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2018年11月30日
MOVIX仙台にて舞台挨拶決定!宮城県富谷市出身監督作品 ドキュメンタリー映画『旅するダンボール』に注目
旅するダンボール
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●映画『旅するダンボール』って?

2018年12月7日(金)から、MOVIX仙台ほか全国の劇場で公開がスタートする映画『旅するダンボール』は、街角に捨てられた段ボールを世界中から拾い集め、かわいくてカッコいい財布を作る“段ボールアーティスト”・島津冬樹さんの活動に追ったドキュメンタリー作品。
今年3月に行われた全米最大級のフィルムフェスティバル「SXSW( サウス・バイ・サウス・ウェスト)」のドキュメンタリー・スポットライト部門に正式出品され、世界で初めて公式上映されました。小規模作品ながらも上映回数を増すごとに話題が広がり、多数の海外メディアにも取り上げられている注目作です。

 

 

Story

不要なもの(ゴミ)から大切なもの(財布)を生み出す“段ボールアーティスト”・島津冬樹。これまでに世界27ヵ国を巡り、何気ない街角から捨てられた段ボールを拾ってきた。もう8年もの間、誰もが見向きもしない段ボールを、デザイン・機能性を兼ね備えた段ボール財布に生まれ変わらせている。
そんな島津がある日、徳之島産のジャガイモの段ボールに出会い、その源流を辿る旅を始める。道中、ジャガイモの生産者や段ボールのデザイナーに、自分が作った段ボール財布をプレゼントする島津。なぜ彼がこのような活動を始めたのか、なぜ段ボールに惹かれるのか、財布をもらった人々はどんな反応を見せたのか。この段ボールと深く、浅く、近く、遠く、関わった人たちと島津との温かい交わりを通して、彼の活動がなぜ世界から注目されているのかを追ったドキュメンタリー。

 

 

 

島津冬樹さん
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●あなただけの「大切」に気づかせてくれる、段ボールの温かさ

映画を見ると、島津さんがどれほど段ボールを愛し、大切にしているのかが、ひしひしと伝わってきます。そんなピュアすぎる段ボール愛から生まれた島津さんの段ボール財布は、リサイクルや再利用といった環境保護の概念のさらに先を行く「アップサイクル」として、世界中から注目を集めています。「アップサイクル」とは、不要になったものや廃材を一つの素材として捉え、そこから新しい価値あるモノを生み出す考え方のこと。映画の中でも、島津さんの純粋な想いが地球の未来を支える希望として、世界の人々の共感を呼んでいることが映し出されています。

 

旅するダンボール
© carton

 

●仙台での舞台挨拶が決定!

この映画の監督を務めたのは、なんと、宮城県富谷市出身の岡島龍介監督。仙台のポストプロダクションで実績を積み、CM、MV、ドキュメンタリー、ファッション、短編映画とジャンルを問わず監督、編集業に関わっています。

 

岡島龍介監督
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そんな岡島監督が12月15日(土)、MOVIX仙台で、“地元凱旋”となる舞台挨拶を行うことが決定しました。舞台には、主演の島津冬樹さんや、映画バイヤーとしても活躍するプロデューサーの汐巻裕子さんも登場予定。ぜひ劇場に足を運び、あなただけの「大切」に気づかせてくれる段ボールと人間たちの温かさに触れてみてください。

 

映画『旅するダンボール』

公式サイト http://carton-movie.com/

2018年12月7日(金)~MOVIX仙台/YEBISU GARDEN CINEMA/新宿ピカデリー
ミッドランドシネマ、MOVIX京都、MOVIX橋本、神戸国際松竹ほか全国順次ロードショー

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【応募締切】2018年12月27日(木)
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