気を付けていること
・子どもがなるべく食べてくれる食事メニューを作る
・スムージーや果物など体に良いものを摂る、夜は炭水化物を控えている
ダメだと自覚していること
・出産前13キロ太り、何をやっても戻らない
・自分一人の昼食は手抜きになりがち
・子どもの残り物も、もったいないので食べてしまう
チェック5 体にいいもので太っちゃう?フルーツは適量に要注意
田中さん スムージーに使うフルーツの量は人それぞれだと思うのですが、フルーツそのままで食べるより、ジュースにすることで摂りすぎてしまう可能性があります。プラス夕食の時にもフルーツを食べる習慣があると、あきらかに食べ過ぎになってしまいますね。
編 集 部 体にいいと思っていたフルーツも、食べ過ぎはよくないですね。
田中さん そうですね。フルーツにも適量があるので、毎日ちょっとずつ適量以上を食べていると、その積み重ねが体脂肪や体重につながってしまいます。1日200gを目安に、たとえばりんごなら1日半分くらいです。
編 集 部 うちは朝からデザートにフルーツをけっこうな量食べています。絶対に摂りすぎてる!
田中さん B子さんのように、健康や美容のためにはちみつやきなこ、ゴマなどを積極的に取り入れる方は多くいます。もちろん適量を摂る分には健康には良いのですが、摂り過ぎることでカロリーオーバーになり、体重増加につながることもあります。
瓜生さん せっかくのいい物が逆効果にならないよう、体にいいからと、あれもこれもと摂り過ぎないように注意が必要です。
編 集 部 何に対しても適量が大事なんですね。
チェック6 昼食にもう1品!しっかりごはんで、間食をセーブ!
田中さん B子さんは出産してから体重がなかなか戻らないということですが、1日中ちょこちょこいろいろなものを食べていますね。実は太っている人ほど自分の食事量を過小評価する、というデータが出ているんですよ。自分が食べていることを自覚していないんです。
編 集 部 へええ!恐ろしいですね!
瓜生さん ちょこちょこと食べてしまうのも、昼食を軽めに済ませているからだと思います。
編 集 部 あ、ほんとだ、少ないですね。
田中さん 1人分だと、どうしてもパパッと作れるかんたんな物になりがちですが、それでは栄養バランスも悪いですし、お腹も空いてしまいます。作り置きおかずの残り物でもいいですしお浸しなどでもいいので、お昼は単品で済ませるのではなく、何かもう1品でもおかずを増やせるといいですね。
編 集 部 なるほど、1品で違うんですね。
田中さん 間食の1日の目安量は200kcalと言われているんですが、B子さんの場合、柿の種1袋食べた時点で既にオーバーです。
編 集 部 おやつの上限カロリー・・・けっこうあっけなくオーバーしちゃうんですね・・・
田中さん お菓子を食べてはいけないわけではないので、早めの時間に食べるとか、1日1個にするなど量を決めて、その代わりバランスのよい食事をとることが大切です。
瓜生さん 加えて、お子さんとも15時のおやつにプリンとオレンジジュースを食べているので、せめてオレンジジュースだけにするとか、プリン+お茶にすることでもカロリー削減になりますよ。
編 集 部 近ごろじゃ、カロリーは低くてもおいしいお菓子もいろいろありますしね。
田中さん カロリーを摂取したら、消費の面でも小さな積み重ねを大切に。たとえばスーパーの入口付近に車を停めるのではなく、あえて遠い場所に停めるとか、カートはやめてかごにするとか、小さなことでいいと思います。もちろん、歩ける距離であれば車を使わない方がいいですよね。
チェック7 お米を抜いてもその分食べてない?総カロリーをチェックして
瓜生さん B子さんのように、夜ごはんはおかずのみにしています、という方はけっこういらっしゃいます。でも彼女はその分その後も食べていますよね。
編 集 部 わたしも夜はお米を食べないようにしている派なんですけれど、たしかにそれでダイエットしているぞと満足している部分はあります。耳が痛い。
田中さん 夜にご飯を全く食べない生活を、この先一生続けるのは難しいかと思います。そうすると、また食べる習慣が戻ってきた時に体重が増加する可能性があります。
編 集 部 そうか・・・
田中さん 炭水化物も必要な栄養素ですし、全く食べないのではなく、夕食では量を減らすなどして調整した方がいいと思いますよ。
編 集 部 無理なことは続けられないですもんね。
田中さん それからB子さんの夕食メニューは、一見バランスよく見えますが、実は脂質が多いです。サラダがあると言っても、ポテトサラダだとマヨネーズを使っているのでカロリーも高くなります。同じサラダでも、葉物や海藻などを選んだ方がいいですね。
瓜生さん B子さんは夕飯後、さらにおつまみも食べているので、せっかくご飯を控えているつもりでも、ご飯を抜いた以上におつまみでカロリーを摂ってしまっています。しかも、脂肪のつきやすいより遅い時間に!
