2017年07月21日
甘くて優しいだけじゃない、スパイスが効いているからこそ癖になる。
シンガーソングライターchayさんインタビュー
machico的・気になるパーソン
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恋をしたくなるスパイスたっぷり

 ドラマ主題歌となった「あなたに恋をしてみました」のウェディングバージョンをはじめ、シングル曲も贅沢に収めた2ndアルバム「chay TEA」をリリースしたシンガーソングライターchayさん。
 26歳ならではの瑞々しい作品への思いや恋について、これからの夢など、すてきなお話聞かせていただきました。
 「CanCam」の専属モデルもこなすキュートな姿に秘められた熱いハートにキュン。

 

 

●まずは新アルバム「chay TEA」の魅力をおしえてください。

 1枚目のアルバムから約2年時間が空いての2作目なのですが、その2年間に私なりにいろいろなことを経験し、長い時間をかけてつくった作品なので、渾身の1枚ができたなと思っています。シングル曲もたくさん入っていて、私のことをあまり知らない方にも楽しんでいただけるはずです。chayはラブソングのイメージが強いと思いますが、今回はいつもとはちょっと違う挑戦的な曲も入った、本当にバラエティに富んだ1枚になっていますので、いろいろな世代の方に楽しんでいただきたいです。
 1枚目を出した後の2年間に、曲はたくさん書いていて、2ndアルバムつくろうと決まった時に、たまっていたストックをスタッフと一緒に聴いてみました。でも、私もプロデューサーの多保孝一さんも、2017年バージョンにアップデートしたchayを見せたいよねっていう共通認識があったので、最終的にシングル曲以外は、このアルバム用に新たに書き下ろした曲ばかりになりました。私やスタッフにも、常に進化していきたいという思いが強かったので、26歳になった今の私がつめこまれた1枚になっています。
 1枚目のアルバムを聴き返すと、2年前の24歳ならではの気持ちや言葉で歌っているなと感じます。その歳、その時にしか書けない気持ちが詰め込まれています。2ndアルバムは、たとえば恋愛観に関しても、私自身すごく大きく変わったなと気づきました。今回は結婚がテーマになっている曲が多いのですが、けして意図してそうしたわけではないんです。できあがって最後に聴きかえしたらたまたまそうなっていただけで。2年前だったら書こうと思うテーマではなかったので、「chayTEA」にはやっぱり今の私が詰まっているなとあらためて思いました。

 

 

●新作「chayTEA」、どんな風に楽しんでもらいたいですか?

 数年前の20代前半や10代の頃は、とにかく自分をふるいたたせるような曲がすごく多かったのですが、「chayTEA」は、とにかくどういう考え方の人であれ、肯定してあげたい、やさしく包み込んであげられるような曲を書きたいと思ってつくりました。
 1枚目の作品を出した後に、私はそういう曲にすごく救われてきました。シンプルなテーマでシンプルに「それでいいんだよ、そのままでいいんだよ」って肯定してあげられるようなメッセージを届けたかったので、疲れた時とかお仕事帰り、学校帰りにリラックスして聴いていただきたいなと思う曲がすごく多いです。

 

 

 

●まずはこの曲を聞いてほしい!おすすめの1曲は?

 「真夏の惑星」という曲です。この曲のミュージックビデオは、本当の親友で幼稚園からの幼馴染2人とキャンプ行って撮影しました。ナチュラルな自分を撮ってもらいたかったので、カメラを向けられてもいちばん自然に笑えるのは、きっと親友といるときなので。本当にミュージックビデオになるのかな?と思うくらい、自然にキャンプを楽しんじゃいました。
 「あなたに恋してみました」という楽曲からずっと、シックスティーズ、セブンティーズをイメージしたちょっとモータウンなサウンドやロッカバラード、フレンチポップだったり、昭和歌謡のテイストにこだわってきたので、当時をリアルに体験している方にとってはなつかしいなと思って聴いてもらえたり、同世代やもっと若い方には逆に新鮮に感じてもらえていたと思います。でも歌詞は今の女の子の気持ちを、そのまま書いているので、その部分は共感してもらえたら嬉しいです。そんな絶妙なところをめざしてつくってきていて、世代を問わず楽しんでもらいたいという気持ちは変わらないのですが、今回のアルバムでは、進化し続けて時代の流れを感じさせる作品にも挑戦したいという思いもあったので、2017年バージョンにアップデートしたchayをいちばん表せたのは、「真夏の惑星」だと思います。


「真夏の惑星」ミュージックビデオ

 

 

●レトロな曲や懐メロにも影響を受けたのですか?

