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「東北はたらきスタ!」は、東北で働く人、働きたい人の背中を押す場所。
「働く」ではなく「自分を活かす」と考え、「自分らしくはたらく」ヒントをご紹介します。
人生の数だけ、働き方はあっていい。自分に合う選択肢を見つけてください。
変化の時代を生きる、あなただけの Tohoku Lifestyle Stories を。

2022年10月05日
東北はたらきスタ!TOHOKU LIFESTYLE STORIES
人生100年時代。セカンドライフを輝かせる働き方とは?
東北はたらきスタ!TOHOKU LIFESTYLE STORIES
東北はたらきスタ!TOHOKU LIFESTYLE STORIES

働くことに前向きな人。東北で自分らしい働き方やライフスタイルを作り出す人のこと。その人たちをこのコーナーでは「東北はたらきスタ」と呼びます。

今回スポットを当てるのは、シニア層の働き方。人生100年時代に向けて、生き生きとセカンドライフを楽しむ高齢者が増えています。
60歳を超えてからは無理のない程度に働き、日々の暮らしや趣味も充実。そんなシニアから選ばれている働き方が、シルバー人材センターへの入会です。
「どんな仕事がある?」「普通の働き方と違うの?」「入会して良かった?」など、気になる内情を仙台市シルバー人材センターの会員お二人にインタビュー。元気に働ける秘訣ものぞいてみましょう。

 

インタビュー①
三浦とも子さん(72歳)

三浦とも子さん

シルバー人材センターに登録して7年が経つ三浦さん。現在は主に印刷会社の仕事を担当し、封入作業などを行っています。
「仕事にもやりがいを感じますが、一番の楽しみは休憩時間。一緒に働く人たちと社員食堂に集まって、おしゃべりしています。皆さん多趣味なので、その話を聞くだけで楽しいんです」。
シルバー人材センターの会員は、原則として60歳以上。シニア同士の情報交換や助け合いも生まれ、三浦さんは心強く感じているそうです。
「この年齢になると性格が丸くなるからか、面倒な上下関係もなし。相手に対して思いやりがあるので、仕事も潤滑に進むんですよね。センターに入会してから、人のつながりがいかに大事か気づかされました」。

 

いきいき働く三浦さんへ、質問コーナー

Q1.入会して良かったことは?
A. 同世代の友達ができ、楽しみが広がりました。仕事の合間に皆さんの趣味の話を聞いたり、休みの日には一緒に展覧会やランチへ出かけたり…。予定があると、気持ちも前向きになります。
 

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Q2.入会後の変化は?
A.センターの会員になってから、褒められることが増えました。入会説明会のお手伝いで司会をした時も、「三浦さんすごく良かったよ!」と言ってもらえたのが嬉しかったです。
 

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Q3.シルバー人材センターの魅力は?
A.高齢者が普通に仕事を探すのは難しいですが、センターなら大丈夫!この年になっても必要としてもらえて、感謝しています。自分のペースや都合にあわせて働けるのも魅力です。
 

60歳を過ぎても働き続けたい人へのメッセージ

心と体の健康を維持するためにも、人や社会とつながることは大切。シルバー人材センターに入会にすることで、高齢者に合った仕事に就けるだけでなく、楽しみや生きがいに出会う人もいます。
しかも会員は同世代なので、シニアならではの悩みも共有できますし、お互いに支え合える環境です。
家にこもっていたら得られない喜びやワクワク、そして誰かに必要とされる嬉しさを一緒に感じませんか?皆さんの入会をお待ちしています!
 

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インタビュー②
尾形謙一さん(74歳)

尾形謙一さん

63歳で銀行を退職した尾形さんは、半年ほど経った頃にシルバー人材センターへ入会。銀行員として培ったコミュニケーション能力を活かし、仙台市の仕事に携わっています。
被災者の生活再建支援業務のほか、最近では新型コロナに関する電話応対を担当。
「かつての職業柄、いろんな方と話をしてきたので、その経験が今の仕事にも役立っています。お困りの方と話す機会が多いので、少しでもお役に立てれば嬉しいですね。」
仕事にやりがいを感じつつ、体力的にも無理なく働けているのは、センターが調整してくれるおかげだといいます。
「現在の仕事は、4時間ほど働くと次の日はお休み。それだと気持ちも体もラクですし、生活にハリが出ます。しかも気心知れた会員4人でのローテーション就業なので、曜日変更などもお願いしやすく、とても助かっています。」

 

自分らしく働く尾形さんへ、質問コーナー

Q1.入会した理由は?
A. シルバー人材センターに登録したのは、退職後に時間を持て余していたから。もう一つの理由としては、趣味に使うお金くらいは自分で稼ごうと思いました。
 

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Q2.入会後の変化は?
A.これまでに経験したことのない新しい仕事にチャレンジできるので、視野が広がりました。やりがいのある仕事に関われて、とても感謝しています。
 

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Q3.入会して良かったことは?
A.シルバー人材センターでの仕事を通じて、素晴らしい仲間に恵まれました。いつも一緒の現場というわけではありませんが、顔を合わせると元気をもらえます。
 

60歳を過ぎても働き続けたい人へのメッセージ

シルバー人材センターなら会員側の要望も聞いてもらえますし、仕事を引き受ける前に作業内容や現場も確認できます。
「入会しても仕事がないんじゃない?」と思われる方がいるかもしれませんが、少し待っていただければ、就業機会は必ずあります。私は会員になってから仲間が増え、自分の世界が広がりました。
仕事現場でもみんなに親切にしていただき、ありがたく思っています。わからないことも丁寧に教えてもらえるので、安心して働けますよ!
 

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シルバー人材センターを活用する事業者からのコメント

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株式会社キュービーファイブ BPOサービス部 部長 鈴木 弘美さん

繁忙期のみ、必要な人数を依頼。センターの柔軟な対応も魅力です。

年末調整業務を代行する弊社では、1 カ月集中で大勢の人手が必要。毎年その時期には、シルバー会員さんに封入作業やパソコン入力をお願いしています。センターの柔軟な対応や工数削減への協力、コストなども魅力。我が社にとって、大切なビジネスパートナーです。

 

 


 

企業担当者からのコメント

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公益社団法人 仙台市シルバー人材センター野村 沙季さん

仙台市シルバー人材センターは 国で認められた公共的団体です。仙台市内にお住まいの原則として60歳以上の方が入会できます。
地域社会から高齢者にふさわしい、臨時的かつ短期的、また、軽易なお仕事を、ご家庭、民間企業、官公庁等から請負、委任や労働者派遣の形でお引き受けしています。
お仕事の内容は、経理事務や受付対応などの事務作業、カート整理などの軽作業、建物管理などの管理業務、植木剪定や除草などの技能職、家の中の一般的な家事のお手伝いをする家事援助サービス等と多岐にわたります。入会登録をされた会員の皆様には、ご家庭、民間企業、官公庁等からお引き受けした仕事を希望や能力・経験に応じて提供いたしております。
新しい自分にあった働き方を私達と一緒に探してみませんか?お問い合わせお待ちしております。

 
いきいきと充実した日々を過ごす会員さんたち!
​​​​​​仙台市シルバー人材センターの紹介動画はこちらから。

公益社団法人 仙台市シルバー人材センター

住所 仙台市青葉区花京院1-3-2 仙台市シルバーセンター6階
公式サイト https://webc.sjc.ne.jp/sendaisc/index

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