仙台・宮城の特産品「仙台せり」。まさに今が旬の野菜で、根っこまで食べる「せり鍋」は、冬の仙台名物として全国的にも広く知られるようになりました。
そんなせり鍋を通して仙台の魅力を発信しようと、創業425年を迎える「株式会社タゼン」が日本初のせり鍋専用鍋を開発しました。青菜と相性が良い「銅」で作られた鍋には、400年以上前から続く仙台の銅細工の歴史と技が隠されています。仙台名物に新たな価値を与える、老舗企業の取組みを紹介します。
日本ではかつて「銅」のことを「あかがね」と呼び、神聖な金属として扱ってきました。銅は電気や熱を通しやすい性質を持つため、現在でも電化製品から調理道具までさまざまな用途に使われています。そんな銅細工の技を400年以上前から仙台で守り続けたきたのが、株式会社タゼン(以下、タゼン)です。
伊達政宗が仙台に城下町をつくる際に、タゼン一代目にあたる銅職人・田中の善蔵が大阪から招かれ、仙台城をはじめ瑞鳳殿など神社仏閣の「銅飾り」を手掛けました。その功績から「御銅師(おんあかがねし)」に任じられ、現在タゼン一番町本店がある柳町に土地を与えられました。その場所を拠点に、やかんや鍋、火鉢など市民の生活に密着した銅製品も手掛けるようになり、現在に至るまで「御銅師」の号を守り、受け継いできました。
御銅師として自ら銅を打つタゼン19代目の田中善さんが今年新たに開発したのが、 「仙臺銅壺・せり鍋」です。地域の食や銅製品の文化を後世に伝える一助にしたいと、銅製品と同じく古くからこの地で食されてきた「せり」に焦点を当て、せり鍋を楽しむオリジナル銅鍋を生み出しました。
形は、ダシに熱が素早くまんべんなく回る「浅型&四角形」を採用。沸騰しても具材が中心に偏ることがありません。また、銅イオンの働きにより食材のミネラルを維持しながら熱を通し、青菜の色をきれいに仕上げてくれます。
銅鍋は扱いが難しいというイメージもありますが、お手入れ方法は普通の鍋と一緒。食器用洗剤で洗い、乾かすだけで良いそうです。銅鍋は使い込むことで側面の色が変化することがありますが、田中さんは「それも銅の醍醐味。美しい経年変化を楽しんでほしい」と語ります。
▲仙台銅壺・せり鍋の特徴を語る、タゼンの取締役副社長・田中善さん(写真左)
銅製品は長く使い続けられる一方、購入する際に値が張り導入しずらいという声もあったことから、今回開発した鍋は通常販売に加え、年間単位でのレンタルも実施。今後、地元飲食店のほか、希望があれば一般家庭にも貸出をスタートさせます。田中さんは、『「仙台せり」と「銅」という2つの素材を通じてさまざまな業種の人がともに取組むことで、仙台・宮城をさらに盛り上げ、地域の魅力発信につなげたいです』と話します。
TEL | 022-284-1641 |
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住所 | 宮城県仙台市若林区卸町3丁目1-19 |
せり鍋を食べるときのこだわりを教えて!記事の感想もお待ちしています。
【応募締切】2021年1月24日(日)
【当選発表】メール送信をもって発表とかえさせていただきます。
火を通しすぎないことかなぁ。
他の具材が煮えて火を止めてた時が、せりを入れるタイミング,すぐ蓋をして、食卓へGo!! せりはやっぱりシャキシャキ感が大事ですね~。
入れる時、皆に声掛けしそれぞれ目を離さず自分好みになったら取る。ある意味早い物勝ち。
茹ですぎない!
仙台の伝統が詰まっている四角の鍋、素敵ですね。 せりは根っこの香りを楽しみつつ緑色が鮮やかなうちに食べる。 思う存分、沢山入れたいけど…もう少し安くならないかなぁ〜 なめこ汁に入れるのも好きです。
湯7ですぎないように注意し、素早く食べる。
根っこは半分鍋に入れて、残りはカリカリに揚げて塩味で食べます。
仙台・宮城の芹文化、どんどん広まって、盛り上がってほしいです!芹鍋を銅鍋で作って食べられるなんて伊達ですね~!「仙台白菜・蔵王大根・笹かま・大和舞茸・ミヤギシロメの豆腐ミヤコガネの餅・そして宮城の太くて立派な芹」で是非『みやぎせり鍋』と名品になったら素敵だなと思います♪
セリ鍋には鶏肉と白だしでとめんつゆのお汁でしめはうどんを食べます。
今日、芹鍋食べてきました! 昆布ダシに石巻産のヒラメをくぐらせ、芹を軽くしゃぶしゃぶしてヒラメに乗せ、もみじおろしと一緒に食べました!〆は塩味の出汁つゆで食べるうどんです。やばい美味しさ。幸せー!! つゆをグビグビ飲み干しました。