 両親が音楽好きで、その影響で小さい頃からいろんな曲を聴いて育ちました。特に私はシンディローパーが大好きです。父はエイティーズの洋楽がすごく好きで、MTVでエイティーズのミュージックビデオ集を見せてくれました。その頃のミュージックビデオはカラフルでポップで自由で、当時の私は英語の意味は全然わかりませんでしたが、見ていてすごく楽しかったのを覚えています。中でも幼いながらに衝撃的だったのがシンディローパーの「Girls Just Want to Have Fun」という曲でした。
 幼稚園くらいから歌手になりたいという思いは漠然とあったんのですが、人を楽しませたいという気持ちが芽生えたのは、シンディのおかげなので、今でもすごく好きなアーティストです。私は弾き語りライブ「chay’s room」というステージをやっているんですが、そこでもよくシンディローパーの「True Colors」という曲を歌っています。

 

 

●作詞・作曲をされる際のインスピレーションの膨らませ方をおしえてください。

 自分が経験したこと、体験したことを書くように心がけています。その瞬間の気持ちを大切にしています。
 1枚目のアルバムに「nineteen」という19歳で夢をがむしゃらに追っている時期に書いた曲があるのですが、あの曲はまさに18歳でも20歳でも書けなかったものだと思うので、やっぱりその時にしか書けない言葉や気持ちを残したいなと思います。

 

 

●恋の歌を多く歌われていますが、chayさんの恋についておしえてください。

 たとえば「あなたに恋してみました」は、自分が初恋初デートの時の気持ちを思い出して書いた曲なので、過去の自分の気持ちも思い出して曲を書くこともあります。
 好きな異性のタイプは、THE草食系男子。大人しくてまじめで誠実でやさしい人が好きです。私は心配性なので、あんまりお友だちが多い人だと心配になってしまいます。私は人見知りなところがあって、友だちも多い方じゃないので、相手も趣味に没頭するようなタイプで、でも一緒にいると落ち着くような人がいいです。派手な人より、あまりファッションにも興味のないような人の方がいいですね。
 初恋は小学校の頃。4年生くらいからずっと好きな人がいました。すごく優しい子で、ふだんから仲が良かったです。バレンタインには恥ずかしくて結局チョコはあげられなかったけれど。好きなタイプはそのころから変わっていないと思います。やさしい人が好きです。
 自分から恋する方だとは思いますが、キュンとしたり好きだと思うことは、めったにないです。人見知りなので、仲良くなって心を開くのにすごく時間がかかるので、時間をかけて仲良くなって、本当にやさしいかどうかがわかってからじゃないと飛び込めずにいます。

 

 

●CanCam専属モデルもされているchayさん。この夏楽しみたいファッションやメイクはありますか?

 今はすごく刺繍にはまっています。刺繍がついたトップスとかワンピースとかいっぱい買いました。ケータイケースもレザーに刺繍がしてあるものを使っています。
 去年までは春夏にはパステルカラーが流行っていましたが、今年は赤とか黄色とかビビッドな原色が気分なので、そういうアイテムを取り入れていきたいです。
 モデルの仕事は楽しいですが大変です(笑)。朝日が出る前に集合して、撮影したりするので、朝が苦手な私にとってはちょっと辛いときもあります。あとは冬に春夏物を着て、夏に秋冬物を着なきゃならないので、冬はもう寒くて。ふるえながら白い息を吐きながら、雪が降っていても真夏気分で写真を撮らないといけないところは、モデルの仕事の大変な部分ですね。
 ファッション誌『CanCam』がきっかけで、私の曲までたどりついてくれる方もいらっしゃるのがうれしいです。歌手が本業なので、最初はモデルもやることに対して、音楽活動のプラスになるのかと、いろいろ悩みましたが、chayの曲にたどり着いてくれる入口は、いくつあってもいいなと思ったので、今は前向きにとらえて楽しんでいます。
 私はCanCamの撮影やお買物でかわいいお洋服を見た時に、曲のインスピレーションが湧くことがあります。あ、こういう曲を書こうとか、この衣装でああいう曲を歌いたいなとか、シーンが思い浮かぶような感じで。レコーディングの時も、たとえば恋の曲だったらワンピースで行ったり、曲にあったお洋服を着ていくと曲とマッチした気分になることができます。音楽とファッションはつながっているなと気づいたのは、モデルの仕事をはじめてからですね。今回のアルバムの歌詞カードの写真のお洋服にも、すごくこだわっていますので、楽しんで見ていただけたらうれしいです。

 

 

●昔から夢とか理想にむかって、自分で踏み出すタイプだったんですか?

