2016年、世界の紛争や迫害はとどまることはなく、故郷を追われた人は6,530万人。年末には7,000万人にもなると想定されています。これは、イタリアの人口よりも多い数。
平和な日本で暮らしていると、難民問題は遠い国のことのように感じます。
破壊された家から助けられる子供をニュースでみても、私がどうにかできる問題ではないとも感じます。
日本は、難民の受け入れ基準がとても厳しい国。今は、直接的に支援することはできなくても、 日本から6,530万人の「難民とともに」立ち上がる方法がいくつもありました。
寄付だけが支援ではありません。
知ること、広めること、受け入れること。みんなで一緒に声をあげませんか?
世界中から集められた数々のドラマやドキュメンタリー映画を上映する
『UNHCR難民映画祭』が仙台に。
9月・10月に、仙台・札幌・東京・大阪で、国内外の難民・国内避難民・無国 籍者をテーマにした映像作品を上映します。主催は、UNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会。
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ディーパンの闘い』や、祖国への愛を巡る『シリア、愛の物語』、政略結婚を命じられたアフガン難民の少女がラッパーになる為に奮闘するドキュメンタリー『ソニータ』等、人々のおかれた状況や文脈、恐怖や喪失、希望や成功、絶望や勇気、そして困難を生きぬく力について描かれた作品が上映されます。
仙台会場 開催概要
■ 日時
2016年9月17日(土)・18日(日)
■ 会場
桜井薬局セントラルホール
■ 入場無料
■ お申し込みはこちらから(9月5日申込〆切) ※受付は終了しました
http://unhcr.refugeefilm.org/2016/
編集部が、プレ上映会で観た映画は、「ソニータ」。
タリバンから逃れるためアフガニスタンから難民としてイランへ逃れた少女ソニータ。彼女の将来の夢はラップ・ミュージシャン。祖国に住む親は兄の結婚資金を得る為にと、彼女に政略結婚を命じます。
過酷な状況でもあきらめず立ち向かう少女の強さ、そして、成功を掴んだときの女性の輝きと美しさをみることができました。「ソニータ」は、世界中の映画祭で観客の心を奪った映画です。今回の映画祭で日本初上陸。ぜひご覧ください。
UNHCR駐日代表 ダーク・ヘベカー氏のメッセージ(一部抜粋)
世界の難民は私たちと同じように、平和と幸せを享受する権利を持っています。今年の難民映画祭がそうした世界数千万人の人々とつながる機会を与えてくれる有意義なイベントになることを望んでいます。
サイトから署名をし、「#難民とともに」キャンペーンに参加できます。
署名は9月19日の国連総会に向け、ニューヨークの国連本部に届けられます。このキャンペーンでは、各国政府に以下の点について要望が提出されます。
・すべての難民の子どもたちが教育を受けられること
・すべての難民の家族が身の安全を確保できること
・すべての難民が仕事や新しい技術を学ぶ機会を通して、社会に積極的に貢献できるような環境を整えること
■ サイトから簡単な署名をして参加できます。
http://www.unhcr.org/refugeeday/jp/petition/
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http://tsunago-nanmin.jp/p/