2018年11月01日
国産ホップ「IBUKI」に乾杯!「IBUKI BREWER'S MEETING」イベントレポート
IBUKI BREWER'S MEETINGレポート

国産ホップ「IBUKI」の優れた特徴と生産農家の想いを紹介するとともに、「IBUKI」を使用して醸造されたクラフトビールの試飲を楽しむイベント「IBUKI BREWER'S MEETING」が、10月29日(月)、キリンビール仙台工場で開催されました。machicoでは、大盛況のうちに終了したイベントの様子をご紹介します。ビール好きにはたまらない、個性的な東北のクラフトビールがたくさん登場します。ぜひチェックしてください♪

 

ビールのキホンのホップを知る。国産ホップ「IBUKI」に注目!

ビールの原料

ビールの基本となる原材料は、麦芽、ホップ、酵母、そして水。それぞれの種類や量、さらには温度や醸造方法によって、さまざまなバラエティのビールが出来上がります。中でもホップは、ビールの苦みや香りを生み出すだけでなく、泡立ちを良くする役割も担っています。ビール作りに使われるのは、ホップの実でも葉でもなく雌株の毬花(まりばな)だけ。この花は球形の手まりのような形をしているため、毬花と呼ばれます。

国産ホップ イメージ

現在、国産ホップの96%は東北地方で栽培されています。そしてキリンビールは50年以上にわたって、東北のホップ農家と栽培契約を結んでいます。国産ホップ「IBUKI」の最大の特長は、強く純粋なフローラルの香り。ほんの少し使っただけで個性を出すことができ、深く華やかな香りのビールを実現します。
「IBUKI」のように高品質なホップが主に東北地方で栽培されている一方、ホップ生産者の高齢化や後継者不足によって、今、国産ホップの未来が危ぶまれています。そんな危機的状況から国産ホップを守るため、また今後も、ホップ生産を通じた地域活性化を支援するためにキリンビールは日々、生産者や地域の人々とのパートナーシップを強化しています。
こうした活動の1つとして昨年から始まったのが、キリンビール仙台工場主催のイベント「IBUKI BREWER'S MEETING」です。

 

国産ホップ香る、特別な一夜をあなたに。「IBUKI BREWER'S MEETING」イベントレポート!

IBUKI BREWER'S MEETING

10月29日(月)に開催された「IBUKI BREWER'S MEETING」には、マチコ会員約50名が参加しました。ホップ生産者、クラフトブルワリー、キリンビール関係者らとともに、「IBUKI」を使ったおいしいクラフトビールに酔いしれました。

キリンビール仙台工場

イベントは工場見学からスタート!キリン独自の製法である「一番搾り製法」の秘密を知ることができる見学ツアーです。工場内に入ると、早速、何やら独特な香りが。ここではなんと、ビールの原料となる「麦芽」の試食や、実際のホップを手にとって香りを体験することができます。

試食用の麦芽

最初の工程である仕込では、麦芽を煮込んで「もろみ」という麦のおかゆを作ります。そのもろみをろ過し、最初に自然に流れ出たものが「一番搾り麦汁」です。その後ホップを加えてビール独特の香りと苦みを引き出します。そこから発酵、貯蔵、そしてろ過の工程を経て、美味しいビールが出来上がります。

貯蔵タンク
熟成中のビールの温度を体験

見学の最後には、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べができます。参加者に飲んだ感想を聞くと、「一番搾り麦汁の方がとろみと甘味が強く、美味しいビールができそう」とのこと。ぜひあなたも自分の舌で違いを感じてみてはいかがでしょうか。

一番搾り麦汁
二番搾り麦汁
麦汁の味の違いを試飲する参加者

見学の後は、キリンビール仙台工場の横山工場長をはじめ、キリンビールのホップアドバイザー、東北のクラフトブルワリー5社の代表者らが、国産ホップ「IBUKI」の特徴やビール造りへのこだわりを語りました。
話を聞いた参加者たちが特に驚いていたのは、「国産ホップの9割以上が東北で栽培されている」という点でした。「東北人としてうれしく感じた」と話す方や、「国産ホップを守るために自分もできることをやっていきたい」と語る参加者が多くいらっしゃいました。

