「たれぱんだ」に「リラックマ」、「すみっコぐらし」。どれも一度は見たことがある!という方が多いはず。実はこちら、ぜんぶサンエックスのキャラクターなんです。
これまで1,000以上ものキャラクターを世に生み出してきたサンエックスは、2022年に創業90周年を迎えました。これを記念して全国を巡回しているのが『サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会』!4会場目として、仙台フォーラスにて4月1日(土)から5月21日(日)まで開催されています。
今回は、自称編集部イチのかわいいもの好き、ちゃそが展覧会に潜入!“かわいい”で溢れた空間をレポートします。
入場すると、エントランスでたくさんのキャラクターが迎えてくれます。「リラックマ」や「すみっコぐらし」が他のキャラクターを抱っこしているこのビジュアルは、展覧会のために描き下ろされたもの。
会場内は一部を除き、すべて撮影OKなのがうれしいポイントです!
展覧会のタイトルでもある「うちのコ」には、生みの親・サンエックスにとっての「うちのコ」という意味と、一度でもサンエックスのキャラクターを好きになったことがある皆さんにとっての「うちのコ」という二つの意味があります。
グッズをお持ちの方は、いっしょに足を運ぶことをおすすめします!その理由は後ほど…。
まずご紹介するのは「たれぱんだ」がメインのエリア。
サンエックスがキャラクター開発を始めたのは1979年。それまではメモ帳などの紙文具の制作が中心でした。そんな中、ターニングポイントとなったのが1998年に誕生した「たれぱんだ」の流行でした。
大きなオブジェは見どころのひとつ!寝転んでいる「たれぱんだ」に癒されます。
「こげぱん」や「ぶるぶるどっぐ」など、同じく1990年代に生まれたキャラクターの展示もあります。
続いては、「うちのコ」たちが生まれる過程を見ることができるエリア。
「たれぱんだ」は、はじめてぬいぐるみになったキャラクター。展覧会で初公開された「最初に工場から上がってきた試作品」がこちら…。
こ、これは…たれぱんだ…?
会場では、この試作品が完成品になるまでの過程を見ることができます。
この他、「リラックマ」や「すみっコぐらし」の誕生秘話も。初期カンプやラフスケッチ、ぬいぐるみの試作品など、貴重な資料ばかりです。
「すみっコぐらし」の初期カンプには、今はいないキャラクターが…!?
こちらには、サンエックス初のキャラクター「ロンピッシュクラウン」から最新の「くまうさ」まで、約40年の間に生まれた「うちのコ」がずらり!
サンエックスのキャラクターは完全オリジナルなのが特徴。その多くが社内のデザイナーさんたちによるコンペから生まれているんだとか。
ブースの周りに展示されている人気キャラクターの作者さんが描き下ろした直筆のお祝いメッセージにも注目です。
次のエリアでは、「リラックマ」をメインに2000年代に生まれたキャラクターが紹介されています。
アフロ犬やモノクロブーなどが生まれたのもこの時代。当時小学生だった編集部ちゃそ、文房具やシールで愛用していた「うちのコ」たちに大興奮!
圧巻なのが、リラックマぬいぐるみの代名詞「あつめてぬいぐるみコレクション」の展示。リラックマたちがいろいろなコスチュームでかわいく変身!会場では、ぬいぐるみができる裏側ものぞくことができます。
リラックマの仲間たちと一緒にパチリ。私はチャイロイコグマ推し!
会場内には所々に「ぬい撮りコーナー」が設置されています。お手持ちのぬいぐるみやグッズとぜひ記念撮影を!
「ここがおちつくんです」をキーワードに、かわいらしさとちょっぴりのネガティブさ・シュールさで、忙しい現代人に寄り添う「すみっコぐらし」。
実は、ちゃそ家にも「ねこ」のぬいぐるみがいるのです。まさに私にとっての「うちのコ」♪
「頑張らなくていい」、「のんびりしよう」。そんなメッセージ性もサンエックスのキャラクターに心惹かれる理由のひとつかもしれません。
こちらでは、過去のテーマアートや「てのりぬいぐるみコレクション」などが展示されています。「すみっコぐらし」のキャラクターが勢ぞろいしたビジュアルも!
オブジェも壁のすみっこに並んでいるのがツボです。
1か月に10ほどのペースでキャラクターが生まれていた時期もありましたが、現在は年に1キャラほど。今も新しい「うちのコ」が生まれ続け、大切に育てられています。
最近人気を集めているのが「チキップダンサーズ」。骨付きチキン(ほねチキン)など、食べ物をモチーフにしたキャラクターたちが軽快にダンスする様子は中毒性があります。
展覧会の最後には、さまざまなキャラクターを組み合わせたモザイクアートが登場します。近付いて見ると、また違った印象に感じられますよ。
サンエックスの世界に癒された後は、グッズコーナーへ!
図録からぬいぐるみ、文具まで、この展覧会でしかゲットできないグッズばかりです。
人気No.1は、サンエックスキャラに変装した「すみっコぐらし」の「たぴおか」が“たれぱんだカー”に乗った「サンエックスだいすきぬいぐるみセット」(9,900円(税込))だそう。
「にゃんにゃんにゃんこ」「次の日ケロリ」「靴下にゃんこ」の「にんきものぬいぐるみ」(1,980円(税込))は、仙台会場から新登場したグッズ。全部集めたくなってしまいます!
平日入場特典は、仙台限定の七夕柄とキャラクターのしおりです。
ちなみに、写真下段のサンエックスキャラのコスチュームを着た「リラックマ」や「すみっコぐらし」のぬいぐるみもグッズとして限定販売されています◎
「かわいい」が詰め込まれた『サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会』。
ひとつひとつの展示やグッズに、キャラクターへの愛を感じました。皆さんも懐かしい「うちのコ」、新しい「うちのコ」に会いに行きませんか?
会期 | 2023年4月1日(土)~5月21日(日) |
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会場 | 仙台フォーラス 8階特設会場 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町 3-11-15 |
時間 | 10:00~19:00 ※最終入場 18:30 |
入場料 | 前売り:一般1,000円、大・高・中学生700円、小学生400円 当日:一般1,200円、大・高・中学生800円、小学生500円 |
TEL | 050-3717-4271(「サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会」実行委員会(仙台会場)) |
公式サイト | https://san-x90th-ten.exhibit.jp |
あなたの好きな、もしくは、知っているサンエックスのキャラクターを教えて!「うちのコ」エピソードもお待ちしています♪