詳細

現在、ベルリンを拠点に「物質と記憶－存在と不在」をコンセプトとした作品制作を行う近藤愛助。近年では、近藤自身の曾祖父の47年間に渡る米国生活と、太平洋戦争中、米国に設置され日系人約12万人を収容した強制収容所をテーマに扱っている。今回の展示は、“現在の中に現れる過去”をコンセプトに、近藤が昨年ACC日米芸術交流プログラムを受けて実現させた収容経験者へのインタビュー、そして、日系アメリカ人についてのリサーチをもとに制作された映像を中心に、写真、ドローイングを交えて構成。他者と自己、現在と過去、そして自国と他国という多視点を含んだ本展覧会は「移民 －アイデンティティ」という今日的なテーマを、過去と現在の交差点から問いかける試みでもある。

開催日時	～2018/9/9(日) 11:00～19:30(日曜～18:00、最終日～16:30)
会場名	gallery&atelier TURNAROUND
料金	展覧会入場無料
イベントサイトURL	http://turn-around.jp/

主催・問い合わせ

問い合わせ先	Gallery TURNAROUND
TEL	022-398-6413