はい。カップ麺の自販機が私の生まれ故郷に初めて設置されたのは、私が小学校高学年の時だったと思います。しかも自販機からお湯が出るタイプのやつ(^_-)あれは画期的でしたねぇ。

でも1968年にサッポロ一番みそラーメンが…翌69年にマルちゃん塩ラーメンが誕生してますので、人生に於いてのおつきあいはインスタント袋麺の方が長いし、鍋が必要だったり煮る手間がかかるけど…どちらかというと袋麺の方を好んで食べてしまいますf(^_^;
「ぽろみそ」も「マル塩」も発売以来弱冠のリニューアルはあったでしょうが２つとも今も変わらない味で、食べる度懐かしさを運んでくると共にベテラン先発投手のような安定感がありますよね(^ω^)

いや…まてよ…子どもの頃家のばんつぁんや親戚のばんつぁんが作ってくれたインスタント袋麺はもっと美味しかったなぁ…。
３袋ぐらいいっぺんに煮るもんだから入りきらない麺を半分に割ってすき間に押し込んだりして(笑)それを味噌汁を食べるお椀に分けてくれて子供５人ぐらいで食べる！適当に切ったネギと…あっ、卵も入ってた！！
あれは美味しかったァ(T0T)
みんなで食べたからなのか？或いはばんつぁん秘伝の「何かしらエキス」が入ってたのか？(それはそれで知りたくないような…(´Д｀)

そんなこと考えていたら無性に「ばんつぁん秘伝のサッポロ一番みそラーメン〜卵入り」を食べたくなりました(^o^;)
とはいえ恐山まで行ってイタコの方にばんつぁん呼んでもらってレシピ聞くのも大変なのでf(^_^;ここはかなりのうろ覚えですが…ばんつぁんがインスタントラーメン作ってくれた40数年前の記憶を呼び起こしてみましょう…うむぅ…

先ずは…①沸騰したお湯に麺を入れたらすぐ粉末スープのもとを入れたような･･･ネギも入れちゃうような･･･。
(メーカー推奨は麺が茹で上がり火を止める寸前に粉末スープを入れたような・・・)

さらに…②麺がほぐれるのを待たずに箸で無理やりほぐした・・・ような。

で…③いい感じにほぐれたら卵を割り入れ箸で「バッバッバッ」と大きく３〜４回かき混ぜた・・・ような。

そしたら…④フタをして１分待ったような・・・。

出来上がりぃ！！そして食べてみた感想は…『これだ！昭和40年代に食べたばんつぁんのラーメンだぁ〜』やはりこの作り方だったぁ(T0T)・・・ような。

ポイントは『メーカーが推奨する作り方を一切無視した「我流」』であること(笑)。
先に粉末スープを入れちゃうと浸透圧で麺が戻りにくくなるのですが…この「戻りたーい！」「いや、戻さへんで！」の攻めぎ合いがインスタント麺にいいコシを与えてくれる(…ような気がします)のでしょうか(^o^;)
個人的にインスタントラーメンに入った卵は茹でられた固まりがゴロっと入っているのが好きなのですが…スープと同化したような溶き卵風が好きな人は卵を入れてしっかりかき混ぜると溶き卵風になります。ただスープが濁るので私は適当な「かたまり卵」の方が好きですね。