東北のクラフトブルワリー

プレゼンテーションの後は、いよいよ乾杯!参加者全員で、「IBUKI」を使用したクラフトビールを楽しみました。

乾杯する参加者
交流を楽しむブルワリー関係者と参加者

会場内には、ホップの加工方法によって香りの違いを感じられる体験型コーナーも。約80%が水分というホップの毬花は通常、収穫後すぐに乾燥され、その後粉砕し、小さなペレット状に加工することで取扱いや保存をしやすくしています。しかしキリンビールでは、とれたてのホップを8時間以内に凍結し粉砕する技術を取り入れました。こうしてできあがる「凍結粉砕ホップ」は、クラフトブルワリーへも販売しています。ペレット状のホップは乾燥したハーブや草木を思わせる香りであるのに対し、生のまま凍結したホップは、青草や果実のような新鮮な香りが特徴です。10月23日(火)に発売されたばかりのキリンビール季節限定商品「一番搾り とれたてホップ生ビール」でも、凍結粉砕ホップが使われています。

ホップの香りの違いを体験できるコーナー

この日参加したクラフトブルワリーは5社。さらに代官山、横浜、京都に醸造所併設店舗を構えるスプリングバレーブルワリーとキリンビール仙台工場が加わり、「IBUKI」を使用した各社自慢のクラフトビールを参加者たちに振る舞いました。

クラフトブルワリー

 

 

ビールラインナップ

●世嬉の一酒造株式会社(いわて蔵ビール)
銘柄:ESB with フレッシュホップIBUKI
特長:東北で2番目に古いクラフトブルワリー。今年収穫した岩手県遠野産「凍結粉砕IBUKI」とモルト(麦芽)の香りを引き出した、何杯でも飲める琥珀色のビール。

●株式会社あくら
銘柄:フレッシュIBUKIセゾン
特長:岩手県遠野産「凍結粉砕IBUKI」と秋田県横手産「IBUKI」を使用。IBUKIとイースト(酵母)の香りがともに感じられ、すっきりとしたボディでゴクゴク飲める仕上がり。

●上閉伊酒造株式会社
銘柄:遠野の華
特長:岩手県遠野産「凍結粉砕IBUKI」と昨年収穫した「IBUKIペレット」、そこに小麦麦芽を使用したウィートエール。華やかな香りが、口に含んだ瞬間から喉を通った後まで心地よく楽しめる。

●仙南シンケファクトリー
銘柄:セゾンIBUKI
特長:岩手県遠野産「IBUKI」と自社栽培した宮城県角田市産のホップ「カスケード」を使用したセゾンビール。セゾンビールとは、夏の農作業の合間に飲まれていたベルギー発祥のビール。草原を思わせる爽快感溢れる味わい。

●やくらい地ビール製造所
銘柄:Fresh IBUKI Ale
特長:今年収穫した国産「凍結粉砕IBUKI」と遠野産「IBUKIペレット」を使用したペールエール。ほどよい苦みがありながらも、すいすい飲めてしまうほど飲みやすい仕上がり。

●スプリングバレーブルワリー
銘柄:Hop Fest 2018
特長:今年収穫した岩手県遠野産「IBUKI」の華やかさが今まで以上に味わえる、爽やかで、豊潤な味わい。香りが豊かに引き立つエールタイプのビール。

●キリンビール仙台工場
銘柄:一番搾り とれたてホップ生ビール
特長:「一番搾り製法」が生み出す上品な麦のうまみをベースに、フレッシュなホップのおいしさが感じられる、調和のとれた飲みやすい味わい。

 

 

さらにイベントでは、ビールによく合う、岩手・秋田・宮城の美味しいお料理も提供されました。

提供された地元料理の数々

参加した女性の1人は、「香りや苦味が強いビールもあるし、甘味があってフルーティーなビールもあって、どれもクラフトビールらしい個性的な味わい。一度にいろんな味を楽しめるので、こういうイベントはとてもいいですね」と笑顔で語ってくださいました。

ビールと料理を楽しむ参加者

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こうして大盛況のうちに終了した「IBUKI BREWER'S MEETING」。ホップ生産者とビールの造り手、そしてお客様を繋げるキリンビールの取り組みを通して、楽しく国産ホップの役割や価値を学ぶことができました。そして誰もが、「国産ホップを使った東北のクラフトビールはおいしい!」と感じたイベントとなりました。ぜひあなたも、「IBUKI」を使って醸造されたこだわりのビールを味わってみてください。

 

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