本能で体がそう変化するんだよね。
私は朝5時に起きて家族のごはんをつくっています。息子が長期休みだと、朝昼晩全部のごはんをまとめてつくるので大変。時間が足りないです」
薫さん「私も子どもが小さかった頃は、夜11時以降が唯一自分の時間だったので、そこから毎日シフォンケーキ焼いたりしていましたね。今思えばストレスのせいだったと思うけれど笑いつも夜中1時に寝てました」
MAAさん「お子さんのいる人って、ほんとすごいなと思います。時間が足りなそう・・・姉が出産しているので身近で見ていて思います」
さっちん「時間はないけど、子どもが生まれたら生まれたでどうにかなっていくもんだよ~!」
そね丸「このハーブティーでは、スマホを見ないゆったりした夜時間の過ごし方提案をしたかったんです」
さっちん「テレビも消して、スマホもおいて、明かりも少し落として、ハーブティーを淹れて飲む時間をつくれるといいよね」
薫さん「マロウが入っているので、お湯を注いだ時だけお茶の色がブルーになるんです。マロウは粘膜にいいハーブなんですよ。
マロウはカクテルに使われていることもありますね。冷たいとブルーの色が続くので、そこにレモンをいれるとピンクに変わって、とてもきれいです」
そね丸「お湯を注ぐとうっすらむらさきですね」
AIさん「すごいきれい」
MAAさん「きれい。このうっすらとした紫がかわいいですね。癒される」
薫さん「カモミール、血圧を抑えてくれるリンデン、レモンバーム。きょうはこれで終わりというときに気持ちを鎮静させてくれるブレンドです」
AIさん「あ~いいかおり」
そね丸「あまい香りがする。なんだろう丸い香り」
MAAさん「おいしい」
AIさん「抵抗なくすっと体に入ってきますよね。すっと飲める」
ぷりぱん「カモミールの香りが落ち着きますね~」
薫さん「いい睡眠へ導くことで、いい寝覚めにもつながるハーブだと思います」
MAAさん「どれもすごくおいしいです」
AIさん「ほんと!ハーブティーをはじめてカフェで飲んだ時、すごくクセが強くて、その時から苦手意識があったんですけど、今回でハーブティーのイメージが変わりました」
そね丸「まさに、今回の3種はどれもおいしくて飲みやすくて、毎日続けたくなる味をめざしました。ちなみに私は『華やぎエール』の味が特にお気に入りです」
さっちん「私たち編集部も続けてみるので、読者のみなさんも気になったらぜひ試してみてほしいですね。3種セットで送料込みでマチモールにて販売中ですよ~」
ハーブを使ったお菓子レシピも試行錯誤されている薫さん。
試飲おしゃべり会当日には、手作りオレンジピールのチョコを持ってきてくれました。
チョコの上にハーブが散らしてあってとってもかわいい!&おいしい!!
ハーブを使ったお菓子の話は、また別に機会に。
このハーブティー開発は、#Relifeプロジェクトのひとつです。
さいきん体の不調で気になっていることはありますか?