 小さいころから意志はとてもはっきりしている方でした。好きなことは好き!やりたいと思ったら自分から動いて突き進む性格です。ただ学生時代はプライドがあって、あまり人には歌手になりたいと言わなかったです。両親には言っていましたが、とても反対されていたので、高校を卒業して本格的に音楽活動をはじめた時も、最初は内緒で音楽塾に通っていました。ゆめみるゆめこちゃんだと思われたくなくて、ある程度かたちになってからでないとまわりには言いたくないと思っていました。自分に対しては、夢を言ったり書いたりしていましたね。たとえば「明日ミュージックステーションに出るから見てね」って、中2の時にメールを下書きして、これをいつか絶対に送るんだってずっと保存していました。目標を紙に書いて貼ったり。言霊はあると思うので、いつどうなりたいってなるべく具体的に書いていました。

 

 

 

●テラスハウスの出演で学んだ、人として大切なこと、とは?

 昔からあまり人に嫌われたくない、良く思われたいという思いがすごく強くて、特にカメラの前だと、すごく不思議な感覚なんですが、本当の自分でいられなくなる感覚がありました。猫をかぶっているわけではないんですが、無意識にいい子になってしまっているところがありました。こんなことを言ったら変に受け取られるんじゃないかとか、こういうことを言ったら嫌われるんじゃないかとか、そんなことばかり考えて発言していたんです。テラスハウスでテレビ出演した時に、自分では全然わからなかったんですが、そういう態度がまわりに伝わってしまって、視聴者の方やメンバーにはすごく指摘されました。自分が格好つければつけるほど、人に良く思われたいと思えば思うほど、どんどん嫌われていく現象が起きて、それで格好つける方が実は格好悪いんだってことに気づいたんです。
 歌詞もそれまではきれいな言葉で詩的に書かなきゃいけないと思っていましたが、今は自分のダメな部分やあまり人には言いたくないこと、恥ずかしい部分や嫌いな部分をさらけだせるようになった気がします。そんな風に変わってから、「すごく共感しました」とか、「この曲で救われました」って言ってくださる方がすごく多くなったので、それまで書いていた飾った言葉では伝えきれないと思いました。
 ありのままの自分でいるようになってからは真意が伝わるようになったし、自分も肩の荷が下りて楽になったので、それまでは無駄に力が入っていたのかもしれません。
 自分らしくいることの大事さに気づけました。
 コンプレックスは自分にしかわかないことだと思うんですが、いっぱいあります。人見知りだし、こだわりが強すぎたりする部分もだめなところだと思っているし、融通が利かなかったり、我が強かったり。
 容姿にもコンプレックスがあったので、今までは超マットで全部を隠すようなすごく濃いメイクをしていたんです。スタイルも自分の好きじゃない部分は全部隠すようなファッションを選んでいました。でも隠していることはやっぱり伝わってしまうし、逆に人間味がないと思われていたので、今はもうあんまり気にしていないです。
 他のだれかを見ていても、素を活かす方がいいなと思えるから、今は自分に正直でいたいです。

 

 

 

●プライベートで好きな過ごし方はありますか?

 よく意外と言われるのですが、ビールが好きです。路地裏にあるような赤ちょうちん系のお店とか、立ち飲み屋さんとか、イスがビールケースだったりとかするような居酒屋がすごく好きで、がんばったときに自分へのご褒美ということで、幼稚園からの親友と集まって飲むのが休日の好きな過ごし方です。食べ物も小さいころから、アン肝とかエイヒレや貝ひもなど、おつまみ系が大好きなんですよ。用意していただくケータリングもどんどんビーフジャーキーや貝ひもばっかりになってきて、うれしいです(笑)。

 

 

●今後の夢・展望を教えてください。

 小さいころからの夢なんですが、いつか武道館でライブをすることをめざしてがんばっています。あとはいくつになっても歌い続けていたいなと思います。歌と一緒に生きて行きたいです。2ndアルバムでも自分の変化をすごく感じているので、これからもきっと変化していくと思いますし、年齢を重ねるごとに考え方も変わっていくと思いますが、その時の自分を音楽で表現できたらいいなと思います。

 

 

●仙台の印象はどうですか?

