
前回は宮城に生まれて60余年…
初めて蔵王の御釜を見てきたリポートを紹介しましたが
「鉄は熱いうちに打て!」
「ピザは熱いうちに食え!」
「ホヤは朝買ってすぐ剥け!」
てことで〜
今回は『初めての雷神山古墳』
知っているけど行ったことが無い雷神山古墳を訪ねてみました
(名取市の皆さんすみません)
雷神山古墳は宮城県名取市の愛島丘陵にある前方後円墳で東北地方で最も大きな古墳

駐車場に車を停めて階段を登ると木立の中に古墳に向かう整備された緩い上り坂が…

坂を登りきるとすぐ左側に小塚古墳が見えてきますが
先ずは右手の雷神山古墳へ〜
古墳周辺は石を敷いた遊歩道が整備されているのですが…途中から草ボウボウになるので(汗)脛とか痒くならないような服装がオススメ

横から見た雷神山古墳!

お〜っまぎれもなく前方後円墳ですね〜
大きさは168m!
円墳の頂部には何やら祠が…
これが雷神山古墳という名称の由来になった雷神様

そしてもうひとつは庚申塔でしょうか…

あっ逆側から登ってきたほうが草が無かった(笑)

雷神山古墳を降りて…せっかくだから小塚古墳へ
大きさは54m!
こっちは草ボウボウで敷石がほとんど見えない(汗)

およそ1700年前に造られたにしては三段に築成されている様子がよくわかります〜

雷神山古墳がいつ頃に造られたかというと…古墳の形状や立地および築造方法・出土した壺形土器や壺形埴輪なのど遺物に古墳時代前期の要素がみられるとこから4世紀末頃と考えられています
3世紀中頃から4世紀末頃は古墳時代前期と言われていて
ヤマト王権が成立し西日本を中心に強大な豪族が現れた時代…
3世紀後半に造られた日本最初の巨大前方後円墳である箸墓古墳(奈良県)をきっかけに前方後円墳が全国に広がり始めたといわれています
古代大和国で始まった権力者の埋葬方法がおよそ100年かけて宮城県までゆっくり北上して来たなんてロマンを感じます〜
帰りに寄った名取市歴史民俗資料館(入館無料)で頂いた「なとり古墳BOOK」によると…

総工費88億円・1日2000人が作業したとして作業員76万人・使った土の量が10㌧トラック27000台分・工期1年9カ月!
現代でもものすごい事業レベルですが見方を変えればこれだけの古墳を1年9カ月で作ってしまう人間のチカラとかパッションって凄いと思います
名取市には雷神山古墳をはじめ名取大塚山古墳など沢山の古墳があります
つまり古代名取地区は…
①代々ヤマト王権と繋がりのある有力な権力者が居た
②古墳を造る労働者や技術者など沢山の人が住んでいた
③その沢山の人が住まうムラやそれだけの人を賄える稲などの食料が豊富だった…
という特色を持った宮城県でも稀有な地域だったことがわかります〜
雷神山古墳…
1700年前に造られてから
そこを動いてない…
つまり1700年前を語る壮大な歴史書です
「そういえば小学校の時一回行ったなァ〜」
そんなあなた!大人になった今もう一度行くべき場所ですよ
文:本間秋彦

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