【知りたいみやぎ－宮城のいいこと、再発見－】東北初のレンタカーサービス実施中！水素で走る車「FCV」を体験しよう｜特集

皆さんは、「FCV」を知っていますか？FCVとは、「燃料電池自動車（Fuel Cell Vehicle）」のこと。宮城県は、東北の中でもいち早くFCVの導入を始め、仙台市内でFCVカーレンタルサービスを実施しています。なぜ今FCVが注目されているのか、そのメリットや気になるカーレンタルのあれこれをご紹介します。

水素で走る車「FCV」とは？

車のタンクに充填された水素と空気中の酸素の化学反応によって発生した電気を使い、モーターを回して走る自動車のこと。
燃料となる「水素」は、無色・無臭で人体に無害な物質。化合物の形でほぼ無限に存在し、利用する時に二酸化炭素を排出しない、環境にやさしいエネルギーとして期待されています。

エコのイメージ

そんな水素を使って走る車「FCV」には、4つのメリットが。
①二酸化炭素排出量ゼロ：地球温暖化の原因となる二酸化炭素や有害物質を排出しません。
②走行音が静か：モーターによって走行するため音が静かで加速もスムーズ。
③使い勝手の良さ：長距離走行が可能※。水素充填時間は約3分と、使いやすさも抜群。
④非常用電源としても活用できる：大容量の電気を外部に供給することが可能（一般家庭が使用する約1週間分の電気に相当）。
　※満充填で650〜750km走行［カタログ値］

使い勝手が良いだけでなく、二酸化炭素を排出しないFCVは、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決につながるものとして注目され、全国でも活用の動きが広がっています。

宮城県の取組み～水素エネルギーを活用するワケ～

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県は、非常時にも活用が期待される水素エネルギーの利活用を推進することで「災害に強いまちづくり」「環境負荷の少ない地域社会づくり」、そして「関連産業の育成・活性化」を目指しています。
その一環として、FCVに触れる機会を増やし、水素エネルギーの認知度を向上させるため、FCVのイベント貸出のほか、試乗会の開催やレンタカー・タクシーへの導入などを進めてきました。

FCVへの水素の充填は「水素ステーション」で行います。ガソリン自動車でいうとガソリンスタンドに相当する施設のことで、仙台市宮城野区に整備されています。

水素ステーションのイメージ
© Iwatani Corporation

イワタニ水素ステーション宮城仙台
住所：宮城県仙台市宮城野区幸町4丁目8-10 ［MAP］
営業時間：月曜～土曜、9：00～20：00（日曜・祝日休み）

FCVをレンタカーで体験しよう！気になる料金やドライブにおすすめのモデルコースも

ここからは、全国的にも数少ないFCVのレンタカーサービスをご紹介。トヨタ「MIRAI（ミライ）」とホンダ「CLARITY FUEL CELL（クラリティフューエルセル）」を自由に運転できる貴重なサービスです。注目すべきは、こちらのポイント。

コンパクトカー並みの料金で利用できる！
例えば、家族や友人と一緒にちょっとしたおでかけや旅行をする際、新幹線代やバス代を1人ずつ支払うよりレンタカーを1台借りる方がお得！というケースもあります。そんな時、FCVならコンパクトカー並みの料金で借りられ、環境に負荷をかけない快適なドライブを楽しむことができます。

FCVレンタル利用料金（税込・燃料代別途）
4時間まで4,000円
6時間まで5,000円
12時間まで7,000円
24時間まで9,000円

※店舗によってプランが一部異なります。詳細は各貸出店舗へお問い合わせ下さい。
※燃料代について、利用者が水素ステーションで直接充填する場合は、走行距離（km）あたり12円程度かかります。店舗代行については貸出店舗にご確認ください。

長距離運転※にもぴったり！
FCVは長距離走行ができるので、仙台からのドライブ旅も楽々。電車やバスの時間を気にせず好きな場所に立ち寄れる、自由気ままな旅行に出かけましょう。

モデルコースのイメージ

※走行可能距離（カタログ値）：MIRAI 650km、CLARITY 750km

FCVレンタルサービス概要

●MIRAI

MIRAIのイメージ

【貸出場所】
トヨタレンタリース宮城　仙台駅西口店（仙台市青葉区中央3-8-29）［MAP］
トヨタレンタリース仙台　仙台新幹線口店（仙台市宮城野区榴岡2-4-8）［MAP］

【予約方法（貸出条件）】
各店舗に直接電話でご予約ください。
トヨタレンタリース宮城仙台駅西口店　電話　022-213-0100
貸出条件等詳細▶株式会社トヨタレンタリース宮城HP
トヨタレンタリース仙台仙台新幹線口店　電話　022-291-0100
貸出条件等詳細▶株式会社トヨタレンタリース仙台HP