 イベントやキャンペーン、ライブでよく来ます。私は本当に食べることが大好きなんですが、仙台はとにかく食べ物がおいしいです。さっきも仙台に着いてすぐずんだシェークを買って駅で飲んできました。
 前回のハートクチュールツアーという全国ツアーでも仙台を訪れたのですが、みなさんすごくやさしいのが伝わってきました。仙台の方はほんとうにあったかいというのが第一印象で、すごくやさしいまなざしでいつも見てくださる気がします。今回の全国ツアーは初日が仙台です。初日はアーティスト本人にとってもすごく大事な1日で、何カ月も準備してきたものを初めて見てもらえる瞬間なので、すごくどきどきわくわく楽しみにしています。
 chayをあまり知らない方でも楽めるライブにしたいと思っているので、ちょっとでも気になった方がいたら遊びに来てほしいです。幅広い年齢の方に楽しんでいただけると思います。

 

 

●読者の方にメッセージをお願いします。

 直接歌を届けに来られるようにがんばりたいと思います。毎日いろんなことがありますが、聴くと元気が出たり不思議と嫌なことを忘れられたりするような、みんなにとって魔法のような曲をつくれるようにがんばりますので応援よろしくお願いします。

 

 

●最後に、chayさんにとって“音楽”とは?直筆で書いていただきました。

 私は小さいころから音楽が大好きでした。日々生きていると辛いこと、嫌なこと、面倒なこともあります。でも本当に悲しい時や、もうだめかもと思う時にいつも救ってくれたのが音楽でした。音楽を聴いていると急に心が晴れたり、一瞬で気分ががらっと変わったりすることがあります。音楽は、人の気持ちを変えられたり、癒したり、救ってくれる魔法みたいだと思います。

 

 

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 見た目のかわいらしさにうっとりしてしまいながらも、自分の言葉ではっきりと思いを語ってくださる姿に、格好よさすら感じました。信念が強い分、迷い、ぶつかり、削ぎ落とされ磨かれてきた26歳の輝きがまぶしくて、楽曲や歌声からあれほどまでにエネルギーがもらえる理由がわかりました。甘いだけじゃ毎日はつまらない。あなたの日常にも、chay というキラキラのスパイスはいかが?

 

 

 インタビュー後に山野楽器仙台店前で開催されたストリートライブも大盛況♪
 すてきな歌声をたっぷり聞かせていただきました!

 

 

CD情報

2nd ALBUM『chayTEA』
2017.6.14(wed)Release!!

【初回生産限定盤】WPZL-31310/11(CD+DVD) \3,500(税別)
【通常版】WPCL-12645(CD)\3,000(税別)

〈収録曲〉
M1-恋のはじまりはいつも突然に(NTTドコモdヒッツ CMソング)
M2-真夏の惑星
M3-それでしあわせ(フジテレビ系ドラマ 木曜劇場『早子先生、結婚するって本当ですか?』主題歌)
M4-12月の雨(日本テレビ系水曜ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」オープニングテーマ)
M5-Be OK!      
M6-恋はアバンチュール
M7-運命のアイラブユー
M8-好きで好きで好きすぎて(日本テレビ系『スッキリ!!』2015年10月テーマソング)
M9-Kiss me                      
M10-笑顔のグラデーション(GMOクリック証券競泳日本代表応援CMテーマ曲)
M11-Don't Let Me Down               
M12-You                           
M13-結婚しようよ                          
M14-あなたに恋をしてみました(Wedding ver.)

〈初回限定DVD〉
弾き語りライブ「chay's room」vol3~5からカバー曲を含む厳選したパフォーマンスを収録
M1-True Colors(Cyndi Lauper)
M2-12月の雨(荒井由美)
M3-それでしあわせ
M4-笑えれば(ウルフルズ)
M5-糸(中島みゆき)
M6-Together
M7-好きで好きで好きすぎて

 

ライブ情報

chay Tour 2017 "chayTEA"
8月1日(火)OPEN/START 18:00/18:30 仙台・Rensa

 

chay公式サイトはこちら

 

 

 

あなたの恋の思い出をおしえてください♡

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【応募締切】2017年8月22日(火)
【当選発表】メール送信をもって発表とかえさせていただきます。