田中さん おつまみを食べずにワインだけにするとか、どうしても何か食べたい時は、野菜スティックなどがいいですね。
編 集 部 子どもの残り物も本当は食べない方がいいですよね?
瓜生さん というより残り物を食べることを見込んで、自分のメニューを少なくするといいですね。
編 集 部 なるほど。考えればわかりそうなことが、なかなか思いつかなかったりするものですね。
瓜生さん 最後に、減量にはこまめな体重測定が大切です。怖くて体重計に乗れない・・・と言う方も多いですが、毎日の体重の変化は健康のバロメーターです。こまめに測定していれば、いきなり+3kgなんてこともないので、翌日の食事や運動などで調整しやすくなりますよ。
編 集 部 逃げてちゃいけないですね・・・逃げればさらなる悲劇を生むことに・・・
田中さん 同じ時間帯に同じ格好でこまめに測定し、どうして増えたのか、どうして減ったのか振り返る習慣をつければ、自然と減量のポイントが見えてくるはずです。
瓜生さん 短期間で結果を出そうと無理なことに取り組むのではなく、普段の生活を振り返り長く続けられそうなことを1つでも2つでも見つけていきましょう!
編 集 部 ちょっとの工夫で、無理なくダイエットできるんだということがわかってきました。なんだか、今度こそがんばれそうな気がします!
あなたのBMI(体格指数)をチェック!!
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※18~49歳(男女共通)の方は、18.5~24.9が理想的です。
田中さん、瓜生さん、ありがとうございました!
ちょっとの工夫で日々の摂取&消費のカロリーをコントロールして、時間をかけて末永い美をめざしたいですね。
少しのガマン、少しの運動、小さな積み重ねがとても大切だということがわかりました!
これならできそうと思われた方も多いのでは?マチコ編集部といっしょに無理なく美をめざしましょう。
セルフケアも大切ですが、生活習慣病予防には、定期的な健康診断をおすすめします
中央診療所は、仙台駅に隣接するアエルビル12階にあり、JR仙台駅から徒歩約2分というアクセスの大変良い健診ルームです。「予防から治療まで」の医療サービスを目指し、健康診断から診療まで一貫した健康支援体制を築いていることが最大の特徴です。
中央診療所は健診ルーム、外来診療、内視鏡センターの三大部門で構成されています。特に、内視鏡センターでは、年間約12,000件の内視鏡を実施し、バリウム検査から上部内視鏡への切替えや、オプションで下部内視鏡検査を追加するなど、ご希望に応じてお選びいただけます。また、検査は宮城県成人病予防協会の付属病院に所属する医師達も対応し、治療が必要な方には速やかに対応できる点も大きな特色といえます。
なお、フロアを分けて併設するレディースクリニックは、女性専用のクリニックとして、特に乳腺・婦人科疾患の早期発見に努めています。
(写真上:アエルビル全景 写真下:健診ルームの内部)
2016年10月3日診療開始(10月1日開院)
総合健診センターを併設
「予防から治療まで」一貫した医療サービスをご提供いたします。
あなたが実践しているキレイのための習慣は?栄養士さん、保健師さんに聞いてみたいこともおしえて!
【応募締切】2016年7月14日(火)
【当選発表】当選者へメール送信をもって発表とかえさせていただきます。