仙山線で緑の山々を潜り抜け、車窓からの景色を楽しみながら電車に揺られること約1時間。山寺駅のホームに降り立つと早くも絶景が広がります。春は桜・夏は鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は雪景色。いつ行っても四季折々に表情を変える山寺の景観は飽きることがありません。
おでかけにぴったりの心地よい季節。今回は紅葉のシーズンを迎えた山寺のグルメ・観光・お土産まで、秋のおすすすめ情報をたっぷりお届けします。
松尾芭蕉が詠んだ一句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」で知られる山寺。正式名称は宝珠山立石寺といいます。歴史は古く、貞観2年(860)、第三世天台座主慈覚大師円仁が開いた、天台宗の御山で東北を代表する霊山です。
1015段の石段を登るごとに煩悩が消え、悪縁を断ち切り良縁を結ぶ「悪縁切り」の寺と云われています。山頂近くの五大堂から望む絶景は圧巻で、映画やCMの撮影場所としても有名です。山形屈指の景勝地「山寺」で芭蕉がみた景色と同じ景観を味わいましょう。
山寺駅の目の前にある「焔蔵(えんぞう)山寺店」では、こだわりの山形蕎麦を味わうことができます。最上地方で古くから栽培されてきた在来品種「最上早生(もがみわせ)」の原種を今も守り続けている唯一の生産者である加藤和之氏が作った貴重なそばを使用しています。
山形郷土料理の芋煮の温かい汁とこだわりの冷ダレの2種類を十割蕎麦で堪能しよう。
山形そばを心ゆくまで存分に味わっていただきたいという思いを込めて焔蔵 山寺店 限定で2020年11月1日からスタート。この時期だけの新そばを贅沢に満足いくまで堪能しよう。
●食べ放題 1人:1,430円/小学生:880円(税込)
●11月は毎日開催/12月以降は土.日.祝のみ開催
日本一のラーメン大国山形 牛骨と煮干がしみ出た、自慢のあっさりスープが自家製麺によく絡む昔ながらの中華そばです。
アイス、そばの実、揚げ蕎麦、そば玉、蕎麦かりんとう、蕎麦づくしの逸品です。
手作りのそば玉をずんだ、クルミ、きな粉、黒蜜、4種の味でご賞味あれ。
先祖代々山形の地に根付き地域の宝である蕎麦を作り続けている多くの生産者がいます。焔蔵は、渾身の想いの詰まった大切な食材の魅力を活かせるように、畑や田んぼ、山や海の食材を生産者から直接仕入れ、より美味しくする為に互いの意見を交換して、最良の料理を提供しています。
1.蕎麦
蕎麦農家 加藤和之氏(山形県最上郡大蔵村)
山形県最上地方で古くから栽培されてきた在来品種「最上早生(もがみわせ)」の原種を今も守り続けている唯一の生産者。
2.ネギ
ねぎびとカンパニー株式会社 清水寅氏(山形県天童市)
栽培方法と肥料や土づくりにこだわり、メディアでも多数取り上げられている。
3.わさび
吉田農園(山形県山形市作谷沢)
上品で鮮烈な香りと辛みが特徴の本わさび。収穫量も極めて少ないため稀少性が高く吉田氏の手によって大切に育てられている。
4.カモ
鴨農家 加藤貴也氏(山形県最上郡大蔵村)
通常60日間飼育され出荷されるといわれている鴨を90日間飼育する事で肉に旨味が増し、さらに肥料の管理を行う事で鴨特有の臭みがないことが特徴。
焔藏のお土産コーナーでは、そば粉に山形県産「最上早生(もがみわせ)」を使用した、焔藏オリジナルの乾そばを販売しています。
山形蕎麦ならではのコシの強さと噛み応えが魅力で、乾そばにスープ付の『冷たい肉そば(2食入)』と、乾そばのみの『山形の蕎麦(2食入)』があります。
また、山形名物「玉こんにゃく」通称「ちからこんにゃく」や昔ながらの地元甘味「パインサイダー(ジュース)」、山形のお漬物も店内で販売中。 帰りに購入して電車に乗りこもう!
四季折々の魅力があふれる山寺。2020年10月25日〜11月8日の期間中、山寺の紅葉がライトアップされます。さらに、来シーズンに登山はもちろんの事、川遊びや釣り・サイクリングにキャンプなどアウトドアメーカーとコラボしたアクティビティを計画中。今後も注目のおでかけスポットです。
焔藏 山寺店では、入り口にて入店前のアルコール消毒・検温を行います。ご協力をお願いいたします。店内は、アクリル板の設置・スタッフマスク着用・調理ご提供前の手指消毒を徹底し万全のコロナ対策を行っています。
TEL | 023-665-4770 |
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住所 | 山形県山形市大字山寺4273-1 |
営業時間 | 11:00〜17:00(※現在短縮営業中11:00〜15:00) |
定休日 | 火曜日 |
公式サイト | https://www.enzou.jp/ |
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