-桜の咲き誇る4月20日、羽生選手が仙台に帰ってきてくれました。
2019年4月29日、地下鉄国際センター駅の南広場に、羽生選手の功績を称えるモニュメントが新たに設置されました。日立システムズホール(仙台市青年文化センター)を会場に、4月20日に開催されたモニュメントデザイン発表式には、羽生選手が登場!当日の様子と思いやりにあふれる言葉をお届けします。
華奢な立ち姿。澄んだ肌に映えるピンクのネクタイ。氷上での凛とした姿とはまた違った、24才の青年のやさしい笑顔。 600名を超える人の歓声と拍手の中、羽生結弦選手は壇上に現れました。
冬季五輪フィギュアスケートで金メダルに輝いた、ともに仙台市出身の荒川静香さんとソチ五輪での羽生結弦選手のモニュメントが設置されている場所に、今回、平昌五輪 金メダルの羽生選手のモニュメントが並びました。仙台のフィギュアスケートの力は、素晴らしいですね!
-今回のモニュメントを見て、率直にどんな気持ちですか?
荒川さんの隣に自分が二つ並んで恐縮なんですが、二連覇したんだなと感慨深いです。また、これを機会に仙台に来てくれる人が増えることで復興に貢献できたり、フィギュアスケートをしてみたいと思う子どもたちが増えてくれたら嬉しいです。
-モニュメントのデザインはどう感じていますか?
滑っている瞬間が、一番「羽生結弦」になっていると思うので、滑っている瞬間を写真から切り取ったものが、デザインとして残されることを嬉しく思っています。ソチ五輪と平昌五輪で、ブレードの色が変わったり、繊細な細かい変化も比較してみてもらいたいです。
リクエストに応えて、平昌五輪のフリー「SEIMEI」のポーズを披露してくれました。ポーズ後は、顔をおさえて照れる表情も。また、新しく設置されたモニュメントのデザイン(写真右)のポーズを羽生選手に聞いたところ、「冒頭のジャン!となってから、縦笛が流れているところのシーンです。」とのこと。
-平成で伝説を作った羽生選手。令和はどんな伝説を作られるのでしょう。
やはり4回転半に挑戦したいですね。これから戦っていくに向けて、武器になるものを作って、令和の時代もがんばっていきたいです。
-子どもたちへメッセージをお願いします。
夢を持って、夢がなかったら目標を見つけて、純粋な気持ちを忘れずに。いつどんな自分を見ても気持ちよく感じる自分を目指して、がんばってほしいと思います。
今、自分がこうして胸を張っていられるのは、小さい頃からがんばってきたから。フィギアスケートをがんばる子どもたちが、こういう風になりたいなと思う人間でありたいです。
羽生選手は、頂点を極めても尚、高みを目指し、私たちに夢や希望やそして勇気、またあきらめないことの大切さを常に教えてくれます。 今日、会場に足を運べなかった多くの方とともに、羽生選手への感謝の気持ちを込めて、このモニュメントの発表式を開催しています。これからも羽生選手を大いに応援してまいりましょう!
今回のモニュメントデザイン発表式の参加者に、仙台市観光ガイドブック「仙台巡り」が先行して配布されました。羽生選手の自然体の綺麗な写真とともに、羽生選手が語る伊達な文化や女子旅のおすすめスポットが紹介されています。 6月下旬から仙台市内で、7月上旬から市内の旅館・ホテルの宿泊者に配布されます。 「仙台巡り」公式サイト
年代問わず、たくさんの人を魅了する24才の青年 羽生結弦選手。氷上の彼の清らな美しい演舞はもちろん、彼から発される勇ましい強さと思いやりでいっぱいの愛が人の心を熱くすると思うのです。
華やかな演舞の裏にある日々の練習と強靭な精神力。その力はどこから湧いてくるのでしょう。次はどんな歓喜の渦が氷上で巻き起こるのか、今から楽しみですね!
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