このコラムを書いている6/26は梅雨真っ只中…
私が子供の頃はしとしとと雨が降り続く梅雨でしたが
ここ数年は雨がどっと降る→晴れると暑い→雨がどっと降る→晴れると暑い→曇っていても暑い…に変わってきてませんか?
湿度が高いのに気温が低い時に感じる「スケ寒い(しけ寒い・湿気寒)」も昔ほど感じないような気が…
こうなると季節の変わり目の体調管理も年々難しくなってきてますね~
この時期私の体調管理は「旬のものを食べる」しかも美味しく!
やはり宮城県生まれ宮城県育ちですから季節ごとの地元の食材を地元の調理方法で頂くのが元気の秘訣!
理由は…昔実家で食べた懐かしい料理を食べた時に懐かしさと一緒に色々な思い出がよみがえりますよね…
旬の食材をいただくことの栄養分もさることながら地元料理を食べて「懐かしい〜」とか「大切な誰かを思い出す」そんな心の栄養分が免疫力を上げる効果に繋がっているって事あると思うんですよね〜
先ずは『アジのはだぎなます』
三枚におろして皮を引いたアジに味噌とネギをぶっこんで包丁でたたく料理!
このような料理を最近は「なめろう」と言ったりしてますが
我が故郷では「たたく」は「はだぐ」(笑)
で「なます」の要素はどこなのかというと…
食べる時に小皿に酢を入れその酢に浸して食べるのでその時になますが完成〜
もちろんそのまま食べても美味しいですが酢を付けたい方は味噌を強めに入れて少ししょっぱめに仕上げて下さい!
アイナメや新鮮なドンコでも行けますよ
スーパーとかで特売の生ウニを見つけたら迷わず『ウニ丼』にしましょう!
ご飯をよそって刻み海苔をパラパラしてウニをドバっと乗せ…
醤油をぶっかける!
私にとっては思春期の夏休みの味です…
♪ママァ〜ドゥユーリメンバァ〜
「母さん…僕の水中メガネとフィンと軍手と玉ねぎの網…どこに行ったんでしょうね…」
先日とあるところで見つけました!『カツオのだぶ漬け』
多分…冷蔵庫がまだ普及していない時代にすでにあったと思われるカツオに粗塩をまぶした塩漬け〜
カツオから出るドリップを何回か捨てながら2週間冷蔵庫保存したものを焼くとこんな感じ…
う〜ん…昔食べていたのは焼くともっと白く塩が吹いていて激しょっぱかった〰!のですが
これは昨今の減塩に乗っかったのかマイルドな仕上がりになってました!
昔食べたしょっぺ〜のでお茶漬けが食べたいぃぃぃぃぃ!
なので塩を追加しました(笑)
また2週間後を楽しみにします
そして最近スーパーや魚屋さんに出ているのが『生本マグロのホネハダゲ』通称「中落ち」〜
生マグロの中骨からスプーンなどで身をはだげる(残さずこそげ取る)ので「ホネハダゲ」(笑)
あまり教えたくないのですが…
マグロの大トロ・中トロ・赤身の味がひとつで感じられるのがこの中落ち!
地元で水揚げされたマグロなので値段も良心的なのが嬉しいポイント〜
私はホネハダゲだけじゃ無くて
刺し身に形成する段階で出る大トロ・中トロ・赤身の端っこがまとめられたパックがあったら一緒に買って全部のっけてわさび醤油ぶっかけて食べる『生本マグロ丼』が好きです!
ピント甘めでぼんやり写っているのは箸休めの「焼きほや」
機会があったら是非試して欲しい宮城の味です〜
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
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