皆さんお変わりありませんか?
少し日の入りが遅くなったとはいえまだまだ夜は長いですね
お気に入りの本のおともに…
先ずはコーヒー豆を手で挽いて至福の時間の準備をする…
♪ダバダァ~ダ~ダ~ダバダァダバダァ~
今回は珍しく最近買った本を取り上げたいと思います~
多分…DoFreeで本を取り上げるのは初めてですかねぇ?(笑)
買っちゃいました!第166回直木賞受賞『塞王の楯』
552ページもある長編で…たぶんこのコラムがアップされる頃には読破していると思いますが(笑)
どんな内容かと言いますと
時は戦国時代…城に絶対に破られない石垣を組もうとする石垣職人穴太衆とそれを破ろうとする鉄砲職人国友衆の…誇りをかけた職人同士の熱い戦い!を描いた作品です
要は『ツボった』訳です(笑)
ではどのような人がこの作品にツボりやすいかというと
☆戦国時代好き
☆戦国武将好き
☆お城好き
☆特にお城の石垣萌え
☆大河の「渋沢栄一」は時々観たけど「鎌倉殿」は欠かさず観ている
☆暇だとつい信長の野望をプレイしてしまう
☆ヤンマガに連載中の「仙石権兵衛」を毎週楽しみにしている
…というあなたに激オススメです!
これまで戦国武将や剣客を主人公にした歴史小説は数々ありましたが…今回の主人公は石垣を組む職人とそれを破ろうとする鉄砲職人ということで
その分大名や武将などの上から目線ではない一段低い視点からの戦国時代を堪能出来ます!
また歴史好事家として新しい発見も多く…
例えば城の石垣普請は石工はもちろん近隣の農家の三男四男も労働力として雇われるようで
石工達はその三男四男に惜しげもなく石積みの技術を教えるらしく
結果…石垣普請が終わって彼らが村に戻ると学んだ石積みの技術で村の用水路を整備したり棚田を作ったりして生産性が上がったなど…
教科書では教えられないなる程と思う内容も網羅されています
とりあえず半分まで読み進めた段階での私の心情をサザエさん風に表現すると…
秋彦です!道端の石を見つけると積みたくなりませんか?
さて次回は
『宮城県内の野面積みの石垣が残る城跡を巡って疲労困憊』
『無性に石を積む夢を見る』
『野面積みっぽいプチ石垣を小石チョコレートで作った』
の3本です!
次回もまた見て下さいね~
皆さんが「つい買ってしまう本」を教えて下さい
文:本間秋彦
イラスト:あきばさやか ( http://akibasayaka.blog.jp/ )
みんなのつい買ってしまう本を教えてください!